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魔術師 (イリュージョニスト)
 
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魔術師 (イリュージョニスト) (単行本)

by ジェフリー・ディーヴァー (著), 池田 真紀子 (翻訳)
4.1 out of 5 stars  See all reviews (35 customer reviews)
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Product Description

Publishers Weekly

   ジェフリー・ディーヴァーの作品は、四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズだけでなく、単独の『The Blue Nowhere』(邦題『青い虚空』)などでも、ストーリー展開のうまさが光る。まさにプロットの魔術師と呼ぶにふさわしいディーヴァーが、今回ライムのシリーズで、敵役に配したのは、プロのマジシャン。ライムと、彼の助手であり恋人でもある警官のアメリア・サックスも、マジシャンに協力を頼む。

   物語はマンハッタンのアッパーウェストサイドにある音楽学校で、女子学生が殺されたことから始まる。現場を目撃された犯人は、密室からこつぜんと姿を消すが、科学捜査と目撃者からの情報で、マジックの心得がある者に容疑者が絞られる。サックスはマジックに詳しい協力者を探し、カラという芸名の若手マジシャンに協力を依頼する。

   じきに、敵の正体は一流マジシャン「マレリック」と判明。ところが、殺人鬼はさらに凶行を繰り返し、ライムも襲撃されてしまう。敵の目的は究極の復讐らしい。一方で、マンハッタン地方検事の暗殺未遂事件が起こる。検事は容疑者の白人至上主義者を起訴したために、マレリックの企みに巻き込まれ…。

   たゆみなき緊張感と二転三転するプロットは、まさしく名人技。また、巡査部長昇進を目指すサックスの奮闘ぶりや、カラと母親のきずなに触れるくだりなどは、首から下は指1本しか動かないライムの人物描写といっしょに、ストーリーを引き締める隠し味となっている。どんでん返しとマジックが満載。本書はディーヴァーの最高傑作だ。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc. --This text refers to an out of print or unavailable edition of this title.



内容(「BOOK」データベースより)

ニューヨークの名門音楽学校で殺人事件が発生。犯人は人質を取ってリサイタルホールに立てこもる。駆けつけた警官隊が包囲し出入り口を封鎖するなか、ホールの中から銃声が聞こえてきた。ドアを破って踏み込む警官隊。だが、犯人の姿はない。人質もいない。ホールは空っぽだった…。衆人環視のなかで犯人が消えるという怪事件の発生に、科学捜査専門家リンカーン・ライムと鑑識課警官のアメリア・サックスは、犯人はマジックの修業経験があることを察知して、イリュージョニスト見習いの女性に協力を要請する。奇術のタネを見破れば次の殺人を阻止できる。しかし、超一流イリュージョニストの“魔術師”は、早変わり、脱出劇などの手法を駆使して次々と恐ろしい殺人を重ねていく―。

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34 of 39 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 作者の魅力を遺憾なく発揮した好作品, 2005/1/15
By ナツナオ - See all my reviews
(TOP 100 REVIEWER)   
「リンカーンライム・シリーズ」は「ボーンコレクター」以降、全て読んでいるが、やはり他のシリーズものの例に漏れず、一作目をこえるおもしろさは感じることができず、「そろそろ終わりかな?」と思っていた。しかし、その考えは、この作品については通用しなかった。
イリュージョンのテクニックを使い、次々と殺人事件をおこす「魔術師」と犯人の先回りをして犯罪を防ごうとするリンカーン・ライム、この知恵比べによる攻防が、長い作品にもかかわらず、緊迫感を保ち続けながら続く。この知恵比べの他にも、リンカーンが解き明かす「古典的なマジックのトリック」も興味深く読むことができた。
「ノンストップ・サスペンス」と称される作者の魅力を遺憾なく発揮した好作品である。
本作品は、2005年版このミスで2位、2004年文春ベスト10で3位を獲得した。
このミス巻末の解説を、同じく2005年版このミスで1位の法月倫太郎が書いているのも、興味深い。
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36 of 48 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars シリーズ物のマンネリズムもまた楽し!, 2005/1/7
今や「このミス」をはじめ海外ミステリー部門のベストランキングに毎年顔を出す常連作家となっているジェフリー・ディヴァー。四肢麻痺の科学捜査官という驚きのデビューからリンカーン・ライム・シリーズもこれで5作目。
確かに期待度が大きいだけに、イリュージニストを登場させても物足りなさは感じます。余談ですが、ライムとサックスの科学捜査にしても、今やTVで「CSI科学捜査班」を毎週見てるものといたしましては、稚拙に感じられてしまうから困ったもんです。

しかし、今作も上下2段の500ページを一気読みさせてくれるストーリーテラーとしての実力はさすがです。シリーズ物になってくると、ついつい前作を凌ぐ・凌がないになってしまいますが、例え前作を凌いでなくとも、あるいは1作目の驚きやワクワク感が失せようとも、主人公のライムとサックス以外の登場人物にも愛着が湧いてきて、すぐに続きが読みたくなります。

また今作は、恐らく書いてる本人も楽しんで書いてるかな、と思わせるのは、ついつい主人公のライムやサックスよりも、イリュージニストの卵のカーラが登場するときのほうが文章がイキイキしてくるあたりに感じられました。(と、私の勝手な思い込みですが・・・)
翻訳ミステリーの出版点数も多い中で、当然ハズレも多い中で、老若男女を問わず読めるシリーズですし、もしこれから読んでみようかなと思っている方には、やはり1作目から通して読むことをお勧めします。

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17 of 23 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars ボーンコレクターの原点にもどった, 2005/5/2
化学捜査官リンカーンライムの第5作である。
率直にいっておもしろい。2段組の500ページだから、相当な長編だと思うが、それを感じさせないジェットコースターストーリーが展開する。

今回はボーンコレクターの原点にもどって殺人鬼との対決。
その殺人鬼は魔術師である。
彼は、エフェクトとメソッドを巧に使い分ける。
エフェクトは観客の目に映るもの、メソッドはマジシャンがその裏で行なっているもの。
これはストーリー全体に満ちていて、最後までだまされることが展開される。
登場人物の複数のストーリーが複雑に絡み合い、それはミスディレクションによるミスディテクテーションを誘い、次につながっていく。

最後に唐突に犯人が捕まるが、”生首に聞いてみろ”のような強引さはまったくない。

シリーズものとして考えるとアメリアサックスの警官としての成長も見て取れる。
例えば、彼女は言う。

”何より大切なのは、戦うための度胸ではない。戦うべきときと戦わずに流すべきときをわきまえることだ。”

ミステリー好きだったら是非読んで欲しい作品だ。

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Published on 2006/7/19 by Wakaba-Mark

4.0 out of 5 stars これは面白いです。
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Published on 2005/12/9 by 青の荒川

3.0 out of 5 stars 末期
ジェフリー・ディーヴァーはリンカーン・ライムシリーズに完全に行き詰まっているように感じられた。本作に出てくるKaraのキャラクターは、ディーヴァーの初期の作品「... 続きを読む
Published on 2005/7/9 by くに

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