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河童よ、きみは誰なのだ―かっぱ村村長のフィールドノート (中公新書)
 
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河童よ、きみは誰なのだ―かっぱ村村長のフィールドノート (中公新書) (新書)

大野 芳 (著)
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内容(「BOOK」データベースより)

頭に皿を載せ、背中に甲羅を背負った河童。人を川に引き込んだり、相撲を挑む一方、秘薬を伝え、洪水の復興に尽力するなど、この想像上の動物には様々な意味が託されてきた。民話の主人公となり、時に妖怪変化の類にも扱われる河童とは何者なのか。河童の実在を信じて各地に伝承・伝説を訪ね、史料を読み解く著者の前に、歴史のなかで虐げられ、無視され、巧妙に隠匿された弱者たちの姿がおぼろに立ち現れてくる。

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5つ星のうち 3.0 斬新な視点は評価するが・・・, 2003/4/3
今で言う所のUMAの一種になるのだろうか。河童にまつわる伝説は
日本のあちらこちらに残っており、目撃したという人々も少なく
ない。この本はそういった一般的な視点からの著者自らの取材調査
等に加え、仮説ではあるが「河童」の正体は古より理由なく差別さ
れ、肉体労働や特殊な仕事に就くことを余儀なくされてきた人々

ではないだろうかと推測するなどの点が興味深いものとなっている。

ただ文中「京急」線を「京成」線、さらに「三崎口」駅を、実際に
存在しない「三崎港」駅とするなど、実際に現地へ赴き取材したとい
う話を疑ってしまうようなミスがあり、これが減点となり星は3つ止
まりとさせていただく。

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5つ星のうち 3.0 あれよあれよというまに, 2007/4/14
By 志村真幸 - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
 著者は戦史ものなどを得意とする文筆家。河童愛好団体「かっぱ村」の村長でもあり、各地で調査やイベントに携わっているという。
 本書は遠野で実際に捜索を行った体験談、全国の河童の分布、河童の起源を中国に求める説、なぜ胡瓜が好きなのか、小川芋銭の河童絵など、さまざまな話題を取り上げ、紹介したもの。
 現代でも河童が目撃されているというのは驚きだった。また、広い視野から分析が行われており、面白い一冊だった。
 しかし、河童の正体を歴史上の弱者に求めるのはどうか。あれよあれよというまに話がおかしな方向に行ってしまい、戸惑った。
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