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パーク・ライフ
 
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パーク・ライフ (単行本)

by 吉田 修一 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

他人だから、恋がはじまる。東京のド真ん中「日比谷公園」を舞台に、男と女の“今”をリアルに描いた最高傑作!芥川賞受賞作。


内容(「MARC」データベースより)

停車してしまった日比谷線の中で、間違って話しかけた見知らぬ女性。知り合いのふりをしてくれた彼女は同じ駅で降り…。東京のド真ん中「日比谷公園」を舞台に男と女の「今」をリアルに描く、第127回芥川賞受賞作。

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37 Reviews
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8 of 10 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 不安定と不安を具象で言語化した作品, 2003/8/29
By ドクトルg (新潟県) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 この芥川賞受賞作は、小説として不自然である。視点人物が、いわゆる主人公らしくない。公園で風船を飛ばしているおじさんのほうが、よほど小説の登場人物らしいのである。
 事件もイベントも何も起こらない。ごくあたりまえのシティ・ライフがごく当たり前に流れていくだけだ。読み終わって、ふーん、と思って終わる。
 だが、そこには少し不気味さがある。何でこんな小説なんだ?こんなんでいいのか?
 問いは都市生活者の胸に反転してくる。こんな生活をしていて、いいのか?いいしれない都市生活者の根無し草のような不安が、軽い物語全体に偏在している。
 年配の読書家が「こんな芥川賞は認めない!」と激怒していたので、逆説的に人を突き動かす力のある小説だなあと思った。
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12 of 17 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars やっと現れた安心して任せられる表現者。, 2004/8/8
By ★くん - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
吉田氏、この前の朝日新聞のインタヴューで一つ一つの街を一人一人の人間のパーソナリティーに乗り移らせることで「その街っぽい人」を主要なキャラクターにしていると述べていたが、この作品も例外ではなく、街の意志を継ぐ者がフラフラするお話です。なんか椎名林檎とかもそうだけど、最近この手の東京の情緒に異常な執着心を感じる人って多いのかな、なんて思います。地方者ならまあマズ誰でも一度は感じたことある大都会に対する憧れ、普通そういう想いってのは激しく表現されるのですが、この人の場合は静かな人がそうする姿を一歩下がって背中からモノクロで撮影したようなイメージです。

退屈と感じる人、多いと思います。そしてそれっていうのは間違いじゃないと思いますが、そこから発している強烈なイメージには惹き付けられずにいられません。この作家の表現方法は一見ケタ違いの斬新さがあるように目には映りますが、実はなんてことない誰でもが持ってるが当たり前すぎるが故に一々気にしていない部分の精神描写をタンタンと行っているだけで、その流れ作業のような一定リズムの中に心地良さを見出すことが狙いという、なんともまあ単純なんだか深いんだか、少なくても明らかに狙いは達成してます。

1つ明らかに言えることは、この作家はまだまだ伸びるし、厳しい変動を余儀なくされている現代文学の基礎と成りうるような存在なわけで、それはPOPミュージックに例えるならミスチルなんかに類似点を感じます。村上龍は芥川選考の際、「理由不明の不安感がよく出てる」との賛辞を述べましたが、同感です。一見ポケっとしてるしがないサラリーマンが内に秘める人類に対する不安感が漠然でるが故にピンポイントで描かれていて、それっていうのはもしかしたら芥川龍之介の「ぼんやりとした不安」という遺言にすら通づるのやもしれません。

この作家に対する僕の勝手なイメージ : TMネットワーク+梶井基次郎+フジテレビの連ドラ+東京+武田真治+篠山貴信+初期のヘミングウェイ、とにかくポップとかアンダーグランドとかメジャーとかマイノリティーとかたくみに超越しちゃってます。

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16 of 25 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars これが現代の愛のかたちかも?, 2002/8/31
5回目にして芥川賞を受賞した吉田修一の最高傑作!
何となく曖昧で、確かなものなど何もないように見える現代だけど、この本を読むと明日への希望が湧いてきます。

物語は公園でのやり取りが中心にして繰り広げられるが、ここに登場する人たちは誰もが現代特有の悩みを抱えていて、何となく共感できる。気球を飛ばすことに熱中する老人、体力測定を淡々と行う中年男、バツイチで娘のことだけが生きがいの会社の先輩…。

主人公の彼と名前も知らない彼女のやり取りはどこかじれったいけど、現代の恋愛のひとつの形なのかあって思いました。

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3.0 out of 5 stars パーク・ライフ
文章も好きだし、テーマもなかなか面白いとは思ったが
物語としては不完全というか、どうも物足りなかった。... 続きを読む
Published 4 months ago by xx

4.0 out of 5 stars 面白かったです♪
これと言ったオチがないという点で、
まさに吉田修一らしい作品だと感じました。... 続きを読む
Published on 2006/11/26 by outlet

2.0 out of 5 stars ムズイ・・
人間の中身という意味での臓器がこの物語の根幹を成しているように思えます。提供された臓器はその人ではないという事実により本人に受け入れられる。それ以外の人たちは隠... 続きを読む
Published on 2006/3/5

3.0 out of 5 stars 芥川賞
 日常を描くことに徹した小説。とにかく、何が起こるわけがないというか、何も起こらない話なので、そういうのが嫌いな人には表題作は少しきついかも。
... 続きを読む
Published on 2005/8/29 by するめいか

2.0 out of 5 stars 評価はいまいち・・・
同じ公園に同じ時間に行くと、同じ人に会うということはないだろうか?言葉は交わさなくても、気がつくとその人を見ている。どこでどんな生活をしているのだろう?ここに来... 続きを読む
Published on 2005/5/9 by ゆこりん

5.0 out of 5 stars 芥川賞受賞。。。
日常的というのか非日常的というか(それはないか)なぜこんな、濃い内容でもなく、なにかが起こるわけでもなく、そんな話を本にするのか。。。。とも思いますが、一文一文... 続きを読む
Published on 2005/3/30 by 読書初心者

4.0 out of 5 stars 幅の広さを感じさせる
「パーク・ライフ」「flowers」の二編を収める。... 続きを読む
Published on 2005/1/26 by rei

4.0 out of 5 stars 安心して読める
インパクトのある人物は出てこないし、ストーリーもないに等しいけど、なんでもない普通の日々がとても丁寧に表現されている。言葉にするのが難しい内向きの感覚、感情が上... 続きを読む
Published on 2004/10/18 by yucca

4.0 out of 5 stars 都会の香り
ちょっとだけ都会に住んでいた私にはこの「パーク・ライフ」は、すっと心に馴染んで入り込みました。
都会的な暮らしの出来なかった私は、この登場人物の方々にただ... 続きを読む
Published on 2004/9/3 by バーバーライフ

1.0 out of 5 stars 本当に評価分かれる作品だと思う
今一瞬だけ、瞬間だけが主人公にとって重要で
未来への展望や夢に興味が無い
彼女との関係は本音を語らない関係なのも
将来が二人にとって意味がない... 続きを読む
Published on 2004/8/7 by naonao-703

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