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日本人よ! (単行本)

イビチャ オシム (著), Ivica Osim (原著), 長束 恭行 (翻訳)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

自分に「誇り」を持とうじゃないか。66年の経験と果てしない情熱で贈る、明日へのメッセージ。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

オシム,イビチャ
サッカー日本代表監督。1941年サラエボ生まれ。62年サラエボのFKジェリェズニチャール・サラエボでプロデビュー。旧ユーゴスラビア代表のフォワードとして、64年の東京五輪に出場し、68年の欧州選手権では準優勝を果たす(大会ベストイレブンに選出)。78年、フランスのRCストラスブールを最後に現役を引退。その後、古巣ジェリェズニチャールの監督を経て、86年旧ユーゴスラビア代表監督に就任。90年イタリアW杯でベスト8に導く。また、91年には当時兼任していたパルチザン・ベオグラードの監督として来日し、日本代表と親善試合を行う。その後、ギリシャやオーストリアのクラブ監督として実績を残し、2003年1月ジェフユナイテッド市原(当時)の監督に就任。05年、同チームをナビスコ杯優勝に導く。06年7月、日本代表監督に就任

長束 恭行
通訳、ジャーナリスト。1973年愛知県生まれ。同志社大学経済学部卒業後、大手銀行を経て、2001年単身クロアチアへ移住。04年、ザグレブ大学哲学学部クロアチア語コース修了。クロアチアのスポーツサイト「Sport‐net」のカメラマンとしてサッカー取材を重ねるほか、日本メディア向けに執筆やコーディネートをしている。また、03年にはバスケット男子日本代表の監督専属通訳も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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45 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 内容は良いのですが、本の作り方は疑問・・・, 2007/8/17
オシム氏のまじめなサッカー哲学が綴られており、好感がもてました。サッカーファンなら一読して損はないと思います。

ただ、これはオシム氏の責任ではないと思いますが、本の作り方がいただけないなと思いました。
まず、タイトルの「日本人よ」はよくないと思います。これでは、日本人論が書かれているのかなと勘違いしてしまいそうです。
また、冒頭付近に「今の日本人が勤勉であるかどうか疑問だ」「日本人は伝統的に責任を他人に投げてしまう」という短文を持ってきているところは、編集者の作為を感じてしまいました。確かに、オシム氏がこのようなことを書いたり言ったりしているのでしょうが、果たしてこれが本書のオシム氏のキーメッセージでしょうか。
私には、無理やり日本人論のような体裁を整えようとしているように見えてしまうのです。
本書に限りませんが、作為的な編集が本の品位を下げているように見えるのは残念なことです。
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55 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 メンタリティが最大の問題, 2007/7/12
By デルスー (沿海州シホテアリニ山脈) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
個人的にはオシムの手腕を高く評価しているが、
正直、意図がよくわからないと感じる時もあり、
少しでも理解の助けになればと思いながら読んだ。

本書でオシムが言いたかったことを煎じ詰めれば、
結局は、「自分の頭を使って考えるのをサボるな」
ということに尽きていると思う。

日本がW杯で思うような成績を残せないのは、
技術やフィジカルの問題というよりも、
周囲に流されやすく・現状に満足しがちな日本人のメンタリティに
最大の原因があるとオシムは考えているようだ。
とはいえ、今さら「ハングリー精神」を唱えてみたところで
始まらないということも、よくわかっているのだろう。

オシム否定派が決まって口にする、
「ジェフ枠」についてはとくに書かれていないが、
短期間で自らのスタイルを浸透させるためという理由に加えて、
批判が集中するなか、あえて彼らを呼び続けることで、
ナビスコ連覇で一定の満足感を得ていた彼らに、
普通では味わえないような重圧をかけ、
その中で生き残ることで、選手として一皮剥けて欲しい、
という狙いもあったのではないか。

なぜ低迷するジェフなのか、という批判は当然あり得るが、
見た目公平なオールスター的チームを作るよりは、
よほど意味のある選択だと、個人的には考える。
(むろん、オシム自身が仄めかしていたように、
結果が出なければ、引責辞任する覚悟があってのことだろう。)

カタール戦の後で、怒りを爆発させたことについても、
まだ次のW杯までは時間があるこの段階で、
いったん選手たちに極限に近い精神状況を
経験させようという意図があったのだと思う。
言うまでもなく、オシムは3連覇を目指しているはずだが、
ぬるま湯的なメンタリティを変革しない限り、
W杯では到底勝ち抜けないのも確かだ。
今大会で一挙両得を狙っていると考えるのは、
彼に対して好意的過ぎる見方だろうか。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 真っ当なサッカー論, 2007/10/16
By 本が好き - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 インタビュー等を通して知るオシムさんの言葉の意味するところが良く分かる。
 本当にサッカーのことを理解している指導者なんだと実感しました。
 代表監督就任依頼「走る」という言葉だけが一人強調されているようですが、サッカーのトレンドがスピード化にある
いる以上、より走ることが要求されるのは当然のことだと理解しました。 代表選手に望むものは「頭脳」とは、試合の中
での的確な状況判断・決断と行動等が要求されるわけですから、本当にまとうなことを言っているのだ思いました。
 インタビューで哲学的とも思える表現が目立ちますが、現状を見据えた現実主義者であることが分かります。
 日本のジャーナリズムにもプロとしてのスキルを求める苦言もあり、僕もそう思います。
 日本はすでに国際化で充分成功したでしょう。 海外に目が行き過ぎて逆に日本の良さが分かっていないのでは、
これからは日本人の身体能力に合わせた日本のサッカーを目指すべきというのは至極当然のような気がします。
 インタビューでは分からないオシム氏のサッカー感・哲学が分かる本です。
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