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日本の国境 (新潮新書)
 
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日本の国境 (新潮新書) (新書)

山田 吉彦 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 日本の国土面積は三八万平方キロ、世界で五九番目の広さである。陸地の面積だけみれば、決して広いとはいえないだろう。しかし、我国が漁業管轄権や海底資源の調査・採掘権などの主権的権利を持つ、「日本の海」=排他的経済水域(EZZ)でいえば、約四四七万平方キロ。これは世界で六番目の広さとなるのだ。この広い海の中に六八五二の島があり、およそ一億二〇〇〇万人が暮している。私たちの国、日本はとても広い国なのである。しかし、日本が広い国であり、豊かな海洋国であることを認識している日本の国民は一体どれだけいるだろうか‥‥。
 物議をかもしている竹島をはじめ、尖閣諸島、沖ノ鳥島、北方領土等々、そこでは一体何が起きているのか、なぜ領土問題が発生するのか――、全てに明快に応えます。
 ここらで境界線をはっきりさせよう!


内容(「BOOK」データベースより)

東は南鳥島から西は与那国島、北は択捉島から南は沖ノ鳥島まで。主権的権利を持つ排他的経済水域(EEZ)は約四四七万平方キロ、世界で六番目の広さである。しかし残念ながら日本が広い国であることを知っている日本人は少ない―。中国潜水艦の侵犯、北朝鮮不審船、北方領土など連日のように報道される領土問題、そこでは何が起きているのか。歴史を紐解き、現地からの迫真レポートも交えながら「日本の国境」を考える。

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22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 日本の領土、国境に眼を向けよう!, 2005/6/6
 おりしも日本の排他的経済水域内で違法操業をしていた韓国漁船の取締りにあたっていた海上保安庁の職員2名が、接舷し飛び移った韓国漁船とともに逃亡される、という緊迫したニュースが報道されるなか読んだので、ひときわ身にしみた、タイムリーな本だった。
 日本の国境はすべて海上にある。北は千島列島、南は沖ノ鳥島、尖閣諸島、等々。これらの海上国境を取り巻く歴史的背景と現状をつぶさにリポート、重い問題を投げかける。著者の論調はまったくの正論で、理路整然とし、大いに好感がもてる。「最果ての地で自衛隊の駐屯がなくとも、そこに生活している人々が日本の領土を保全しているのである」という言葉が重い。
 それにしてもわが国の海洋政策のだらしなさは、何たる事か。この本を読むと、暗鬱とする。
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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 日本の国境に目を向ける, 2006/1/2
By 江口哲学 - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
北海道、本州、四国、九州のみをもってして日本の国土と理解しがちであるが、実際は遙か南の海上に浮かぶ沖ノ鳥島や南鳥島も国土の一部であり、それらによって広大な日本の排他的経済水域を確保しているのである。このことが認識出来たことだけからしても、本書の価値は高い。著者が実際に訪れた大東諸島々民の生活や、北方領土や対馬での漁業の実態、領有権が争われている島々の歴史も興味深く読んだ次第である。
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25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 海洋国家・日本の国境、ならびに、その防衛の実態, 2006/5/25
By according to the conservative (山口県萩市) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
国防に無関心な多くの方にお勧めします。国防の最前線で日々なされ
ている現実を直視できる一書です。
本書を読み、日本が世界第6位の排他的経済水域を有する海洋国家
であることを知ったと同時に、国境防衛の非力さを強く認識しました。
中国原子力潜水艦の領海侵犯、着々と採掘準備が進む中国春暁ガス
油田、北朝鮮の密貿易不審船などの問題が山積しています。先日の
北朝鮮工作船に対する海上保安庁の勇敢な追跡行動には、本当に胸
を打たれました。しかしながら、著者も指摘しているとおり、これら問題
が解決されない主な原因は、前線の警備が、自衛隊ではなく、武器を
持たない海上保安庁に委ねられていることにあります。一方で、中国
は虎視眈々と尖閣諸島、沖ノ鳥島の領有権を主張し、領土の獲得を狙
っています。最終的に国境を決めるのは武力以外にあり得ません。中
国は核保有国ではありますが、我が国の主権が侵されないためには、
対抗し得るだけの最低限の自衛力と国民の理解が必要です。
さらに、竹島については、国際的にも日本に正当な領有権があること、
また韓国が占領している経過が記されています。島の帰属問題の背
景を知りたい方は一読をお勧めします。
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