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男というもの (中公文庫)
 
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男というもの (中公文庫) (文庫)

by 渡辺 淳一 (著)
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話題の新刊ノンフィクション
バスに白バイが追突し白バイ隊員は死亡、そしてバス運転手は逮捕された──しかし、バスの乗客は「バスは止まっていた」と証言、一方警察は「バスは動いていた」と主張。どちらが事実なのか?運転手は無実ではないのか?謎の多い事件の闇に鋭く迫った 『あの時、バスは止まっていた』。これを読んだあなたの意見が事件の謎を明かす一歩となるかもしれない。

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 「わたしが『失楽園』で書こうと思ったのは、きわめて高度化した近代文明社会とは裏腹に、われわれ人間は所詮動物であり、地球上の他の生物となんら変わることのない雄と雌なのだという原点が見失われている危機感を覚えたからです」

   明治以来ヨーロッパ・キリスト教社会の影響を強く受けてきた現代の日本は、「精神的なものを一方的に上位に置き、肉体的なものを下位に見る傾向がすすみ、精神と肉体とは本来一体であるべきなのに、いつの間にかこの2つが分断されてしまいました」。「一夫一婦制は近代社会が作り上げた相当無理のある制度ですが、西洋諸国のように離婚・再婚を繰り返すことにあまり抵抗のない社会では、それなりに制度が人間の本質に合った形に修正されてきたといえそうです」

   かつて一大「失楽園」ブームを巻き起こしたこの恋愛小説の名手は、何も不倫や離婚を勧めているのではない。ただ、「一人の男と一人の女が生涯を共にし、脇目もふらず一緒にいる形」が「果たして人間を幸福にしたか」ということに「いささかの疑問」を感じ、それはむしろ、「人間を息苦しくし、苛だちをつのらせ、生きものとしての生彩を失わせることになった」のではないかと考えている。そこで腕を振るったのが、『男というもの』。男の子の“性の目覚め”から、「処女願望」「なぜ“風俗”に行くのか」「浮気と本気」「絶対愛とは」など、男と女の考え方、感じ方からセックスの違いまで、自らの体験を交えながら徹底的につづった。よりよい愛をはぐくむために知っておきたいことがあまねく網羅された刺激的なエッセイである。(家永光恵)



内容(「BOOK」データベースより)

「処女願望」「なぜ“風俗”に行くのか」「エクスタシーへの招待」「種の保存」「社内恋愛」「絶対愛とは」など、男と女の考え方、感じ方から“セックス”の違いまで―。よりよい愛をはぐくむために知っておきたいことのすべてを、恋愛小説の名手が、自らの体験を交えながら綴った、刺激的エッセイ。

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4 of 4 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 男はなるもの、そしてむずかしいもの, 2008/7/26
By 李克 (埼玉) - See all my reviews
 一般論的で平均的に男性をとらえすぎている。が、読んで参考になり、損は無い本だと思います。しかし、これをマニュアルに女性が男に対すると失敗することもあるのではないでしょうか。世に例外なきはないからです。

 結婚について書かれた箇所があり、以下は私が感じたことです。

 著者は『現代の結婚制度は時代の変化に対応しきれず、さまざまな歪みがでてきている』また『愛もないのに結婚生活を続けるより、本当に好きな人を正直に懸命に愛するほうが真の倫理にかない、人間として真実の姿なのではないか』としている。
 これについては、男性をどう考えるかを云々するのは良いが、如何なものかと思います。結婚生活には、第三者(子孫、両家の両親、縁者、友人)が関係し、社会と関わりをもって成り立っているのであるから。特に子供に対しての責任を放棄して、愛人の元に行ってしまうのは(渡辺氏著書『愛の流刑地』の主人公冬香のように)、ほとんどの動物もしないことなのではないでしょうか。著者は『人間は高度化した近代文明とは裏腹に所詮動物であり、他の生物と変わらぬ雄と雌なのである。本来生き物として持っているはずの雄と雌の命の輝きを、取り戻したい』としています。人間は動物であり、遺伝子は利己的に存続し続けたいのも納得できますが、しかし動物も子供が動物として生活できるまで育てるように、子供が人として一人前になるまでは、せめて自己を律し、結婚生活を営むことが、人間社会の未来を作っていくのではないでしょうか。
 私が男性であるから解かるのですが、著者の言うように男は概してその本能により浮気性であるのは事実。だからこそ、将来の世を想い、欲の赴くままではなく謙虚と我慢と犠牲も必要かと思います。
 なにより、最善は配偶者を愛することとその能力、無い場合は努力なのではないかなと思いました。
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7 of 9 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 男のさががこの一冊で言い尽くされている, 2007/5/15
 今この書評に目を通しているあなたも、この書評を書いた僕も,ともにヒトである。サルやウマと違って本を読む.世の多くの本には,ヒトの心のことが、まま書いてある。ままどころではなくて、心の動きは文学の大きなテーマであり、特に性はもっとも奥深い主題のひとつとされている。「性を書けなくて、文学の大家とは言えない。特に、女の性の奥深さを書けなくては」とは、よく言われることだ。そして、典型例として源氏物語がよく引き合いに出される。光源氏に愛された多くの女性が一人として同じ性格ではなく、それぞれがそれぞれに不幸になるのが書いてある。中身が濃いのに超長編、僕も明石で読むのを中断したままだ。女性を書いた本は、ほかにも万巻ある。それほどに、女性は多様で奥深いということだろう。僕はいまだに女心がわからない。
 ヒトという点では共通するが、男はオスであるという点で、女性と異なる。どう異なるのか。それをズバリ言い尽くしたのが、この本である。僕は男で、この本の最初から最後まで全部同意する。まったくこのとおり、これ以上でも以下でもない、オスという切り口で僕もこうだ。著者に力量があるとしても、文庫本たった一冊328ページで言い尽くされてしまうとは、男とは女と比べてなんと薄っぺらなものだろう。
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9 of 13 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 結局理解できない。, 2006/12/12
男である渡辺淳一が男ってのはこういうものです,と女性に教える形式の本です。
一般論だからそうじゃない人もいるかもしれない,と言いながらも
自信を持って,大方はそういうもんだ,と決めつけている。
読み進めながら,自分が付き合ってきた男や周囲の男を思い出し,
確かにそんな感じだ,
と思うところもあるが,
そうかなー
と思うところもあり,結局,渡辺先生の決めつけになじめない自分がいた。
なじめない理由は,しょせん女の私に男の性愛など理解できないということなのか,
それとも,渡辺先生の持論に過ぎないからか。
しかし,俵万智が個人的女性的視点から書いた解説(むしろ感想)は,
いちいち分かりやすかったから,
やっぱり,どんなに言葉で説明されても理解できない男女の性愛の壁っていうものがあるのでしょうね。
それにしても,終盤の一夫一婦制反対論の力説はすごかった。
この信念とエネルギーがあってこそ,
「失楽園」や「愛の流刑地」が生まれるのでしょう。
そういう作品が生まれる背景としての,渡辺淳一の世界観を知るためには意味があるかもしれない。
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Published on 2002/9/17 by ぶひぶひ

5.0 out of 5 stars やっぱりね!
っというのが感想。この本は不倫をしている最中に(20代後半)読んだので相手の本音が手に取るようにわかり、ハハ~ん、こやつこんなこと
考えてんだななんて読み... 続きを読む
Published on 2002/5/2

4.0 out of 5 stars まったく、かわいいね
男って、こんなもの?見たいな感じだけれど、女の感覚とやはり違うから、読んでおくべきかも。女の人に飽きるのが早いらしいし、好きだからエッチしたわけじゃないらしいし... 続きを読む
Published on 2002/4/27 by macaron

4.0 out of 5 stars 至極自然なお話です。
新しい発見があるわけでもないが、ふむふむとうなずかずにはいられない本である。なにしろ、男そのもののことが書いてあるのだから。読み始めは、露骨な表現に多少?!と思... 続きを読む
Published on 2002/2/19 by Rin

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