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フィッシュストーリー
 
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フィッシュストーリー (単行本)

伊坂 幸太郎 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「なあ、この曲はちゃんと誰かに届いてるのかよ?」売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が時空を越えて奇蹟を起こす。デビュー第一短編から最新書き下ろし(150枚!)まで、小気味よい会話と伏線の妙が冴える伊坂ワールドの饗宴。


内容(「MARC」データベースより)

あの作品に登場した脇役達の日常は? 人気の高い「あの人」が、今度は主役に! デビュー第1短編から最新書き下ろし(150枚!)まで、小気味よい会話と伏線の妙が冴える伊坂ワールドの饗宴。

登録情報

  • 単行本: 258ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/1/30)
  • ISBN-10: 4104596027
  • ISBN-13: 978-4104596027
  • 発売日: 2007/1/30
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (35件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 25,512位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 4.0 伊坂ファン待望の新作!, 2007/2/14
By Wakaba-Mark - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
伊坂幸太郎13冊目の本書は、デビュー直後に書いた短編から、今回書き下ろした中編まで、四つの物語からなる作品集である。

「動物園のエンジン」―デビュー長編『オーデュボンの祈り』のような不思議な雰囲気のある短編。

「サクリファイス」―あの黒澤がスピンオフで、この中編では主人公として登場する。ある寒村で昔から伝わる“こもり様”の風習を、伝奇ミステリー風の道具にして、“本格パズラー”っぽい物語に仕上げている。

「フィッシュストーリー」―表題作。私は本書でこの短編が一番好きだ。ふとした偶然(!?)が、40数年を隔てたところで意外な影響を及ぼす物語なんて、いかにも伊坂幸太郎らしい。

「ポテチ」―本書のための書き下ろし中編。黒澤が今度は脇役で登場する。書下ろしらしく、随所に仕掛けられた伏線を、ラストでいかにも“伊坂ワールド”らしく収斂させる手腕はさすが。

今回収録の作品はいずれも独立した話で、書かれた時期も、テイストもまちまちなので、一冊を通して楽しむということはできなかったが、それでも、とりわけ後半の2作品は、ファンとしてじゅうぶん“伊坂幸太郎の世界”を堪能することができた。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 1冊で何度でも楽しめる♪, 2007/2/17
By ゆこりん (北海道) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
どれも作者らしい発想のストーリーだと思った。特に表題作の「フィッシュ
ストーリー」の構成はすばらしい。二十数年前、現在、三十数年前、十年後の
4つの物語を組み立てたりつなぎ合わせたりするのは、読み手自身なのだ。
どうつながっていくのかを考えながら、そしてその裏に隠されたできごとを
想像しながら読むのは楽しかった。
最後に収められている「ポテチ」もよかった。飄々とした今村のキャラは最高。
ピタゴラスの定理には笑ってしまった。今村の心の中にある悲哀に気づかされた
ときはちょっとほろっときたが。
この本の中、あちこちに出てくる今までの伊坂作品に登場した人物を見つけるのも
楽しかった。(ただし、全ては無理だった・・・汗)1冊でいろいろ、何度でも
楽しめる♪そんな作品だった。
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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 テンポ良く快調に読み進められる伊坂作品に潜むユニークさを知ろう!, 2008/4/30
By TKMT (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 本書には、「動物園のエンジン」、「サクリファイス」、表題作の「フィッシュストーリー」と書き下ろしの「ポテチ」の計4作品が収録。読みたい彼の作品は他にもあったが、今回は「祝!本屋大賞」という帯文字が目に留まり購入。

 最初の「動物園のエンジン」は短いうえにさほど面白さを感じなかったが、続く作品はどれも読み応えがあった。「サクリファイス」は結論的には大したことが判明するわけもなかったが、結論に至るプロセスの筆致が巧みであった。本書では二度登場する、なかなかの渋さを醸し出す黒澤と老婆との会話がなんともいえず絶妙であった。「90歳の慧眼か」という黒澤の呟きに対する、「だから、90じゃなくて92だって言ってるべ。この二年だって、充分大事だったんだから、飛ばさないでほしいんだよね」(78頁)という老婆の応答はまことに微笑ましい。映画『阿弥陀堂便り』に登場した91歳の老婆の口調や姿と、私の脳裏では重なった。この老婆の話し方や人柄は、最終作品「ポテチ」における今村の母親を間違いなく想起させる。

 今村の母親と彼の彼女である大西との会話もなかなか愉快だ(今村の母親の面白さが際立っているんだが)。最初はなぜ「ポテチ」というタイトルか即座に掴めなかったが、231頁にある大西の言葉からすぐに分かった。空き巣を仕事にしている今村はたしかにある種の出来損ないといえるかもしえないが、実は母親想いの良き青年である。母親と息子―母親は自分の本当の息子を知らないが、息子はそれを知っている―という複雑な話であるが、伊坂氏の文体や展開構成によって「重い」話でなく、明るく前向きな、そして最後は「泣ける」締めくくりになっている。本作品が一番心に響いた。表題作の作品へのコメントは他のレビュアーが書いているので、私の言及は割愛しておこう。「繋がり」を充分に感じさせる好作品であり、それは彼の作風を象徴するユニークさの源泉だ。
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正直始めの「動物のエンジン」で読むのやめようかと思いました。オヤジギャグが連発して呆気ないオチ…後に続く作品はまだ読めましたが、話の一貫性がなかったので読み終え... 続きを読む
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投稿日: 2007/8/14 投稿者: 本好き猫

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