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デカルトの密室
 
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デカルトの密室 (単行本)

by 瀬名 秀明 (著)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

この時代、この題材、そして瀬名秀明だからこそ解き明かせた、人類が挑み続けた究極の謎。すなわち「人間とは何か?」。前作から五年、最新ミステリ巨編。


内容(「BOOK」データベースより)

世界的な人工知能コンテストに参加するためメルボルンを訪れていた尾形祐輔は、プログラム開発者の中に、10年前に夭折したはずの天才科学者・フランシーヌ・オハラという名前を発見する。本物なのか?同姓同名の別人か?訝る祐輔の前に現れたのは、紛れもなく祐輔の知るフランシーヌその人、そして彼女の姿をそっくり真似てつくられた、窮極のアンドロイド「人形」だった。混乱する祐輔に、彼女はとあるゲームを提案する。迷走するゲームの果て、祐輔は密室に幽閉され、フランシーヌは祐輔の作ったロボット・ケンイチに射殺されてしまう―。

Product Details

  • 単行本: 471 pages
  • Publisher: 新潮社 (2005/8/30)
  • ISBN-10: 410477801X
  • ISBN-13: 978-4104778010
  • Release Date: 2005/8/30
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.5 x 1.4 inches
  • Average Customer Review: 3.0 out of 5 stars  See all reviews (12 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #359,689 in 本 (See Bestsellers in 本)

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17 of 22 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 読み応えたっぷり, 2005/9/16
By A Customer
この著者の5年ぶりの長篇と聞いて思わず買ったものの、分厚くて1、2日はそのままにしておいた。が、読み出したら止まらなくなり、あっという間に読んでしまった。だが、あえて言うと、最近流行の軟弱な小説をあっという間に読んでしまうのとは種類が違う。思わず前のページに戻ったり、同じ箇所何回か読み直したり、高度なパズルやゲームを解いている感じと言えばいいのだろうか? でもパズルやゲームや推理小説は、レベルが高度だからこそ楽しいのであって、そこが醍醐味。難しいから面白いを、まさに実現してくれた。そういう意味だけでも星5つ! さらに悪役たちにも魅力があって、、、これシリーズ化されるらしいけど、いつ出るんだろう。早く続きが読みたい。
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12 of 17 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars システムという絆, 2005/9/26
 「デカルトの密室」の解法をめぐって、作者が用意した解答は三つある。ひとつ目はヘーゲル的な世界精神の擬態。「……ぼくたちは永遠に第三の密室から脱出することはできない。だが第三の密室と一体化することはできる。(中略)いつか他の宇宙さえ理解できるようになるかもしれない。……」(p410)ふたつ目はメルロ=ポンティの両義性の哲学を信頼する態度。「……身体を通り抜けた瞬間、“物語”というひとつの塊に収束してしまう(p430)」自意識の持つ「私」は、「……その確かな手触りと臨場感を経験したことがあるからこそ、世界を信じて(p465)」いる。これを否定すると、ひとつ目の轍に嵌まることになる(p431以下)。みっつ目はルーマンの社会システム論をモラルの実践として捉える姿勢。「……ルールを守ることが大切なんじゃない、ルールを守り続けること(中略)それがいちばん大事なんだ。(中略)昔からずっと決まっていた。だからそれはルールなんだ。……」「ぼくは自分で選ぶんだ!」(p445)これには絶えず「きみはそれを信ずるのか」との囁きが「私」になされるだろう。
 デカルトから端を発するコギト神話は、それが普遍的=抽象的なロゴス操作の自家中毒に陥るかぎり、巧妙に自己を欺きながら、世界を統べる欲望へと転化するだろう。「自意識」を似非コギト神話の濡れた手からいかに庇うか。――作者は、人間にはメルポンの心身相互浸透論を、そして、「ロボット」にはルーマンの機能主義的システム論を、それぞれ武器として手渡したわけだ。とりわけ文学シーンにおいてシステム論をモラルとして「鮮やか」に提示したのは、作者の功績である。新鮮であるし感動する。まさに「人間」と「ロボット」の、現在における優れた教養小説といって差し支えない。
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8 of 12 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars 最後のほうがいまいち, 2006/1/18
チューリングテスト、中国人の部屋、フレーム問題、人間原理といった用語をちりばめて、自我や認識、知能といったことにまつわる考察がこの小説の大黒柱になっています。
人間によって作られたロボットを中心に据えることで、自我や認識をメタ化して扱えるようにした物語作りはアイデアの面で優れているのではないでしょうか。
しかし、いかんせん、最後のまとめがなんだか、予定調和になっていて、主人公たちのように素直でも、心が清らかでもない私は、かえって居心地が悪いような不満が残りました。

あと蛇足ですが、「すべてがFになる」を意識しているような、キャラクターとエピソードが出てきます。これは出版元のマーケティング上の戦略か、筆者のライバル心?、いや遊び心?などと邪推してしまいました。
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ちょっと難解すぎませんか。
デカルトの話について... 続きを読む
Published on 2005/11/14 by フォックス

2.0 out of 5 stars 難解、そして長過ぎ・・・
密室に監禁された祐輔を救い出すため、祐輔の作ったロボットの
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Published on 2005/10/3 by ゆこりん

1.0 out of 5 stars 小説以前
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