Click here to see in English.

贖罪
 
イメージを拡大
 

贖罪 (単行本)

イアン マキューアン (著), Ian McEwan (原著), 小山 太一 (翻訳)
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。


中古商品17点¥ 241より コレクター商品1点¥ 2,660より

商品プロモーションおよび特別キャンペーン


この商品を買った人はこんな商品も買っています

Amsterdam: A Novel

Amsterdam: A Novel

Ian McEwan
5つ星のうち 3.9 (12)  ¥ 1,161
アムステルダム (新潮文庫)

アムステルダム (新潮文庫)

イアン・マキューアン
5つ星のうち 3.6 (7)  ¥ 500
贖罪〈上〉 (新潮文庫)

贖罪〈上〉 (新潮文庫)

イアン マキューアン
5つ星のうち 4.8 (4)  ¥ 580
贖罪 下巻 (2) (新潮文庫 マ 28-4)

贖罪 下巻 (2) (新潮文庫 マ 28-4)

イアン マキューアン
¥ 620
First Love, Last Rites

First Love, Last Rites

Ian McEwan
5つ星のうち 4.7 (3)  ¥ 528
関連商品を見る

商品の説明

Amazon.co.jp

   イアン・マキューアンの『Atonement』はブッカー賞ノミネート作品。1998年ブッカー賞受賞の処女作『Amsterdam』(邦題『アムステルダム』)に続く待望の新作だ。だが短く優美にまとめられた前作に比べ、『Atonement』は壮大なスケールの長篇小説。その随所にマキューアンの遊び、こだわり、実験が感じられる野心作である。

   時は1935年の夏、物語は13歳の少女ブライオン・タリスがロマンス劇「アラベラの試練」を書き上げた場面から始まる。それは愛する兄レオンの帰郷を祝して書いた特別な作品だった。だが美人のローラ、双子のジャクソンとピエロら従弟たちは、この劇の上演にあまり乗り気ではなく、ブライオンの創作意欲も薄れていく一方だ。彼女がセンセーショナルな事件に遭遇したのはそんなある暑い日のことだった。裸で庭の噴水に飛び込む姉セシリアの姿を見たのだ。どうやらタリス家に仕える掃除婦の息子ロビー・ターナーが、姉の服をむりやり脱がせたらしい。おまけに彼は姉にみだらな手紙を送りつけてきたのである。

   一方兄レオンは、見栄えはしないが金持ちの男をタリス家に連れてくる。チョコレート会社を経営するその男は、新たな戦争を機に新商品「弾丸チョコレート・バー」を売り込もうと画策していた。さらにタリス家の2階寝室では、いつも偏頭痛に悩まされている母エミリーがあらゆる動きに目を光らせていた。やがてタリス家に集まった彼らの秘密が明らかになり、全員の運命を変えていくことになる。

   両大戦にはさまれた時代の、比較的裕福な中流家庭を舞台にした第1部の巧みな筆致は、ヴァージニア・ウルフやヘンリー・グリーンを彷彿とさせる。だが物語が21世紀直前まで進み、メインテーマがしだいに明らかになるにつれ、そこにはほとんど独壇場ともいえるマキューアンの世界が織り成されていく。『Atonement』は文芸作品創作にともなう喜びや痛み、危うさを主眼とした小説だが、作品に対する読者の理解を意のままに操ろうとした実験作ともいえる。少なくとも本書でマキューアンが苦もなく読者の気持ちを掌握したことは間違いない。本書は実に意義深く刺激的であると同時に感動的な1冊。読者の賞賛が約束された傑作である。(Alan Stewart, Amazon.co.uk) --このテキストは、 ハードカバー 版に関連付けられています。



内容(「BOOK」データベースより)

1935年夏、13歳の少女ブライオニー・タリスは休暇で帰省してくる兄とその友人を自作の劇で迎えるべく、奮闘努力を続けていた。娘の姿を微笑ましく見守る母、一定の距離を取ろうとする姉セシーリア、使用人の息子で姉の幼なじみのロビー・ターナー、そして両親の破局が原因でタリス家にやってきた従姉弟―15歳のローラ、9歳の双子ジャクスンとピエロ―らを巻き込みながら、準備は着々と進んでいるかに見えた。だが練習のさなか、窓辺からふと外を見やったブライオニーの目に飛び込んできたのは、白い裸身を晒す姉と、傍らに立つひとりの男の姿だった…。いくつかの誤解、取り返しのつかぬ事件、戦争と欺瞞。無垢な少女が狂わせてしまった生が、現代に至る無情な時間の流れの果てに、切なくももどかしい結末を呼ぶ。ブッカー賞最終候補。全米批評家協会賞受賞。

登録情報


この商品を見た後に買っているのは?

贖罪
50%のカスタマーが、このページの商品を購入しています。
贖罪 5つ星のうち 4.4 (19)
贖罪〈上〉 (新潮文庫)
19%のカスタマーが
贖罪〈上〉 (新潮文庫)を購入しています 5つ星のうち 4.8 (4)
¥ 580
贖罪 下巻 (2) (新潮文庫 マ 28-4)
17%のカスタマーが
贖罪 下巻 (2) (新潮文庫 マ 28-4)を購入しています
¥ 620
Atonement
10%のカスタマーが
Atonementを購入しています 5つ星のうち 4.0 (2)
¥ 1,044

類似した商品から提示されたタグ

 (詳細)
関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
 

 

 

カスタマーレビュー

19レビュー
星5つ:
 (10)
星4つ:
 (7)
星3つ:
 (2)
星2つ:    (0)
星1つ:    (0)
 
 
 
 
 
おすすめ度
5つ星のうち 4.4 (19件のカスタマーレビュー)
 
 
 
 
あなたの意見や感想を教えてください:
最も参考になったカスタマーレビュー

 
24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 小説の極上が所在し得たよ。, 2004/3/9
美しいまでの構成と慄くほど素晴らしき文章にはもう感服するほかないでしょう。これは間違いの無しに彼のかつての作品を凌ぐ傑作だ。だがこれは私自身理解するに難い表現である。なぜなら、「愛の続き」を読了した時点にも同じことを感じたのだ。「愛の続き」よりすごい、ってのは一体どのくらい凄いのか、私は自身思考の整理はつかず、パニックに陥るかもしれないかもしれない。。。そして何より私が驚いたことは、かなりの遅読である私が正味433pをそれこそ瞬く間に読み終えたことである。マキューアンについてはもうこれ以上賛辞を送るのは意味がない。傑作だと感ずる所以は訳者の小山太一氏の熱意と尽力の賜物でもある名訳に拠る所も多大であろう。感服。
コメント コメント | ブックマーク | このレビューは参考になりましたか? はい いいえ (報告する)



 
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 読み応えアリです!, 2005/3/12
By raywayne - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
マキューアンの作品を読むのは今回が初めてだったのですが、初期の彼の作品は、かなり倒錯的で攻撃的なものが多いと聞いて驚きです。この最新作は、それが信じられないほどに誠実でストイックな雰囲気を持った作品でした。

以前筑紫哲也さんのTV番組で、“人を殺してなぜいけないんですか?”という発言をした少年がいて、一時話題になりました。 人を殺していけない究極の理由はありません。 ただこの作品が描き出した、戦争という大量殺戮と、嫉妬による一つの愛の殺戮を前に、ただ愛を待つことと贖罪を貫き通すことによってのみしか生きられない人々の姿が、この大問題に穏やかに対峙しています。 “ペシミズムを維持するだけの勇気がもはやないのだ”という台詞も効いてますねえ。欲を言えば、ブライオニーが贖罪に至った過程まで描いてくれたらものすごい傑作になったのかもしれませんが、それをやってしまうと、話がいつまでたっても終わらない小説になるのでしょう。

ほとんど4つの場所と時間の中で起きる出来事にのみ焦点を絞って書かれているので読みやすく、構成的にはかなり技巧を凝らしていますが、内容が真面目なので嫌みに感じられません。クライマックスの3人の会話や別れの場面など、淡々としながらも迫力があり、しかも映像的な描写が非常に印象的な作品でした。

コメント コメント | ブックマーク | このレビューは参考になりましたか? はい いいえ (報告する)



 
24 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 呆然, 2006/10/24
By するめいか (さいたま) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
 読み終わって呆然として、それから鳥肌がたった。レベルが違いすぎる。真に面白い小説とはこのことではないか。オールタイムベスト3くらいに入れてもいい、イギリスの文豪、マキューアンのまぎれもない大傑作で、作家志望、読者家は必読。
 重厚すぎる文章は読んでいるだけでお腹いっぱいになるのだが、しだいにその重厚さに慣れていくと、もうほかの小説が物足りなくなってくるという、半端ない威力。濃密に描かれた描写力と、類稀なるストーリーテリング。百ページ以上読んでしまったら、そこからいつページをとじていいものだか、わからなくなる。
 小説についての小説、ということだろうか。「小説家」として、いったいどうやって贖罪を完成させていけばいいか、無想家であるブライオニーに、小説家として避けて通れない課題を与えて、ラストでの答え。メタフィクションで凝った構成、小説家ブライオニーのひとつ上のメタには小説家イアン・マキューアンがいる。ブライオニーのやった贖罪は、だから、一種のアイロニーととれば、そこにあるのは堪えがたい悲しみ、そして孤独だろう。
 かつて、高橋源一郎が小説を批評するには、まず批評する小説、それから評論、そして、批評する小説に対しての答えの小説が必要である、と言った。マキューアンもそれに近いことをやっている。「小説」という問題に対して、「小説」できちんと真っ向からぶつけたマキューアンに、最大の賛辞を送りたい。
 最後に、余談だが、アムステルダムでブッカー賞取れて、これで取れないってどういうことだろう? 本人はアムステルダムはしゃれで書いたと言っていたし、しゃれで取っちゃうマキューアンもすごいが、うーん。あと、贖罪、装丁も100点満点。
コメント コメント | ブックマーク | このレビューは参考になりましたか? はい いいえ (報告する)


あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
 
 
 
最近のカスタマーレビュー

5つ星のうち 4.0 心理描写がいい
美しい作品だと思います。特に子供の心理描写が、懐かしい気持ちにさせてくれました。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: ちぇろこ

5つ星のうち 4.0 作家とは何者ぞ−「贖罪」とは「つぐない」か?何をもって「贖って」いるのか?
思い込み、作家気取りの思い上がりから少女ブライオニーのついた嘘で姉セシーリアと将来有望な使用人の息子ロビーは互いの気持ちと欲情に気付いた日に引き裂かれる−所詮身... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: cinemajin

5つ星のうち 5.0 彼らにキスを
「神が贖罪することがありえないのと同様、小説家にも贖罪はありえない」(本文より)

物語をつむぐ作家の罪と、つぐないの話。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: ビイハヴ

5つ星のうち 5.0 Fine picture of tense atmosphere before the Blitz together with one girl's struggle to atone her disastrous mistake.
This story is about a woman who took responsibility for the accident that... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: fzybb

5つ星のうち 3.0 苦戦・・・。
読書のジャンルと作者の幅を広げようと手にしました。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: オーナーオブ・ロンリーハーツクラブバンド

5つ星のうち 5.0 「贖罪」の難しさを表現した名作
 作中においてそれぞれの人物の特徴や性格を緻密かつ明確に描かれており、
かつそれが物語全体を引き立てていると思う。あらすじが書かれた文章だけを... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: にぼし

5つ星のうち 5.0 Review
文体の格調の高さ、内容の重みや厚さといったことを求める人には評価されない作品だと思います。ただ単にストーリー展開の楽しさを求める人には絶賛されるでしょう。あまり... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: ぷぷぷぅちゃん

5つ星のうち 4.0 2週間で読んだ感想を
この本は、3部構成になっている。第1部はロビー、ブライオニー、その姉の3人の視点で1932年の夏の数日間の出来事を描いている。舞台は彼らの住む館がほとんである。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/9 投稿者: futakoi

5つ星のうち 5.0 作家、批評家そして読者の罪悪と責任
『セメント・ガーデン』のような初期の作品のためか、イアン・マキューアンは、挑発的な作家と語られることも多いようです。しかし、近年の『愛の続き』、『アムステルダム... 続きを読む
投稿日: 2007/7/23 投稿者: Yaginuma

5つ星のうち 3.0 読者次第
率直な感想として、この小説のテーマは『贖罪』ではない。作者自身が自覚する贖罪へのアンチテーゼでもない。
主人公ブライオニーが贖罪の第一歩を踏み出す第三部の... 続きを読む
投稿日: 2005/6/26 投稿者: 初巳

この商品のカスタマーレビューだけを検索する



クチコミ

商品やカテゴリー、トピックについて他のカスタマーと語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

語りたいこと、聞きたいことはありませんか? 意見や質問を書いて情報交換しましょう。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

   


リストマニア


関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す









この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック



チェックした商品の履歴

 (詳細はこちら)

製品詳細ページやサーチ結果を表示した後、興味のあるページに戻る簡単な方法についてはここを参照してください。