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官のシステム (行政学叢書)
 
 

官のシステム (行政学叢書) (単行本)

大森 彌 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

変わらなさの要因をさぐり、改革への新たな展望を示す。


内容(「MARC」データベースより)

政策過程における「政(まつりごと)的側面」を内包する行政活動がどのような組織と人事の仕組みの中で行われているかを明らかにするとともに、変わらなさの要因をさぐり、改革への新たな展望を示す一冊。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 官の自己保存本能はすごい, 2007/6/14
何と言っても本書の白眉は第1章(「持続した官のシステム」)です。

驚いたのは、官僚と言うものの持つ自己保存本能とそのための抵抗力です。高文に代表される戦前の天皇大権に基づいた管理制度。それらは戦後はことごとく否定されたはずのものが生き延びたのですから。

特に、全く疑うことなく認識してきた国家公務員試験ですが、これには何の法的根拠も無かったのです。上級職に受かった者がその後幹部として出世を続ける、というスタイルは実のところ何の法的根拠もないのです。しかもこれは「職階法」が制定され、本来なら否定されるべきものだったにもかかわらず、官僚が抵抗することで生き延びたのです。

また、続く第2章で官というもののリアルな姿を大部屋制度の解説を通じて知ることができ、また続く各章で地方分権への現在の地図を確認することができました。

これらがわかりやすく書かれた本書はお薦めです。
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 行政優位国家の解剖学〜官僚は何に従って生き残るのか, 2006/11/26
 明治維新の性格を、「市民革命」と定義するのかはさて置き、第二次世界大戦の敗戦を経てもその遺伝子を伝え続けた日本の官僚制。
 本書は、「大部屋主義」を一つのキーワードとして提出し、その特質に迫る。官僚の生理、官僚の育成システム、組織運営、それらは今だ国民の選択を経ることなく国家の骨格を形成している。
 戦後の出発点でもある「民主化」と遥かに離れた、日本の中央官僚(国家公務員公称を「全国公務員」への主張あり)の振付師としての振る舞いに対抗すべきヒントが行政学の大森により提示される。
 振り返れば、細川連立政権、橋本自自政権等に影響力を及ぼした小沢一郎等の潮流による行政改革、先進県知事による地方分権・情報公開の潮流が、日本の国家システムに及ぼした改革の種を、国民が今どの様に選び直すのか、選択の時が迫っていることを本書により知ることが出来る。
 気づくことなく中央官僚の用意したシナリオに生きるのか?政治を選び直し、官僚のDNAに手を入れるのか?
 本書は、選択の為のヒントに満ちている。
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