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狂人の部屋 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1801 ツイスト博士シリーズ)
 
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狂人の部屋 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1801 ツイスト博士シリーズ) (新書)

by ポール・アルテ (著), 平岡 敦 (翻訳)
3.5 out of 5 stars  See all reviews (4 customer reviews)
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Product Description

内容紹介

【本格ミステリベストテン 2007年度第1位】ハットン荘のその部屋には、忌まわしい過去があった。百年ほど前、部屋に引きこもっていた文学青年が怪死したのだ。死因はまったくの不明。奇怪なことに、部屋の絨毯は水でぐっしょりと濡れていた……以来、あかずの間となっていた部屋を現在の当主ハリスが開いた途端に、怪事が屋敷に襲いかかった。ハリスが不可解な状況のもとで部屋の窓から墜落死し、その直後に部屋の中を見た彼の妻が卒倒したのだ。しかも、部屋の絨毯は百年前と同じように濡れていた。はたして部屋で何が起きたのか? さすがのツイスト博士も困惑する、奇々怪々の難事件


内容(「BOOK」データベースより)

ハットン荘のその部屋には、忌まわしい過去があった。百年ほど前、部屋に引きこもっていた文学青年が怪死したのだ。死因はまったくの不明。奇怪なことに、部屋の絨毯は水でぐっしょりと濡れていた…以来、あかずの間となっていた部屋を現在の当主ハリスが開いた途端に、怪事が屋敷に襲いかかった。ハリスが不可解な状況のもとで部屋の窓から墜落死し、その直後に部屋の中を見た彼の妻が卒倒したのだ。しかも、部屋の絨毯は百年前と同じように濡れていた。はたして部屋で何が起きたのか?さすがのツイスト博士も困惑する、奇々怪々の難事件。

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5.0 out of 5 stars 今迄のアルテの邦訳済み作品としては、最高傑作!, 2007/7/31
 「フランスのディクスン・カー」と呼ばれ、日本に紹介されてからもう5年程経つ、ポール・アルテ。毎年、夏頃に1冊ずつ邦訳されてきた。
 このレビューを書いている現時点(2007年現在)において、既に邦訳済みの彼の作品の中では、これが最高傑作だろう・・・。

 アルテは、不可能犯罪やオカルト趣味的なトリックを多用したカーの作品を、まさに今の時代に蘇らせた人であるが(但し、物語の時代設定は本格派推理小説の黄金時代たる1930年代頃)、今迄に訳された作品を読んだ限りでは、確かに面白いし、この手の作品を書こうという意気込みは大いに買いながらも、どうも筆力やトリックの斬新さなど様々な意味で、いまいちカーには及ばない作家だなと思っていた・・・。

 しかしこの作品は、カーの平均的な作品と比べてもあまり引けを取らないレベルである上に、カーの多くの作品に見られる無理があり過ぎる設定や、読者がまず分からない様なややアンフェアなトリックはなく、むしろカーの作品に比べ、ある意味では「正統派」であり、多くの方にとって満足のいくものとなるでしょう。

 ちなみにこの作品、「不可能犯罪」と言うよりは「オカルト趣味」の作品である。今迄読んだ限りでは、アルテは不可能犯罪よりもオカルト趣味の作品の方が良いものが書けるのかもしれません・・・。
 ちなみに、最後の訳者による解説によると、実際にこの作品は「アルテの最高傑作」と呼ばれているらしいです。

 さて、唯一の難点を挙げるなら、文学的な意味での筆力でしょうね。べつにに悪くはないのですが、例えば、せっかく黄金時代である1930年代を舞台にしているのですから、そういう時代背景をもう少し感じさせる様に書いて頂けたら良いのですが・・・。とは言いましても、これは時代考証がオカシイとか、べつにそういう意味ではありませんよ。むしろあくまで、描写の問題ですかね・・・。
 しかしまぁ、この手の作品では現在における最高峰の大家ということで、細かいことは抜きに楽しみましょう!!
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2 of 2 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 端正な一品, 2008/1/29
非常にクラシカルな作品である。
舞台は「黄金の」1930年代。個性豊かな「中の上」一族の日常生活は、「昔はこうだったのか」と思わせ、興味深い。
恋ありサスペンスありオカルト風味ありと飽きさせない。しかしエグい描写はない。
トリックにも無理はなく、破たんなく最後まで読者を引っ張っていく。正統派の名作だと思う。
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1 of 2 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 今までの作品の中で, 2008/2/25
これまでに 赤い霧 第四の扉 赤髯王の呪い 死が招く カーテンの陰の死 を読んできましたが今回の作品はつまらなかったです。途中までは良かった、しかしミステリー・Loveストーリー。。。沢山入れすぎて内容が(軽すぎ?)です。
結婚してしまった女を忘れられず追いかけて2人で逢い(不倫)
謎を解くには必ずと言っていい程に遺産相続が動機の一つになるけれど。やはり書かれていました。そのわりには、最後の解決・・・の後、結局、一番、得したのは誰?
怪奇ストーリーも良いけれど今回は、良くない。もうヒトヒネリ、いえフタヒネリ欲しい作品だと思いました。

この人、犯人探しと言いつつも犯人がこの人物であったからこそ一生懸命になったのでは?
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