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未来のたね ― これからの科学、これからの人間
 
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未来のたね ― これからの科学、これからの人間 (単行本)

by アイリック ニュート (原著), 猪苗代 英徳 (翻訳), Eirik Newth (著)
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世界のたね―真理を追いもとめる科学の物語

世界のたね―真理を追いもとめる科学の物語

by アイリック ニュート
4.5 out of 5 stars (6)  ¥ 2,100
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Product Description

Amazon.co.jp

   SFやファンタジーのように楽しく読める科学の本が出た。本書はノルウェーの科学ジャーナリストであり作家でもある著者による未来予測の書である。本書が扱うテーマは環境問題、エネルギー危機、人口爆発といった深刻な問題から、宇宙旅行や不老不死の可能性といった明るく希望に満ちた話題までさまざまだ。これらは我々が生きているうちに体験できるようなごく近い将来の話ではなく、何百年後の未来のことだ。

   著者は現在我々が享受している科学の力について、例を挙げながら易しく解説するとともに、科学の発展の可能性と、それによって未来の地球に何が起こるのかを具体的にイメージさせてくれる。そして、よりよい未来をつくるために今の我々に何ができるのかを考えさせてくれる。

   本書が優れているのは、一見難しそうに見える科学の話を、科学嫌いの人でも楽しく読める物語にしている点だ。未来を担う子どもたちはもちろん、大人にもぜひとも読んでほしい。科学と未来を身近に感じ、自分の生活を見つめ直すきっかけを与えてくれる、楽しくてためになる1冊だ。(いわむらちえこ)



出版社/著者からの内容紹介

ぼくたちを待ち受けているのは、人口爆発、環境汚染、エネルギー危機に食料不足という悲惨な未来だろうか? それとも環境が保護され、地球以外にも居住地域が拡大し、延命薬が開発された、より豊かな明るい未来だろうか? ミクロの科学技術から宇宙開発まで、現代の最先端科学を良心的に発展させることの大切さをわかりやすく、楽しく語りかける本。

Product Details

  • 単行本: 358 pages
  • Publisher: 日本放送出版協会 (2001/6/23)
  • ISBN-10: 414080615X
  • ISBN-13: 978-4140806159
  • Release Date: 2001/6/23
  • Product Dimensions: 8.4 x 5.8 x 1 inches
  • Average Customer Review: 4.7 out of 5 stars  See all reviews (3 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #189,719 in 本 (See Bestsellers in 本)

    Category Ranking:

    #736 in   > 科学・テクノロジー > 科学読み物
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4 of 4 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 小・中学生に読んでほしい科学的未来予測, 2004/4/24
By jinchoku (つくば市) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 本書は科学技術と私たちの日常生活、未来との間にある結び付きを絶妙のバランス感覚で描いた本です。未来予測は概ね、全ての問題が解決された理想郷、あるいは、全てが絶望的な反理想郷、のいずれかに偏ります。本書が既存の未来予測と一線を画する点は、現在の科学技術の先端と方向性を押さえたうえで、未来は理想郷と反理想郷の間にあるという立場を貫いていることです。このことが本書を興味深く、示唆に富ませています。

 本書は22の章と3つの付記、参考文献から構成されています。1つの章は15ページ程度なので関心のある部分をつまみ読みするのも可能ですが、お勧めは時間をかけてでも通読することです。なぜなら、本書には、前段で世界が直面する困難な問題の紹介と「未来はどうなるか」という問題提起、中段では問題と対応策の各論を広範な領域で触れた後に人類が宇宙への進出を余儀なくされるとの方向性を示し、後段では地球と宇宙という異なる時空間に隔てられることが人類という種に及ぼす影響を述べる、という一連のストーリーがあるからです。理想的未来と絶望的未来の狭間に立つ本書でも人口爆発や食糧・エネルギー危機は重要な問題として扱われており、ナノマシンやレプリケーター(自己複製機械)の発展を後ろ盾に宇宙へ進出するという展開には比較的説得力があります。

 私たちは19、20世紀の未来予測(つまり、現代を予測したもの)を読み、外れた予測を笑います。著者はこの本も将来、同様の扱いを受けるだろうと考えています。そのうえで未来の人々に対して「ぼくのいちばんの希望は、きみの時代の人たちが、(中略)未来はまえもって運命づけられているものじゃないということを、はっきりと理解していることだ(P. 324)」という言葉を贈っています。この言葉ゆえにこの本は小・中学生にぜひ、手に取ってほしい一冊です。

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4 of 5 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 広く浅く、そしてはてしなく, 2002/4/3
人間と自然との関係を科学という視点からとらえ、広く浅くさまざまな観点を網羅した良書である。著者が未来をみつめる際の現状認識は非常に説得力があり、参考になる。

残念なのは、原著と日本語訳の出版に2年の隔りがあることである。

すべての研究者そして学生に薦める。自分が研究あるいは勉強していることが、この本で触れられている領域のどこに属するのかを考え、位置付けることによってあらたな発見や気づきがある。

本文中の漢字にはひらがなが適宜ふってあるので、小学校高学年ならば十分に楽しく読むことができるのではないだろうか。大人でも子どもでも楽しめると思うが、前半は世界情勢を概観する上でも役立つので全ての大人に読んでもらいたい一冊である。

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0 of 1 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 100年後にどう評価されるかが気になる本, 2004/4/30
By jinchoku (つくば市) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 未来はどんな世界でしょうか?今、私たちは人口爆発や地球温暖化、エネルギー危機といった問題に直面する一方で衛星携帯電話や人工知能、遺伝子組換えなどの新しい技術を手にしています。こうした変化する世界の未来を考えることは興味深く、大切です。未来を描いた多くの本の中でも、この本は科学技術と私たちの日常生活、未来との結び付きをバランスよく描いていて、なるほど、と思う部分がたくさんあります。

 100年前の人が描いた未来(つまり、今)には当たりと外れがあります。この本にも100年後に実現していることとまったく的外れになることの両方があるでしょう。未来は前もって運命づけられているものではありません。人は未来を描いたものを見聞きし、行動を変えることができ、その結果、未来が当初のものと違ってくるからです。

 科学と日々の生活、今の進んでいる科学がもたらす未来について知るために、この本を読んでみませんか? (この本に続いて読んでみよう! →『銃夢(ガンム)』木城ゆきと/集英社)

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