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四度目の氷河期
 
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四度目の氷河期 (単行本)

by 荻原 浩 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

人生を語るには、早すぎるなんて言わせない。ぼくは今日から、トクベツな子どもになることにした―何をやっても、みんなと同じに出来ないワタルは、ある日死んだ父親に関する重大な秘密を発見する。その瞬間から、少年の孤独なサバイバルゲームは始まった。「自分」を生きるため、本当に大切なことって何?『明日の記憶』の著者が描く、今ここにいることの奇跡。感動青春大作。17歳の哀しみと温もりが、いま鮮やかに甦る。


内容(「MARC」データベースより)

ぼくは今日から、トクベツな子どもになることにした-。何をやっても、みんなと同じに出来ないワタルは、ある日死んだ父親に関する重大な秘密を発見する。その瞬間から、少年の孤独なサバイバルゲームは始まった…。

Product Details

  • 単行本: 464 pages
  • Publisher: 新潮社 (2006/9/28)
  • ISBN-10: 4104689033
  • ISBN-13: 978-4104689033
  • Release Date: 2006/9/28
  • Product Dimensions: 2.3 x 1.7 x 0.9 inches
  • Average Customer Review: 3.9 out of 5 stars  See all reviews (21 customer reviews)
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    #488 in   > 文学・評論 > 文芸作品 > 日本文学 > あ行の著者
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10 of 13 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 荻原節, 2007/1/17
By 桜っち (東京) - See all my reviews
内容ではなく、作者名だけで安心して手に出来る本。
読書好きにとって「荻原浩」は、そんな貴重な「ブランド」である。

だからこの小説も、当然予備知識なしにページを捲りはじめた一冊である。
不思議なプロローグと、主人公「ぼく」のいたいけなモノローグ。
その二つがシンクロした時は、「さすがは荻原浩」と興奮を隠せず、
ページを捲る手にも力が入った。


「ぼくの父親は1万年前のクロマニヨン人」と思い込み、ひとり黙々と
内なる野生を磨いてゆくクロマニヨータな設定の破壊力は、そこらの
凡庸な作家には思いもつかない斬新なものではないだろうか。

が、
残念ながら中盤あたりから物語が「失速」してしまったことは否めない。
というか、青春小説にはありがちなパターンの連続で、新鮮さがない。
(母が癌という設定は、某フランキーの小説さえ連想させてしまう)

「ぼくは無骨で孤独なクロマニヨン」という素晴らしい設定がありながら、
クロマニヨン的無骨さや不器用さは物語の進行とともにナリを潜め、
石田衣良の池袋小説よろしく仲間のために田舎町を奔走する少年アンチ
ヒーロー物っぽい雰囲気になってしまったのも、残念だ・・・・・。

どうせなら、父親は本物の「クロマニヨン人」でもよかったのではないか。
もちろん、そんなことをしたらこの小説の「文学的なテーマ」が台無しに
はなってしまうだろうが、荻原浩なら壮大なSFエンターテイメントとして、
面白く消化できたと思う。


とにかく、「四度目の氷河期」の主人公は饒舌すぎた。
旧石器時代のクロマニヨン人というよりも、昭和40年代の貧乏大学生
な思考回路を持つ「ぼく」の行動をリスペクトすることは、残念ながら
できなかったというのが正直なところである。

作家としては文句ナシに素晴らしい荻原氏だか、青春小説を執筆の折には
石田某のような軽薄さと不真面目さを身に付けていただきたいものである。
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2 of 2 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 少年のたった一人のサバイバルゲーム, 2008/8/3
By コーキ (東京都杉並区) - See all my reviews
主人公渉の5歳から18歳までの成長を描いた物語だが、思春期ならではの身体の悩み、恋愛の悩み、部活の悩みなども具体的に描かれていて読みやすかった。個人的に好きだったのは渉が幼稚園や学校で問題を起こしたときに、渉の母親が筋道を立ててきちんと渉に分かるよう説明するシーン。母子家庭だからといって悪いことをしたら叱るというわけではなく、良いこと、悪いことをきちんと理解させる母親に好感が持てた。人に迷惑をかけないこと、約束は守ること、自分の気持ちだけじゃなく人の気持ちも考えること、相手に先に仕掛けられても暴力反対と頭の中で三回唱えることなどなど。なかでも一番共感したのが「友達は数を競うものじゃない。逆かもしれない。百人の友達がいるとか、何十人もの人を好きになったという人は実は本当の友達も真剣に好きになった人もいないんじゃないか。負け惜しみかもしれないけど、大切な人は少ないから大切なんだ」というセリフ。もっともだと思った。
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8 of 11 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars う〜〜ん、消化不良かなあ。アイデンティティ喪失はむしろ普通の方が深刻なのでは, 2006/12/18
By moritats55 (愛知県東海市) - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
シングルマザーの子供として田舎町に生まれた少年の成長物語。
高校卒業目前までを追いかけます。
母親が父親を明かさなかったため、氷河の中に発見されたクロマニヨン人と
思い込んだ子供というちょっと変わった設定。
ストーリーテラーとしての作者の人物の作り方、関わらせ方はうまいなあと思います。
物語の幕に向けてのスピード感もとても好きです。
本を読む時間を楽しめると言う点に付いては二重丸なのですが
何か、ひっかかるもの、消化不良な思いが残りました。
確かに、父親像を持つことができず
周りから区別され、差別され、自分自身も人とは違うと思いつつ
アイデンティティ探しに漂流する。
それもわかるのですが
なんというのか、とってもわかりやすいというのか
すごく記号みたいな印象がするのです。
先が読めちゃうと言うことでもありません。
うまく言えないんですが
アイデンティティ喪失に漂流してるのは
もっと普通な、両親もそろって、成績もそこそこで
というな子たちのように感じるのです。
うまく言えないんですが
物語のための舞台設定って印象がどうしても残るんです。
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5.0 out of 5 stars 個人的には星5つ
本書は、荻原浩の著作の中では著名な方ではないし、レビューを読んでも、決して高い
評価をされていないように思える。... 続きを読む
Published 6 months ago by 浪速のスライサー

3.0 out of 5 stars テーマは秀逸。でもエピソードがちと散漫かな。
荻原浩がビルドゥングスロマンに挑むとこうなる,ってことかなぁ。... 続きを読む
Published 17 months ago by たつパパ

3.0 out of 5 stars 好みが
普通ではないのはクロマニヨン人の子だから…という発想に
まずついていけるかどうか。

それを... 続きを読む
Published 22 months ago by 彩織

4.0 out of 5 stars ある日突然にやってくる氷河期。
そうなんですね。氷河期って次の日いきなり氷河期に入ってしまうらしいですね。
DAY AFTER... 続きを読む
Published 23 months ago by ケロロ

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私は落ち込んでいたので、この本にとても救われました。
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Published on 2007/9/5 by ぴーすけ

3.0 out of 5 stars タイトルに騙される
タイトルを見て、「僕たちの戦争」や「明日の記憶」っぽい作品を思い浮かべたのですが、
荻原さんの作品?って思いながら読みました。... 続きを読む
Published on 2007/8/3 by 〜kaho〜

4.0 out of 5 stars 愛すべきキャラクター・ワタル
「僕の父はクロマニヨン人」、なんて突飛な思い付き!... 続きを読む
Published on 2007/4/13 by 美花絵留

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二度目の直木賞の候補になった作品であるが、私には五木寛之の「青春の門筑豊編」を思い出させる作品であった。自分自身の出生の秘密に触れようとする少年、自分はクロマニ... 続きを読む
Published on 2007/4/13 by rainandfine

3.0 out of 5 stars 欲を言えば、もっと“萩原節”があってもよかった
タイトルからして、ちょっと前の就職氷河期の頃の、奮闘する女子大生の話かと思ったら、ぜんぜん違っていた。... 続きを読む
Published on 2007/3/26 by Wakaba-Mark

3.0 out of 5 stars 題材は面白いんだけど・・・
荻原浩さんには絶対的な信頼を抱いているのですが、
今作はイマイチだったなぁ。

シングルマザーの母のもとで育ったワタルは、... 続きを読む
Published on 2007/3/13 by 夢追い虫

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