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自殺艦隊―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈321〉 (ハヤカワ文庫SF)
  

自殺艦隊―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈321〉 (ハヤカワ文庫SF) (文庫)

H.G. エーヴェルス (著), H.G. フランシス (著), H.G. Ewers (原著), H.G. Francis (原著), 五十嵐 洋 (翻訳)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ローダンは、ナウパウム銀河の新レイチャであるヘルタモシュとともに、カトロン銀河に百隻あまりの艦隊で遠征していた。惑星ペノロクの化石脳によれば、ナウパウム銀河のユーロクを滅ぼす“バイオ感染”計画があるという。その真相を探ろうというのだ。だが、サイナック・ハンターのトリトレーアのもたらした情報により、重星系ノルテマ=テインの第五惑星プリムトに向かったローダンたちを恐るべき罠が待ち受けていた。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

五十嵐 洋
1957年生、1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、翻訳家、「ペリー・ローダン」シリーズ統括。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 ユーロクを滅ぼすバイオ感染計画の真相を探れ!快調ローダン・シリーズ第321巻。, 2009/1/9
By 夢追人009 (奈良県) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
友ヘルタモシュと共に艦隊を引き連れカトロン銀河に遠征した大執政官の苦難に満ちた活躍を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第321巻。本巻の執筆者は、中堅の旗手エーヴェルスと期待の新鋭フランシスです。ローダンはカトロン銀河で惑星ペノロクの化石脳から得た情報、ユーロクを滅ぼすバイオ感染計画の真相を探ろうと動き始める。
『幽霊ごっこ』H.G.エーヴェルス著:ローダンはサイナック・ハンターでユーロクの生き残りトリトレーアからの情報により、重星系ノルテマ=テインの第五惑星プリムトに向かう。本編では百万年前にユーロク種族と交戦状態にあった種族ペルトゥスにより生み出されたロボット脳が、主人が絶滅し異人種が訪ねて来る想定外の事態にどう対処するのか、という不気味な予感を孕んだプロローグが先行きの展開に期待を抱かせてくれます。『自殺艦隊』H.G.フランシス著:惑星プリムトで得られた衝撃的な事実とは、種族ペルトゥスが十万年前に恐るべきバイオ感染プログラムを発動させた結果、ナウパウム銀河種族の生殖本能が暴走化し人口爆発を呼んだという戦慄のシナリオだった。その事実を知った異銀河の支配者ヘルタモシュは絶望し、遠征艦隊の全員一致で集団自殺の道を選ぶ。本編ではローダンが固い意志の自殺志願者達を翻意させようと方策を求めて苦悩しつつ奔走する姿に胸を打たれます。トカゲ種族のガイト・コールとアッカローリーのゼノにローダンを加えたトリオが、なりふり構わず必死で危険なギリギリの選択に賭ける大勝負がスリリングで圧巻です。
本巻の翻訳者、五十嵐洋氏のあとがきは複雑な銀河のチェス・サイクルに於けるコル・ミモの位置づけについて徹底的な論理分析を加えて考察されています。本書後半はタイムリミット・サスペンスを読む興奮で手に汗握る久々の大傑作ですので、新鋭フランシスを天晴れ!と褒めてあげたいです。
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