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幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))
 
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幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341)) (文庫)

アーサー・C・クラーク (著), 福島 正実 (翻訳)
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Book Description

The Overlords appeared suddenly over every city--intellectually, technologically, and militarily superior to humankind. Benevolent, they made few demands: unify earth, eliminate poverty, and end war. With little rebellion, humankind agreed, and a golden age began.

But at what cost? With the advent of peace, man ceases to strive for creative greatness, and a malaise settles over the human race. To those who resist, it becomes evident that the Overlords have an agenda of their own. As civilization approaches the crossroads, will the Overlords spell the end for humankind . . . or the beginning?

--このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。


From the Publisher

CHILDHOOD'S END and 3001: FINAL ODYSSEY
A couple of years ago, at the national television syndication convention, I was chatting with Stan Lee (of Marvel Comics). He was asking me what was up at Del Rey, and I mentioned 3001: FINAL ODYSSEY, as well as the new mass market edition we'd just done of CHILDHOOD'S END. Stan stated enthusiastically that, if there was one thing he most wanted to do in this world, it was make a movie of CHILDHOOD'S END, one of his favorite novels. He apparently loves Clarke's work.

So when I got back to the office, I dropped a copy of the two books into the mail. About a week later I was listening to my lunchtime voice mail messages, and there were Stan's unmistakeable tones, sincerely thanking me for the books. This guy deals with the James Cameron's of the world, yet a gift of Arthur C. Clarke causes him to make the time to express his gratitude.

--Steve Saffel, Senior Editor
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。


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29 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 今なお色あせない, 2004/9/8
人類が宇宙へ進出しようとした時、地球外知的生命体“オーバーロード”の宇宙船が空に現れる。
以後圧倒的な知力と科学力を持つ“オーバーロード”に導かれ、人類は戦争も飢餓もない黄金期を迎えるが……

発表から50年を過ぎた現在でさえ色あせない素晴らしいSF作品です。

まず、前半では異星人“オーバーロード”たちは姿を見せないまま人間達の文明を導いてゆきます。
彼らはどんな姿をしているのだろう?人型?それともグロテスクな怪物?また彼らの目的は?
読者は登場人物たちと一緒にドキドキしながら、彼らの正体をあれこれ想像しながら読み進めることでしょう。

そして後半、“オーバーロード”が姿を表し、さらにその真の目的が明らかになり、読者は「幼年期の終り」というタイトルの意味を知る事となります。

まるで精緻なからくり人形のように読者に知的興奮を与えてくれる作品。オススメです!

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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 おもしろくてdisturbing, 2004/9/27
このレビューの引用元: Childhood's End (マスマーケット)
決して楽観的に書かれているわけでもなく、少しグロテスクなところもありますが、彼の描く人類の新しい進化の可能性は、魂が、宇宙向こうまで膨張するような、果てへの焦燥を感じさせます。私たちはこんなちっぽけな世界からさえまだ離れられないなんて…。クリスチャンで、SF好きだというアメリカ人の友人の一人が、この本を「おもしろいんだけど、”most disturbing and depressing” 」といって貸してくれました。いくらフィクションといえども、こういった人類の存在の根底を問うような内容の本は、おもしろくも揺さぶられる怖さがあるのでしょう。
物語の中盤で明らかになる宇宙人の正体についてや、その他にも多少、時代の古っぽさを感じさせるエピソードなどがありますが、それはそれで興味深く、英語も平易で十分楽しめました。この本と似たようなコンセプトはその後の「2001年 宇宙の旅」や「2010年」などのシリーズでも描かれていきます。前後にこれらの本も読むとなお、おもしろいと思います。
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20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 SF哲学書, 2006/9/20
By 名探偵キボン - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
究極の生物とは何か?人類の生存意義とは何か?人類にとって宇宙とは何か?
という人類永遠のテーマに、アーサー・C・クラークが独自の解釈で答えを出したような作品。
「2001年宇宙の旅」の概念をもっと宗教的・哲学的にしたような内容。

大国間の宇宙開発競争真っ只中に宇宙から突然現れ、世界を平和に支配を始めた超生物異性人「オーバーロード(上主)」。
戦争も飢餓も貧困も一掃され、一世紀の間人類は平和を謳歌していたが、「オーバーロード(上主)」の真の目的は、自分達より上の存在「オーバーマインド(主上心)」の意思を受け、人類を更に進化させる為の手助けをする事。
そして、更なる進化に目覚めた人間の子供達の変貌、地球の運命は・・・

わくわくどきどきする物語である。
ここでいう「オーバーマインド(主上心)」は「宇宙意思」または「神」と置き換えてもいい。
そして、「オーバーロード(上主)」の正体と悲しすぎる運命とは・・・

50年ほど前に発表された作品で、随所に古臭さはあるものの、物語を貫くテーマは今の視点で読んでも感動する。

一読をお勧めしたい。
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