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旅する力―深夜特急ノート (単行本)

沢木 耕太郎 (著)
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内容(「BOOK」データベースより)

『深夜特急』では書かれなかったエピソードや、旅に出るまでの経緯、沢木耕太郎ができるまでとも言うべきデビュー直後の秘話など、旅に関する文章の総決算となる初の長編エッセイ。


内容(「MARC」データベースより)

「深夜特急」では書かれなかったエピソードや、旅に出るまでの経緯、沢木耕太郎ができるまでとも言うべきデビュー直後の秘話など、旅に関する文章の総決算!

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5つ星のうち 5.0 終着駅への片道切符, 2009/1/25
By hanaohanao (空襲で焼けちゃったあたり) - レビューをすべて見る
 昔、『深夜特急』を、旅の終着駅がどこにあるのか、そこに辿り着くまでどれほど興奮と感動が待っているか、胸をおどらせながら読んだように記憶している。
 キザな言い方かもしれないが、人生は終着駅へと歩み続ける旅にほかならない。この本には、なぜ旅立ったのか、どんな状況の中で旅を始めたかが書かれている。だが、そもそも旅に特別な目的を求める必要は全くないようにも思う。若造としては、人生もまた然りとは言えるわけもないけれども。
 現実の人生では、その行く末に胸を期待に膨らますよりも、その旅の長さに途方にくれることのほうが多いように思う。情況を能動的に捉えるための旅もありうるし、そこから逃げ出すための旅もありうる。沢木は、旅立って数十年を経過し、当時旅立ったことの意味を再定義しようとしているように見える。
 ある評論家は、沢木が『凍』で父親のことを書いた後、彼の中で沢木の印象が大きく変化したという。私もこの本で同じような経験をしたのかもしれない。後から書いたものが、先行した作品の印象を大きく変える。そんなふうに思える。 

 とゆーか、若々しかった沢木も私も歳とったってことか(笑)。
 
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56 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 深夜特急再び, 2008/11/27
深夜特急にのめり込み、興奮したひとと分かち合いたい特別な一冊です。
まだ半分しか読んでいないのにもかかわらず、こうしてレビューを書き始めてしまったのは、本編を読んでいたとき同様、内容について誰かと話したい衝動に駆られたからです。
この本は、あの旅を始めるに至ったきっかけや当時の沢木さんの状況、旅の裏話が書かれています。半分しか読んでいないから、残り後半、果たして本編には書かれることのなかったゴールや旅後の心情などにも触れられているのか…ドキドキです。
これで深夜特急も終着駅に着いてしまうのかと思うと、後半を読み出すのが惜しくてしようがありません。
通読する前に★を付けるなんてどうかとも思ったのですが、きっと読み終わっても同じ数だけの★を付けることだろうと思い付けてしまいました。許して、この勇み足!
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5つ星のうち 2.0 これが最終便?, 2009/1/12
帯に刷られていた「深夜特急<最終便>遂に刊行!」という一文に
惹かれて購入しました。

感想としては、「肩透かしを食らった」感じです。
若い頃何度も読み返した「深夜特急」、その最終便ということで過
剰に期待していたのが原因だと思います。
この作品が「深夜特急<最終便>」だとは思えません。

当時著者がどんな仕事をしていたのか、子供の頃はどんなだったの
か、日本に帰ってきてからどうしたのか、そもそも旅の前後の心境
はどんなものだったのか、そんな著者自身のことが書かれています
が、正直に言えば興味がありません。

もちろん「深夜特急」に書かれなかったことや、ちょっとした裏話
なんかも読めるので、そこのところは楽しめました。

多くの小説がそうであるように、この本も読む人によって受ける感
想や印象は様々。

作家のファンなのか、深夜特急のファンなのか……

深夜特急の中の沢木耕太郎しか知らなかった私にとって、この本で
著者自身が書く沢木耕太郎は全く知らない人でした。
熱心な深夜特急ファン、熱心な沢木ファンにはオススメです。
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