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軌道離脱 (ハヤカワ文庫NV)
 
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軌道離脱 (ハヤカワ文庫NV) (文庫)

ジョン・J. ナンス (著), John J. Nance (原著), 菊地 よしみ (翻訳)
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

長年の夢が叶い、平凡な会社員キップ・ドーソンは宇宙旅行に出発した。だが、宇宙船が軌道に乗ってまもなく事故が発生、パイロットが死亡し、通信も断絶した。ただ一人生き残った彼は、地球に還るためにあらゆる方法を試みる一方、パソコンに自らの回想録を書き始める。が、それが知らぬ間に地球に届き、全世界が注目することに。世界各国が救出活動を始める中、孤独な闘いを続ける彼の運命は?感動の冒険サスペンス。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ナンス,ジョン・J.
テキサス州生まれ。空軍のパイロットとしてヴェトナム戦争に従軍、湾岸戦争でもC‐141輸送機を操縦した。旅客機の機長も長年務めている。弁護士の資格を持ち、航空安全問題の専門家として新聞、ラジオ、テレビに頻繁に登場している。1990年に航空機事故調査をテーマにした『ファイナル・アプローチ』で小説家としてデビュー、以後『スコーピオン1の急襲』など、迫力に満ちた航空サスペンス小説を続々と送り出している。航空業界の問題点を描いたノンフィクションも著している

菊地 よしみ
1951年生、東京大学文学部仏文科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 2.0 文章が酷すぎる, 2007/3/3
航空パニック小説の第一人者、ナンスの久々の邦訳。
ファンとして喜んで飛びついたのだが、読み始めてびっくり。

文章が酷い。ネットの自動翻訳みたいで、日本語になっていない。

翻訳家が変わったのが悪かったのか? 
著者は元々無駄に修飾が多くてセンテンスが長く、翻訳しづらい文章を書いているようなのだが、それにしても今まではこれほど日本語離れした文ではなかったのだが。

あまりに汚い文章を読むのが苦痛で、何度も本を置こうと思ったが、ファンなので頑張って読んだ。

物語自体はなかなか面白かった。
いつものナンスのような無茶な航空アクションを期待されると肩すかしを食うだろうが。

しかし、日本語の出版物としては落第。

文章は著者の悪文の所為だとしても、レギュラー・キャラとそっくりな名前のキャラがいても(正直、同じ人物だと思う)後書きではまるで触れられず、5年も邦訳の絶えていた著者の近況にも触れずと、翻訳家はもうちょっと読者を思いやっていただきたいのだが。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 最高傑作!, 2007/3/12
近来稀に見る最高傑作です。一見すると映画「宇宙からの脱出」の現代版の焼き直しのように思えます。確かに、その面でのハラハラドキドキも第一級品なのですが、それ以上に人間ドラマとして、人生を見つめ直す感動作として一級品のエンターテイメント・ドラマに仕上がっているのが素晴らしかったです。ラスト1行の爽やかさは、映画「ライト・スタッフ」の爽快感に相通じるものがありました。物語的には、前半とラストあたりのサスペンスドラマとしての見事さもさることながら、中盤の「とある設定」から、全世界を巻き込んだ感動の渦へと展開していくあたりが、映画「ペイ・フォワード」よりも何倍も感動させてくれる展開となっていて素晴らしかったです。僕は「ペイ・フォワード」はハマりませんでしたので、こちらの方が同じ理念としては、より健全な精神を感じました。エンターテイメントで人生を見つめ直すほどハマらせてくれたのは初めてだと思います。サスペンスやSFだと思い込まずに、万人に読んでいただきたい感動作です。
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 高軌道ひとりぼっち, 2007/6/14
これは、SFじゃないなぁ。
一般小説です。一般小説で、軌道からの離脱がテーマになるわけで、SFの居場所がなくなるわけです。
冒頭、ちょっと複雑な家庭環境や、人間関係の説明があるのですが、正直最後まで活かせていません。もっとシンプルな話にしても良かったのでは、ないかと思います。
軌道からの脱出がテーマなのですから、いろいろな手段で救出するってことがストーリーの中心か、と期待したのですが、その部分は、特にひねりもありません。
ただ軌道上から、Wordに書き込んだテキストが、本人が気が付かないうちに、インターネット上で公開されている。って、こっぱずかしい状態がストーリーの中心なのです。いや、もし自分がこの主人公だったら即死です。
さて、この作家。航空機系の作品が中心のようです。
そのため、高軌道上からの衛星の迎撃や、大気圏突入時の描写は、秀逸です。
次回は、是非航空機ものを読んでみたいです。
あ、この小説もなんだかんだ言いながら面白かったです。
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