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ラス・マンチャス通信
 
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ラス・マンチャス通信 (単行本)

by 平山 瑞穂 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

僕は常に正しく行動している。姉を犯そうとした「アレ」は始末されるべきだし、頭の足りない無礼なヤンキーが不幸になるのは当然だ。僕のせいではない。でも、なぜか人は僕を遠巻きにする。薄気味悪い虫を見るように―。カフカ+マルケス+?=正体不明の肌触りが、鈴木光司氏の絶賛を浴びた異形の成長小説。第16回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。


内容(「MARC」データベースより)

頭の足りない無礼なヤンキーが不幸になるのは当然だ。僕のせいではない。でも、なぜか人は僕を遠巻きにする。薄気味悪い虫を見るように…。異形の成長小説。第16回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。

Product Details

  • 単行本: 269 pages
  • Publisher: 新潮社 (2004/12/21)
  • ISBN-10: 4104722014
  • ISBN-13: 978-4104722013
  • Release Date: 2004/12/21
  • Product Dimensions: 7.6 x 5.4 x 1.1 inches
  • Average Customer Review: 4.3 out of 5 stars  See all reviews (13 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #369,657 in 本 (See Bestsellers in 本)

    Category Ranking:

    #328 in   > 文学・評論 > SF・ホラー・ファンタジー > 日本の著者 > は行の著者
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13 of 13 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 不幸な「僕」の冒険と帰還…, 2005/2/18
 誰もが家族に認められ、愛され、幸せに満たされて生きたいと願っている。けれど、「僕」という息子には、なぜかそのアタリマエの幸福がゆるされない。理由は永遠にわからないまま、「僕」の冒険物語がはじまる……。家に徘徊する謎の妖怪アレ(兄?)や、明確な虐待や葛藤こそないけれど、「僕」に過保護なようでいて冷淡な父母、恋人同士のように仲の良かった姉との別れ。施設での生活を経て、自分を拾ってくれたヘンな上司や、新しい恋人と共に疑似家族的な関係を結ぶも「僕」の周りに起こる出来事はいつも奇妙に残酷なことばかりで…
 一体、家族って何だろう? 家族から離れて生きているはずの「僕」なのに、ずっと呪われたファミリーの絆に追いかけられている主人公の心理がリアル。悲しく切なくて、最後は希望がちょっぴり。
 各章は独立した短編としても読め、その完成度の高さには驚きます。特に、冒頭の『畳の兄』と、ホラー色の強い『次の奴が棲む町』が印象的。ファンタジー小説と言っても、ラテンアメリカ文学っぽい抽象度的なノリなので、好き嫌いは別れるでしょうが、私は日本にもこういう小説があるんだなーと素直に感心してしまいました。
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3 of 3 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 呪われた世界の呪われた家族, 2008/2/24
By ドクトルg (新潟県) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 ラス・マンチャスとは、作品中の架空映画に出てくる呪われた一族のことだという。これが最後までうまく小説世界のイメージを統一している。第一章だけ、少し異質だ。これは知的障害者の兄がいる家庭をグロテスクに描いたともとれ、テーマがこの章だけでも小さく独立しているからだ。
 全体的に少ない登場人物ながら、各章に新しいキャラクターを登場させ、物語を淀ませることなく進めていく。はじめは少しだけ現実から遊離していた世界が、徐々に加速度を上げて遠ざかっていく。「僕」が最後に帰ろうとしている本来所属していた場所とは、決して現実世界ではない。それはおそらく、更に遠く呪われた世界に違いなかろう。 合掌。
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5 of 6 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars すごすぎる, 2006/5/7
By するめいか (さいたま) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 今まで読んでいなかったのを後悔するぐらい、すごい作品。異形で幻想的な家族小説であり、主人公「僕」の青春小説であり、教養小説でもある。
 ハリーポッターや指輪物語に代表される、いわゆる「剣と魔法のファンタジー」、商業ファンタジーとは違い、まさに幻想小説という言葉がぴったりだ。
 この作品を何て表現したらいいのかわからないが、たとえば、乙一の短編集ZOOに入ってる「冷たい森の白い家」をさらにのっぺりとグレードアップした感じだろうが。変な小説が読みたい人は是非どうぞ。
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Published on 2006/2/17 by 鳥子

5.0 out of 5 stars 強い印象が残る小説
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Published on 2005/6/13 by haddock2

5.0 out of 5 stars 打ちのめされたい人へ。
POPかつどこか禍々しい表紙のイラストに惹かれて読んでみたら…期待以上でした。主人公が延々と彷徨い続ける「悪夢のような世界」と、そこに生息するどこか異常な登場人... 続きを読む
Published on 2005/1/5 by cue79

5.0 out of 5 stars これぞ大人のためのファンタジー!
おもしろくて、一気に読んだ。
ダメ男を自認する主人公が職を転々とし、妖怪?たちと戦う、地獄めぐりの物語。
本の帯のコピー「カフカ+マルケス+?=正体... 続きを読む
Published on 2004/12/25 by 宮地嘉七

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