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SFやファンタジーのように楽しく読める科学の本が出た。本書はノルウェーの科学ジャーナリストであり作家でもある著者による未来予測の書である。本書が扱うテーマは環境問題、エネルギー危機、人口爆発といった深刻な問題から、宇宙旅行や不老不死の可能性といった明るく希望に満ちた話題までさまざまだ。これらは我々が生きているうちに体験できるようなごく近い将来の話ではなく、何百年後の未来のことだ。
著者は現在我々が享受している科学の力について、例を挙げながら易しく解説するとともに、科学の発展の可能性と、それによって未来の地球に何が起こるのかを具体的にイメージさせてくれる。そして、よりよい未来をつくるために今の我々に何ができるのかを考えさせてくれる。
本書が優れているのは、一見難しそうに見える科学の話を、科学嫌いの人でも楽しく読める物語にしている点だ。未来を担う子どもたちはもちろん、大人にもぜひとも読んでほしい。科学と未来を身近に感じ、自分の生活を見つめ直すきっかけを与えてくれる、楽しくてためになる1冊だ。(いわむらちえこ)
出版社/著者からの内容紹介
ぼくたちを待ち受けているのは、人口爆発、環境汚染、エネルギー危機に食料不足という悲惨な未来だろうか? それとも環境が保護され、地球以外にも居住地域が拡大し、延命薬が開発された、より豊かな明るい未来だろうか? ミクロの科学技術から宇宙開発まで、現代の最先端科学を良心的に発展させることの大切さをわかりやすく、楽しく語りかける本。