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嗤う伊右衛門 (中公文庫) (文庫)

京極 夏彦 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

幽晦との境界が、破れている。内部の薄明が昏黒に洩れている。ならばそこから夜が染みて来る…。生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛門。疱瘡を病み顔崩れても凛として正しさを失わない女、岩―「四谷怪談」は今、極限の愛の物語へと昇華する!第二十五回泉鏡花文学賞受賞作。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

京極 夏彦
1963年、北海道小樽市生まれ。94年『姑獲鳥の夏』で作家デビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 日本語って素晴らしい!!, 2004/7/10
色々出ていますが自分的にはこの中公文庫の外装が一番好きです。京極夏彦作品の中でも一際美しいのはこの「嗤う伊右衛門」だと思います。従来のお岩さんのイメージを打ち崩す儚い美しさがこの本のお岩さんにはあります。日本語は美しいです。世界に誇れる言葉である、という事を、この本で実感しました。これからまた夏ですし、美しいような物悲しいような、古きよき雅な、日本の魂を揺さぶる大人の夏の怪談に浸って見てはいかがでしょうか?
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 美しい魑魅魍魎の世界, 2006/11/13
どうして、この人が描く魑魅魍魎の世界はこんなに美しいのでしょう。
漆黒の闇を舞台に、血の赤や肌の白さや蚊帳の朧さなどが際立って、
まるで色鮮やかな絵巻物をみているかのようです。
日本古来の言葉を駆使した文体は、まるで香を焚き染めたかのように匂い立ち、
独特の言い回しや体言止めの多用が、語り手の息遣いがつたわってくるかのごとく
臨場感をかもし出しています。
日本のお化けの物語をこんなに品よく格調高く描ける人は、この人以外に
いないのではないでしょうか。大好きな本のひとつです。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 愛の成就に嗤う, 2005/9/4
最近の読書では京極夏彦にはまっている。映画にもなった「嗤う伊右衛門」。この作品は傑作だと思う。四谷怪談「お岩さん」を下敷きにした物語だけれど、怪異をすべて人の為した業で説明できるようにしている点で一種のミステリーとしても楽しめる。しかし。それ以前に岩と伊右衛門の切ないラブストーリーであり、登場人物それぞれの業が絡み合い織り成す様々な愛憎劇とそれらの背後に潜む悪の権化の謀略が、多くの人を死に至らしめる様はシェイクスピヤ悲劇を思わせる。もともと歌舞伎の題材ゆえ演劇的要素を感じるのかも。ご一読を。
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5つ星のうち 4.0 文章が難しいです
文章が少し難しいので読みづらいかもしれません。
主人公はお岩さんと旦那の伊右衛門。
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5つ星のうち 5.0 面白かったけど・・
私ならば岩のような姿になったら、気が狂うと思います・・
普通ではありえないと思いますが。
個人的に梅の気持ちの方が身近で解りやすかったので、
... 続きを読む
投稿日: 2005/7/21 投稿者: もんぴか

5つ星のうち 5.0 久しぶりに「読むのを止められない」本でした
四谷怪談については、「伊右衛門は悪いヤツで、お岩さんは騙されて殺されて化けて出た」という小学生並みの知識しかありませんでした。... 続きを読む
投稿日: 2005/4/14 投稿者: ピノコ18

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