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ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く
 
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ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く (単行本)

リサ ランドール (著), Lisa Randall (原著), 向山 信治 (翻訳), 塩原 通緒 (翻訳)
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (30件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,045 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

物理学界がいま最も注目する5次元宇宙理論とは? すぐそこに存
在するという第5の次元はなぜ目に見えないのか? そもそもそれは存在するの
か?----現代物理学の歩みから最新理論までを数式を一切使わずわかりやすく解
説したベストセラー。

内容(「BOOK」データベースより)

宇宙は、私たちが実感できる3次元+時間という構成ではないらしい。そこには、もうひとつの見えない次元があるというのだ。もし、もうひとつの次元が存在するのなら、なぜ私たちには見えないのか?それは、私たちの世界にどう影響しているのか?どうしたらその存在を証明できるのか?現代物理学の歩みから最新理論まで、数式を一切使わずわかりやすく解説しながら、見えない5番めの次元の驚異的な世界に私たちを導いていく。英米の大学でテキストとして使われている話題の著書Warped Passagesの邦訳。

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5つ星のうち 4.0 実験により、余剰次元の発見可能性のあるモデル理論かもしれない!, 2007/9/27
By Dr.Shigeharu Mutoh - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
この本をお読みの前にブライアン・グリーン「エレガントな宇宙」を読んだ方は、早く、4部に読み進みたいと思われたかもしれない。何故ならブレーン、ブレーンワールドの解説が専門家から割りと詳しく述べられた初めての翻訳書と思われるからである。これは、著者の話を理解するには、不可欠である。著者の本書の意図は5部以降である。この分野に詳しい人はそれだけでも著者のこの本の目的がお解りに為るだろう。通常の超弦理論では余剰次元はカラビーヤウ空間にコンパクト化されて、われ等の手段ではそれを実験等で確認は不可能であったが、著者たちは通常の道を採らず、ブレーンの存在をメインに考察する事により、直接超弦理論に挑まずに、いくつかのタイプの歪曲した5次元モデルを提唱し、スイスCERNに建設中の大型ハドロン加速器(LHC)の完成稼動により、余剰次元が存在した場合の素粒子反応などについて詳細に述べている。それを理解させるために、長たらしい3部を初心者向きに述べてある。最後の6部の結びの考察ページ数の制限かどうかは、解からぬが雑である。物理学は論文は数学だらけだが、数学ではない。自然科学である。超弦理論にまで行かなくとも、物理学者は、昔から抽象的多次元空間には慣れている。実際に、実験により、余剰次元の存在を示唆する結果が出たら、ランドール達は更に新しい宇宙観を我々に与えるのだ。その意味するところは非常に大きい。しかし、本の最後の6部結びの考察で述べている様に未解決な問題は多い。この点に関しては、 LEE SMOLINの著作物は未翻訳のものを含めて、この本の理解深めてくれます。著者のモデルは超弦理論のブレーンと標準理論における新粒子の発見可能性などの良い所取りのハイブリッド理論であり、基本的には超弦理論の亜種に属し、あまり整美な理論とは個人的には思いません。良い結果が出ても、前述した LEE SMOLIN等の指摘した難問題が待っています。これは、ランドール達の仕事を興味ある素晴しきモデルであり、それが、確かめられても、統一理論への道は未だ遠いのです。彼女の理論は背景依存です。一般相対性理論は背景独立です。時間も空間もプランク尺度で連続ではない事は20世紀末には、超弦理論でも、ループ量子重力理論でも、それらとは他の道を行くペンローズ達にも理論的に議論されてます。しかし、ランドールの論文は、実際に近い将来に加速器で余剰次元の存在確認できる事を示唆した重要さで、誰もが認めるべきでしょう!しかし、本音を言えば、各章の序文でこの本の程度が知れた、これ以上は・・・。
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119 人中、104人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 とても判りやすくかつ深い、最新理論の解説書, 2007/8/18
この本の趣旨は著者の自論である余剰次元に関する理論の解説なのですが、そこに至るまでの現代理論の解説がすばらしい。
私は物理畑出身なので、相対論、標準理論、大統一理論、超対称性理論、超ひも理論などは、いままでいろいろな本を読んで一応「雰囲気」くらい知ってはいましたが、この本では、 *** 数式を1行も使わずに *** 、各理論の概要、歴史とお互いの関係(何の問題を解決するためにどの理論が生まれてきたか等)や今抱えている問題点、今後の実験で明らかになるであろう予測などが詳細に、かつ丁寧に書き込まれています。へたな科学解説書を何10冊読むよりも、これ一冊読んだほうがよぽどよかったと思います。理論物理の最前線で、今学者が何を悩んでいるかを詳細に知ることができました。

あえて難点をいえば、最後の自論の余剰次元の解説に入ると、さすがに熱が入りすぎているせいか、17章以降は話が複雑すぎて徐々にわけが判らなくなりました。しかし、16章までは間違いなく一級品の科学解説書だと思います。

今の理論物理の最前線の状況に興味のある方に強くお勧めします。
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49 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 宇宙物理学の歴史と最新理論がたのしめる, 2007/11/4
 この宇宙にはもうひとつの次元「余剰次元」があるという、最新の理論物理学を紹介するのが本書。とはいえ、前半の大半はニュートン力学などの古典物理学から相対性理論、素粒子物理学、そしてひも理論にいたる現在までの一連の理論物理学、実験物理学の発展と軌跡の紹介に費やしているのだが、これがめっぽう解りやすく、面白い。物理学の歴史がひととおりおさらいできる仕組みになっているのだ。これだけでも本書を読む価値があるというもの。そのあと後半で著者の研究テーマ、余剰次元の話しへと移る。古典物理学と最新の余剰次元理論をどう整合性をつけるか、内容は興味深い。
 「数式を一切用いない」という宣言どおり、出てくる数式は、かの「E=mc2」のみ。
 宇宙論に興味のある方ならまさに1冊で2度おいしい本。損はしない。
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