出版社/著者からの内容紹介
Google, mixi, FACEBOOK, twitterなど華々しく話題をさらっていくネット空間の新プ
ラットフォームの影で、ネット社会の郊外=サイバービアへの集団大移動が始まってい
ます。そこは物語もなければ始まりや終わりもない場所で(非線形性)、つねに様々な
できごとが同時進行で起こっており(多重性)、正のフィードバックによって偏った一
部のコンテンツだけがますます注目を集めることになり、マイミクやフォロワーといっ
たそこで暮らす人びと同士の《弱い紐帯》は、ネットワークそのものに利用され、そ
の力にすっかり凌駕されています(ネットワーク効果)。
なぜ電脳郊外への移住が始まったのでしょう? ── その答えはまさにサイバービアの
成立過程【サイバネティックス→サイバースペース→サイバービア】の中にあります。
無限に続く情報ループに身を投じ、あらゆる情報に反応してそのフィードバックに身
を委ねるサイバネティクスの設計思想は、第二次世界大戦から60年あまりの時を経て、
Web2.0時代のわたしたちを規定しています。本書はこのサイバービアの実体に迫った
一冊です。
内容(「BOOK」データベースより)
第二次世界大戦を機に誕生したサイバネティックスから八〇年代のサイバースペース、そして二〇〇〇年代のサイバービアへと、無限の情報ループのその先へと読者を誘う問題作。