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三島由紀夫―剣と寒紅
 
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三島由紀夫―剣と寒紅 (単行本)

by 福島 次郎 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

四半世紀を経て綴られる作家の実像。身に潜む「同性愛」の芽を感じてきた著者が、不世出の作家との「秘かな交際」を明かす衝撃の文学。


内容(「MARC」データベースより)

三島の自決以来28年。身に潜む「同性愛」の芽を感じてきた著者が胸中に秘し隠してきた三島由紀夫とのひそかな交際のすべてを、今明かす。三島文学とその人間像に迫る衝撃の書。

Product Details

  • 単行本: 282 pages
  • Publisher: 文藝春秋 (1998/03)
  • ISBN-10: 4163176306
  • ISBN-13: 978-4163176307
  • Release Date: 1998/03
  • Average Customer Review: 3.9 out of 5 stars  See all reviews (10 customer reviews)
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18 of 19 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 繊細で強靭な三島の魂の実態,, 2005/3/11
By A Customer
三島は真っ当な人生を雄々しく生きたように思われている。根っから勤勉な三島の精神は華々しい作品を生み出し眩しいばかり。その功績が遺族にとって大事であり本質の人間臭を露にしたこの本を憎み発禁したと思うが、三島ファンにとってこの本は確かな生の彼の本質である。この本があったからこそ作品の生まれた経緯、思いが全て疑問符からイコールになり、かなりすっきりし三島を更に尊ぶことができた。三島の作品は生の感情錯誤の塊。痛いほどの繊細さ、けなげな危なさそれを強靭な精神力で超えようともがき痛々しいのだが突如、エネルギッシュな潔さにハッとさせられる。愛情でなく師弟愛だけで無理に応えようとしたこの作家にとって三島は尊敬する師以外の何者でもなかったことが三島にとっても著者にとっても悲劇であった。三島の凄さは男性以上に男性であろうとした部分、女性以上に繊細でもろかった部分が背中合わせの美だ。作家を超え彼自身が芸術であった。彼という人がローマの落日のように激しく散り横たわったことは彼自信が芸術作品であったからなのだとこの本で深く理解した。賛否両論や発禁の中、著者の師を思いながらも影となり引け目を感じる姿は哀しい。師のすべてが自分の一生の宝であり、師の生きた生の真実を書き留めておきたかったのだ。三島自信もこの著者の自分と似た繊細さに癒され彼をそばに置いたのだと思う。著者の無骨な素朴さも心打つものがあった
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8 of 8 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 事実の記だ, 2007/8/22
By ぴゆまま - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
発禁となるほどの内容という点に興味をそそられ、読んだ。ミーハー的な気持ちから購入したと言える。しかし、読み進めるにつれ、あの完璧さばかりが前面に押し出されていた三島という人物の“人間らしさ”を知ることができ、最終的にはその点で三島という人を考えさせられる良いきっかけになったのも事実だ。
この作品は「文学」と位置づけられているが、文章から、福島氏の“創作(=小説)”とは到底思えないものが滲み出ている。ほぼ事実の記だと言っていいと思う。暴露、である。そのような言葉を遣うといかにも嫌悪されべき響きがあるが、私はそうは思わない。たとえその内容が福島氏ひとりの考えに基づくものだったとしても、死後なお莫大な影響力を持ち、語られ続ける三島由紀夫という人間に関して、赤裸々に自身の胸の内を書く(=リスキーな事実を明かす)ことはむしろ三島の世界を知ることに大きく貢献するのではないか、とも思える。
福島氏は三島の、自分を過大に見せたがる部分、そして三島が世間には秘めておきたがった自身の弱さを、性的な関わりを持つことによって知ったのである。三島の作品に見られるナルシシズムを理解するには、この本に書かれてある福島氏との関わり方をまず押さえておくべきだろう。
堅固でストイックな生き方をした一方で、人一倍の人間臭さを制御することができなかった人、それが三島由紀夫なのだと思う。
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18 of 20 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 三島由紀夫を明かす貴重な書&ゲイの独白, 2004/9/28
By シンプリーライフ (京都府京都市) - See all my reviews
人づてに三島由紀夫のキャラクターについて聞いたことはあったものの、深い交際をしたことのある著者が語る三島由紀夫は、目の前に実像が立ち上がってくるようであり、実に生々しい。

もともと三島由紀夫という人間にとても興味があったので、その欲求にジャストに応えてくれる書となった。

著者である福島次郎は、小説とは名ばかりの暴露本を書いているのだから、あまり品が良いとはいえない。ただ、彼が書かなかったら、三島由紀夫についてのある側面については謎のままになっていたので、どう評価すればいいものか。この本を読んだ人は、そんな感想を抱くことになるのではないか。

僕は、とにもかくにも非常に興味深く読み終えたのでした。

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Published 11 months ago by 判内

2.0 out of 5 stars なんだかちょっと・・・
三島由紀夫作品が好きなので、こちらも興味をそそられて購入しました。
ただ、ちょっと筆者の主観的な妄想のような回想が入り過ぎていて... 続きを読む
Published 19 months ago by joshi

5.0 out of 5 stars 三島ファンには読んでいただきたい。
... 続きを読む
Published on 2006/10/9 by 熊猫

4.0 out of 5 stars 今、手に入れなきゃこの値段じゃもう買えないっ。
9万部は刷られているとはいえ、発禁になっているわけだから
希少価値がある。三島に興味ある人はぜひお買いになられると... 続きを読む
Published on 2006/2/21 by 糞まみれ

2.0 out of 5 stars 禁色のウラ話?
どこまでがフィクションで、どこがノンフィクションかはわかりませんが、三島フリークの私にとってはショックな内容でした。... 続きを読む
Published on 2004/8/24 by jasmin☆

3.0 out of 5 stars 小説では・・・。
この作品は、一応小説の形式を取っているようですが、小説ではないです。ただ単に、三島由紀夫との関係を綴ったもの。ある意味暴露本です。その上では一人の同性愛者のフィ... 続きを読む
Published on 2004/6/17

3.0 out of 5 stars ('Д`;)研究以外では読むモノではナイですが…。
三島由紀夫氏同性愛者説の研究をしておられる方には
かなり参考になる一冊だとは思いますが…、
アンチ同性愛者説の人は読まないことをオススメします;続きを読む
Published on 2003/9/18 by ろくすけ。

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