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経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)
 
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経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書) (新書)

by 大竹 文雄 (著)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

「お金がない人を助けるとき、どうやって助けるのですか?」小学5年生からの問いかけに、経済学者ならどう答えるだろうか。女性が背の高い男性を好む理由からオリンピックのメダル獲得数まで、身のまわりには運や努力、能力の違いによって生じるさまざまな格差や不平等がある。本書は、それらを本質的に解消する方法を考えることによって、経済学的に考えるとはどういうことかをわかりやすく紹介する。


内容(「BOOK」データベースより)

「お金がない人を助けるには、どうしたらいいのですか?」小学5年生が発したこの問いに、経済学者はどう答えるだろうか。女性が背の高い男性を好む理由からオリンピックの国別メダル獲得数まで、私たちの周りには、運や努力、能力によって生じるさまざまな格差や不平等がある。本書は、それらを解消する方法を、人々の意思決定メカニズムに踏み込んで考えることによって、経済学の本質をわかりやすく解き明かす。

Product Details

  • 新書: 232 pages
  • Publisher: 中央公論新社 (2005/12)
  • ISBN-10: 4121018249
  • ISBN-13: 978-4121018243
  • Release Date: 2005/12
  • Product Dimensions: 6.8 x 4.2 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 4.4 out of 5 stars  See all reviews (24 customer reviews)
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25 of 29 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 世の中の問題を経済学という切り口で見る時のポイント, 2006/12/28
本書の狙いは、世の中で起きている格差の問題について経済学的な意味を考えることで経済学的な思考のセンスを身に付け、社会を視る眼を養うことである。ここで言う経済学的思考のポイントとは、
1)金銭的なインセンティブの観点で物事を見ること
2)物事の相関関係ではなく因果関係をきちんと押さえること
である。ただし、人々の行動原理には、名誉、プライド、価値観、使命感、生きがい等の非金銭的なインセンティブも大きく関係している。

1章、2章では、身長や美男美男度と賃金の関係、オリンピックのメダル数と人口&一人当たりのGDPとの関係を例に、こんなことも経済学者が研究しているのか?という驚きを提供し、経済学的な思考に対する興味を喚起してくれる。
そして、3章、4章では、現在から将来の日本が抱える問題について論考している。具体的には、V章では年金の仕組みを例に年功賃金について検討し(賃金抑制のための成果主義の問題についても言及)、W章では所得格差と再配分について取り上げている。

1〜4章では興味を引くようなトピックスを取り上げ分かりやすく説明しているため、単なる読み物として面白く読めてしまう。しかしながら、プロローグではこの本の目的として“お金がない人を助ける具体的な方法を提示することではなく、お金がない人を助けることの経済学的な意味を考えてゆくことである”と述べられており、エピローグでは所得格差の問題は“機会の不平等や階層が固定的な社会を前提として所得の平等化を進めるべきか、機会均等を目指して所得の不平等を気にしない社会を目指すかの意思決定の問題である”と指摘している。

本書を読む前にエピローグとプロローグを先に読むほうが、本書のポイントを明確にして読み進められるかもしれない。
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19 of 24 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars センスのいい入門書, 2006/1/30
By いじさま (JPN) - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
あとがきに「日常のさまざまな話題を経済学の視点で議論することを通じて、経済学の本質を読者に理解していただくことを目指し」とありますが、本書は、その点で非常に成功していると思います。日常の話題から、経済学へ掘り下げていくため、自然と読者は引き込まれます。最新の論文とかも引用してあって、今の経済学の学問としての雰囲気も味わうことができますし、最後に引用文献がまとめてあるので、更に進んでいくこともできます。この本を読めば、経済学って面白そうだと感じるでしょう。
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3 of 3 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars インセンティブから社会を見る力と経済データから因果関係を見つけ出す力, 2009/1/11
By itchy1976 (福岡県) - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
インセンティブ的観点(金銭/非金銭:教育・倫理観)から社会を見る力と経済データから因果関係を見つけ出す力こそが経済学的思考があるといえる。その分析例(男女の結婚問題、プロスポーツ選手やエンジニアとインセンティブ、日本的雇用慣行(年功賃金)、所得格差と平等・不平等)が本書に述べられていることである。わかりやすいと言えばわかりやすいが、自分がこういう風に分析できるかと言えば難しいな。

アメリカのプロスポーツはどちらかといえば、全体で共存することを選んでいるように思える。特に、アメリカンフットボールはそうである。どちらかというと、お金持ちのチームとお金のないチームとの差をなるべくなくそうとしている。リーグ全体で盛り上がらないと、全体のパイは小さくなるからである。

若年世代は所得格差が大きくなっている。ニートやフリーターの人たちと正社員で働いている人は所得格差だけでなくさまざまな保障面で差がでている。これが完全な階層関係につながらないように、セイフティネットの充実や教育や優秀な才能がある人をうまく救い上げるなど力を入れてほしい。
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4.0 out of 5 stars 選挙の季節の必読書、経済学で世の中を眺める本
アメリカでは、昔から経済学で世の中を眺める教科書は多いと思う。最近では、クルーグマンとウェルス夫妻の教科書がそうだと思う。... 続きを読む
Published 3 months ago by おひるねおさる

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そこには経済心理学の要素が多分に入っているように思う。... 続きを読む
Published 3 months ago by MKtaxi

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個人や社会の動向をインセンティブの観点から読み解くと、本質的なところを見ることができるようである。... 続きを読む
Published 4 months ago by TakahiroPEJp

4.0 out of 5 stars センスだけなら身につけられる・・・かも
副題にある「お金がない人を助けるには」に惹かれて購入しました。... 続きを読む
Published on 2007/11/19 by itgaki

5.0 out of 5 stars インセンティブですね
本書は、ひとびとのさまざまな行動をインセンティブ(意欲)の視点から解き明かす本である。... 続きを読む
Published on 2007/5/28 by θ

4.0 out of 5 stars 経済学はお金をめぐる人間の“心理学”だ。
... 続きを読む
Published on 2007/5/19 by takokakuta

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Published on 2007/2/14 by banana

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Published on 2006/11/6 by くらまくら

3.0 out of 5 stars 営業系サラリーマンにおすすめ。
具体的な例は非常に生活に密着した内容になっているけど、
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Published on 2006/10/17 by エイチ

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