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Op.ローズダスト(下) (単行本)

福井 晴敏 (著)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

二〇〇六年秋、“ネット財閥”アクトグループの役員を狙った連続テロが起こる。実行犯は入江一功をリーダーとする「ローズダスト」を名乗る五人グループ。警視庁の並河警部補は防衛庁情報本部の丹原朋希と捜査にあたるうちに、朋希と一功の間の深い因縁を知る。かつて二人は防衛庁の非公開組織「ダイス」に所属し、従事していた対北朝鮮工作が失敗、二人が思いを寄せていた少女が死んだ。朋希を除く生き残った工作員たちはテロリストとなり、アクトグループ役員となった元上官に復讐しようとしているのだと……。
 互いを理解しながら憎しみあう二人の若者と彼らを取り巻く人間たちの群像劇を通して、壮大なスケールで描くサスペンス・アクション。


内容(「MARC」データベースより)

ひとつの言葉、ひとつの命、ひとつの希望を共有したふたりの少年。宿命に分かたれたふたりの対決が、臨海副都心を灼熱させる-。青春の痛々しさに彩られた壮大なサスペンス・アクション。

登録情報

  • 単行本: 569ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/3/14)
  • ISBN-10: 4163245103
  • ISBN-13: 978-4163245102
  • 発売日: 2006/3/14
  • 商品の寸法: 19.5 x 13.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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29 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 福井作品以上でも以下でもなく, 2006/3/18
ダイスシリーズ最新作であるが、ちょっと型にはまりすぎた感じ。

相変わらず『現状に甘んじるが、いざとなると熱血な中年』『苦悩する指揮官』
『知力と戦闘力が超人並のイケメンエリート工作員』『主人公と似て非なるライバルテロリスト』
『紅一点の武装少女』が登場し、ストーリー・テロの動機・戦闘等演出も、どっかで見たような・・・・?

いや、確かに面白い。組織や政治背景は現実のものをしっかり研究しているようであるし、
アクションシーンの緻密な描写は、そこらの小説よりも頭一つ抜けている(シリーズ全てにおいて)。
情報量は桁外れだ。

だが、なんだろう?
いわゆる“火サス”にありがちな「アレッ?どっかで見た展開だなぁ」というデジャヴを始まりから終わりまで、
ずーーーーーーーーーっと感じた。

そして終盤のローズダストVS自衛隊のドンパチも、手に汗握るを通り過ぎてアニメ的というか
クドイというか・・・・・作者の「ここで盛り上げるぞっ!」の気合いが空回りしている。

設定だけで面白くないというほどのものでもなく、むしろ大作と言ってもいいだろう。
ただ、福井晴敏、そしてダイスシリーズを愛し、読みこなしているからこそ、物足りなさを感じた。
次作があるなら、そろそろキャラパターンを完全に変えて欲しい。
まあ、この『パターン』こそ最大の魅力と言っちゃあそれまでだけど。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 そのワンパターンが好きだ, 2006/5/28
待望の福井晴敏最新作。今までの作品と比べて、とにかく難しかったと思う。説明的な文章や台詞が多く、なかなか先に進まなくなってしまうこともしばしば。亡国のイージスや、終戦のローレライより読みにくいことは確か。しかし、それでも星5つ。難しい内容はさておき、やはり福井晴敏の書く人物は、そんなこと吹き飛ばすくらい魅力がある。そしてとにかく最終章が素晴らしいことこの上なし。一秒も無駄にできない緊迫感、細かすぎる説明文であるにかかわらず、なぜか感じるスピード感、多くの登場人物のあらゆる想いが交錯する臨場感・・・。下巻の後半は目がくぎづけ・・・。これが小説の力か、これが活字の素晴らしさか。ワンパターンという人が多いが、福井晴敏ファンはそのパターンが好きなのではないだろうか。私は紛れもなく福井晴敏のファンであるので、お決まりのパターンに胸が熱くなった。次回作が楽しみだが、何年も先だろうなあ・・・。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 おもしろい!, 2008/5/17
レビューは賛否両論色々ですが、個人的には『亡国のイージス」「戦場のローレライ」同様(むしろそれ以上に)おもしろかったです。
ストーリーが毎回同じようだとか、主人公(傷を持つ若者)+年上の設定が一緒だとか、ガンダムに似てるだとかは作者の確信犯的な作風なのでそう思って読めばあまり気にならなかったです。
(それにしてもラスト近辺は完全にア・バオア・クーでのアムロvsシャアですね。)
むしろ下巻のお台場戦闘シーンの臨場感などは細部まで書き込みながらスピード感もあり、ここまで一気に書ききれる作家は中々いないと思います。
留美vsコブラの戦闘シーンなどは映像が目に浮かぶようで秀逸ですし、TPexとのタイムリミットを巡る攻防戦もサスペンス映画のようで手に汗握る展開です。
硬直した組織上層部が被害を拡大させるなど各種要因の組み合わせも上手いです。
主人公だけでなく敵となる5人のテロリストの個性、特徴もそれぞれよく描かれていて、没個性の悪役になっていないのも物語に奥行きをあたえています。
あくまでエンターテイメント性を忘れずに、現状の世界情勢(9・11後のアメリカ、北朝鮮、中国)を組み込んでいるのもリアルな世界観となっています。
作者の一連の作品(「亡国のイージス」「戦場のローレライ」)を見ると、東京へ向けての海を隔てての脅威が段々と近づいてくる過程となっていました。
今回ついにお台場という東京の水際が戦場となりました。次はいよいよ首都中央が戦場となるのでしょうか?
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5つ星のうち 5.0 やっぱり福井さん最高です。
福井節健在の、ワンパターンだけど、やっぱり泣かせる下巻。
脱出シーン等、脳裏に映像が次から次へと浮かびあがるのは... 続きを読む
投稿日: 2006/4/4 投稿者: ホムクルkana

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