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ハイスクール1968
 
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ハイスクール1968 (単行本)

四方田 犬彦 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

68年、進学校「教駒」に進んだ15歳の少年は、ジャズと漫画と詩を求めて喧騒渦巻く街・新宿へ向かった。世界を席捲した反体制運動と若者文化は彼にどんな洗礼を浴びせたか? 話題沸騰の批評的自伝!


内容(「BOOK」データベースより)

ビートルズも、三島由紀夫も、毛沢東も、まだ生きていた。1968年、15歳の少年は、ジャズと漫画と詩を求めて新宿へ向かった。反体制運動と若者文化は彼にどんな洗礼を浴びせたか?話題沸騰の批評的自伝。

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5つ星のうち 5.0 only yesterday, 2004/3/1
By カスタマー
 出版が早すぎた村上龍の「69」を庶民版とすれば、これはその知的エリート版とも言うべきものである。
 もちろん、凡百の自慢話とは異なり、教駒=東大とは無縁の私にも些かの嫌みも感じさせない。それは、四方田犬彦がノーブレス・オブリージュを実践し続ける希有な一人であるからであろう。

 私は1950年生まれである。時はまだ「貧乏」が目に見えるものであって、高校で一番の生徒が経済上の理由で進学を断念したことを忘れることができない。
 凡人は、一般社会で知や正義など無用の長物と言うよりも忌み嫌われるものに過ぎないことを噛みしめながら生きざるを得ないが、時に一服の清涼剤としての書物が現れてくれる。

 怠惰と裏腹の醜悪な懐古趣味を排することは当然であるが、人は時代や環境と無縁ではあり得ないこともまた否定しがたい事実である。
 昨年の矢作俊彦「ららら科學の子」に続き、巻を措くあたわざる興趣に充ち満ちているあまり完読してしまうのが惜しくてならない極上の一冊である。

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25 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 四方田さんは良い本を書いた。ありがとう!, 2004/4/3
By 小西昌幸 "先鋭疾風社" (徳島県北島町) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
■私は四方田犬彦氏からの書簡を数通所有している。最初の手紙は1981年で、私が預金をはたいて準備していた『板坂剛の世界』(先鋭疾風社)への予約に添えられていた。その後、私のミニコミ(『ハードスタッフ』10号)で三多摩高校生闘争の資料を復刻掲載したことに関して、「自分は附属駒場のバリストに参加したことがあり、いつの日か小説か何かの形で書いておきたいと考えている」という趣旨の葉書が届いた。

■それから、約20年の歳月が流れ、ご本人にも2回ほどお目にかかる機会を得た私は、2004年2月に刊行された本書が附属駒場時代を回顧したものであることを知り、直ちに注文した。届いたそれをむさぼり読んだ。特に印象に残っているのは次の箇所だ。2学期の世界史の期末考査で、「近代欧州で生じたもっとも重要な事件について自由に記せ」という論文問題が出され、四方田氏は1789年のサド侯爵のバスティーユ獄舎からの解放について書く。当該事件が人間の快楽と権力認識の問題に関して重要なのであると。教師は、「A」の評価をつけた。30年以上のちに、その教師は四方田氏の当時を回顧するアンケート質問に対して、「現代の高校生は昔に比べて批判精神を欠いている」と答えたという。2人の精神のありようをみて、なぜかしら私の胸には熱いものがこみ上げてならなかった。本書を私は強く推薦する。四方田さん、あなたは良い本を書かれた。ありがとう!

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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 多感な高校生時代、一瞬の輝きそして韜晦, 2008/4/20
By 麒麟児 (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
四方田さんの著書を系統立てて読んでいる訳ではありませんが、勉学、交友、政治、文学(漫画)、音楽などなど、悩みつつも真に何物かに打ち込んだ高校生時代のメモワールとして、屈指の一冊だと思います。「連合赤軍のあさま山荘事件と、それに続いて明るみになったリンチ殺人事件は、60年代と70年代という二つの時代を完全に分断させる、分水嶺のような出来ごとであった。」毛沢東とニクソンの握手は「イデオロギー」の虚偽性を暴き出し、時代は90年代のバブル崩壊へと続く大衆消費社会の爆発的拡大へと駒を進めていく。そして、本書の続編が『先生とわたし』(新潮社)ということになるのでしょう。併せて是非。
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5つ星のうち 3.0 ナイーブな高校生の回想録ということで・・・
基本的に本書に記載されている時代は、橋幸雄・巨人の星・明日のジョー・天地真理etc... 続きを読む
投稿日: 2005/12/26 投稿者: kenken96660

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四方田さんのフアンにとっては、それが、モロッコであろうと、映画であろうと、韓国であろうと、彼がどんな高校生活をおくったのか関心があるのは当然ですよね。私は、フア... 続きを読む
投稿日: 2005/6/12 投稿者: ブローデル

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投稿日: 2004/10/17 投稿者: 盥アットマーク

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この本を読んで特に感じたことは、東京の有名高校におけるいわゆる「優等生」たちの当時でのスノッブ度合のひどさでしょう。挫折体験が個人的には大きなものであったとして... 続きを読む
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5つ星のうち 1.0 間違い探しにうってつけ
非常にまじめに書いてはいるが、なんてことはないエリート層の回想記。
それで話は済めばいいが、各章に間違いが目立ってはなはだ困る。予習復習がこの人は、ほかの... 続きを読む
投稿日: 2004/6/11 投稿者: ネコ眼小僧

5つ星のうち 4.0 音楽と文学と映画と漫画
1969年生まれの私にとってこの時期起こったことに対して、非常に憧れをもってます。全て後追いで、知識として知っているだけで、経験してきた人が書いている書物でしか... 続きを読む
投稿日: 2004/5/25 投稿者: hiraku

5つ星のうち 3.0 戦後史の中に自己定位を試みる本
四方田の『ハイスクール1968』と大塚の『「おたく」の精神史... 続きを読む
投稿日: 2004/5/24 投稿者: 堰野麻児

5つ星のうち 3.0 早熟さと整理のうまさがマイナスになったのでは?
四方田氏のいくつかの本(ソウルものや「月島物語」)はたいへん好きで、また、この本の評判も耳にしており、大期待で読み始めました。
が、やや拍子抜け、というの... 続きを読む
投稿日: 2004/5/13

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