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迷いと決断 (新潮新書)
 
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迷いと決断 (新潮新書) (新書)

出井 伸之 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

決断するまでは、誰しも迷う。ましてや従業員16万人、売り上げ
総額7・5兆円の企業の命運がかかっているならば......。一社員から、ソニー
初の「プロフェッショナル経営者」として社長に就任した著者は、瀕死の状態
だったソニーの立て直しに成功する。そして、コーポレート・ガバナンス改革を
実践し、精緻な企業戦略を練り上げ、さらなる改革へと突き進むが......。
前CEOが、初めて語ったソニー経営の内幕。


内容(「BOOK」データベースより)

決断するまでは、誰しも迷う。ましてや従業員16万人、売り上げ総額7・5兆円の企業の運命がかかっているのならば…。一社員から、ソニー初の「プロフェッショナル経営者」として社長に就任した著者は、瀕死の状態だったソニーの立て直しに成功する。そして、コーポレート・ガバナンス改革を実践し、精緻な企業戦略を練り上げ、さらなる改革へと突き進むが…。前CEOが、初めて語ったソニー経営の内幕。

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5つ星のうち 5.0 遠慮と敗北, 2009/9/21
By kaizen (愛知県) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
内容を読んでの感想は、表題を「遠慮と敗北」の方がよいのではと思った。
迷いがあった理由は、遠慮のようだ。
決断したのは、敗北を認めたことだけのような気がする。

経営者ではないので、経営者の苦労がいま一歩理解できていないのかもしれない。
書けないことがいっぱいあって、書かれていないことを類推できていない自分が恥ずかしいのかもしれない。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 とても興味深く読めた。, 2007/5/7
By ノクタンブル - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
CEO在任期間中の回想録とでもいうような体裁の本で、他の新潮新書と同じくこの本も
読みやすい本なので、学生さんにもぜひ読んで欲しい。

私はこの人、評価すべき点はとても多いが、やはりSONYのCEOとしては失敗した人
だと思っている。それでも私が勤める会社の10倍もの規模になる巨大企業のトップを
10年も続けた人の本なら何か得るものがあろうと読んだ。

文中最も出てくる言葉はコーポレートガバナンスだろうか。第3章で詳しく書かれている
が、これだけのことをするには相当大変だったろうなと思います。この3章が一番の読み
どころかな。会社の末端にいる人にもぜひ読んで欲しい。自分の仕事を見つめ直す機会を
持てると思います。

読んで思ったことはやっぱりこの人はセンスある。そして能力ありすぎるんだろうなと
思いました。色々と成功したこと、失敗したことが書かれてあるけれど、

  『真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき
               自由闊達にして愉快なる理想工場の建設』

今もSONYのHPにちゃんと残っているこの言葉。これを実現するためにどうするか
ということは書かれていなかった。そしてこの本読むと出井氏にはそういう気持ちは
無かったんだろうなと思います。この言葉のもとに行動してれば出井氏ならソニー生命
売却もやり遂げられたんじゃないだろうか。この人がやらなかった、やらなくてはいけ
なかった一番大事なことはSONYの原点を社員に浸透させられなかったことではない
のでしょうか。
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32 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 なぜ『コンスーマー』なのか, 2007/2/20
本書を読んで印象深かった点が二つある。
一つは、出井氏は経営技術にこだわった人で、製品作りにはあまり興味を持たなかったのではないかと言う点である。

コーポレート・ガバナンスに力を注いだ話は何度も出てくるが、『"技術のソニー"の黄昏』(68ページ)と言いながら、"技術のソニー"を取り戻そうとした話は出てこない。いくらコーポレート・ガバナンスを強化しても成長力の源泉にはならないと思うが、こだわりは相当なものである。

とは言っても、出井氏が海外でも有名な日本を代表する経営者であったことは間違いない。
赤字に転落する寸前に社長に就任し、売上を4兆円から7兆円に増やし、営業利益率も一時5%近くまで回復させている。

その後、ソニーは赤字に転落し出井氏もCEOの座を譲ることになるので、なんとなく敗者のイメージが付きまとうが、その業績は文句なくすばらしい。

しかし、本書には出井氏の言い訳に聞こえる部分があり、やや残念な印象も残った。例えば、自らの会長就任を失敗だったと述べているが、これは、安藤氏に能力が無かったと言っているようにも取れる。曖昧な表現をせず、もっと明確に語って欲しいと思った。

もう一つこの本で印象に残ったのは、しきりに『コンスーマー』という表現が使われている点である。
Googleで検索すると『コンスーマー』は19,500件、『コンシューマー』は2,090,000件ヒットする。広辞苑には『コンシューマー』はあるが、『コンスーマー』は無い。

何が言いたいかと言うと、『コンシューマー』と言わず『コンスーマー』と言っている所に、ソニーの企業文化の象徴を見たような気がするのである。すなわち、自分達が正しいと思ったことにこだわるあまり、世の中の大きな流れを見逃してしまうと言うことである。

ベータマックス、ブラウン管テレビ、プレイステーション3、何か共通の失敗があり、『コンスーマー』に通じていないだろうか。
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