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最後の努力 (ローマ人の物語 13)
 
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最後の努力 (ローマ人の物語 13) (単行本)

by 塩野 七生 (著)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

未曾有の危機に陥った帝国を救うべく、二人の皇帝が抜本的改革に取り組んだ。領土の分割統治、キリスト教の公認――だが皮肉にも、その努力が衰退を加速させてしまう。衰亡史、いよいよ佳境に!


内容(「BOOK」データベースより)

ローマが「ローマ」でなくなっていく―帝国再建を目指した二人の皇帝、だがその努力が、逆に衰亡へと拍車をかける。塩野七生が描く新たな「衰亡史」、いよいよ核心へ。

Product Details

  • 単行本: 301 pages
  • Publisher: 新潮社 (2004/12/22)
  • ISBN-10: 4103096225
  • ISBN-13: 978-4103096221
  • Release Date: 2004/12/22
  • Product Dimensions: 8 x 6.1 x 1 inches
  • Average Customer Review: 4.3 out of 5 stars  See all reviews (24 customer reviews)
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16 of 17 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 目から鱗でした, 2005/3/29
By 鏡餅 (千葉県) - See all my reviews
5世紀、蛮族の度重なる侵入と劫掠により弱体化した西ローマ帝国がオドアケルに滅ぼされ、以後のヨーロッパはルネッサンスまでの長い「中世の秋」を迎えることになる・・・
ローマ史の知識皆無だった私には、古代から中世への過渡についてはそんなイメージしか無かったのですが、この巻を読んで認識を改めさせられました。

ローマ帝国が滅亡したことにより古代の文明・文化が滅びたわけではなく、ローマ帝国が「中世化」することにより、古代の優れた知識や技術、精神が徐々に失われていった・・・。
歴史を知る人には自明のことなのかも知れませんが、私にとっては新鮮な認識でした。
この事実を如実に表しているのが、他の方も言ってるとおり、凱旋門のレリーフです。
ギリシャ・ローマの彫刻と言えば、人間の肉体や感情を豊かに表現したもの・・・とイメージを持っているのですが、図版で詳細に示されたそのレリーフに描かれているのは、まさに「中世」的な・・・稚拙としか言いようのない、精神の宿らない形だけのものです。このレリーフの写真、「百聞は一見に如かず」です。

「ローマは敗者さえも自分たちに同化させることで栄えた」というのが、塩野さんのローマ史の基本にありますが、この巻のローマは、決定的に「ローマらしさ」を失ってしまいます。同化させるべき「ローマらしさ」が無くなれば、その版土を守れるのは強大な軍事力だけ、ということになるし、帝国の一体性を維持するには神権に基づく絶対独裁だけ、ということになるのも当然なのかも知れません。

この後の衰亡史においては、辛うじて個々人の中に残る「ローマらしさ」が滅びの中で美しくも哀しく花開く、というシーンが多くなっていくような気がします。。。

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36 of 41 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 作者自身の最後の努力を見せてほしい。, 2005/11/23
By ともぱぱ - See all my reviews
(TOP 100 REVIEWER)   
最近は年末ぎりぎりに最新刊が出るパターンが定着したようで、第14巻が待ち遠しい季節になってきましたが、改めて第13巻を振り返ってみると、ページ数の少なさといい、シャルルマーニュを神聖ローマ帝国皇帝と呼ぶ初歩的な間違いがあったりで、作者の息切れかと心配になります。いよいよ残り2巻、背教者ユリアヌスも登場することだし、是非作者自身の最後の努力を見せてほしいものです。なお、コンスタンティヌス大帝が帝国を統一して以降、特にコンスタンティノープル建都の記載があっさりしているのが物足りない人は、大阪市立大学の井上浩一教授著・講談社現代新書の「生き残った帝国ビザンティン」の「ローマ皇帝の改宗」「新しいローマの登場」の章が、わかやりやすい記述で面白いエピソードや伝承を簡潔に紹介してくれており、本書とあわせて読むとこの時代に対する興味が一層深まるでしょう。
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12 of 13 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars とうとう形骸化するローマ帝国, 2005/2/6
ローマ人の物語も13巻を迎えました。計画では、後2巻、頑張って欲しいものです。この作品で2つの点を学びました。まず、文化は後退することが有り得ること。凱旋門に残されたれレリーフの出来は、紀元前後から紀元4世紀までを比べると、明らかに稚拙になっている。こういう事実を突きつけられると、我々の時代ももしかするとと考えないわけにはいかない。次に、なぜローマ帝国が東西に分裂したのかあるいはする必要があったのかが、初めて理解できたような気がする。高校時代の歴史は、あくまでも受験勉強ようであったため、何が何でも憶えることが
主体であったため、歴史学の本質であるところの「歴史に学ぶ」ということが皆目なかった。そういう意味で、このシリーズは通読する意味があると思う。
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4.0 out of 5 stars ローマ帝国に脱力感
 3世紀にはゲルマン人達の侵入が激しくなった。安全保障が成り立たなくなれば、農作物の生産量は落ち、輸送も困難になる。インフレの到来である。... 続きを読む
Published 6 months ago by じゃが〜

5.0 out of 5 stars ローマ皇帝って何だったんでしょう
ローマ帝国が元首制から専制君主制へと大きく舵を切った、キリスト教が世界宗教へと変質した、そして、ヨーロッパが中世への第一歩を踏み出した、ディオクレティアヌス帝か... 続きを読む
Published on 2007/11/24 by shibchin

5.0 out of 5 stars 大事な魔法が溶けて。。。。
西ローマ帝国が滅びた原因は、皇帝が空位になった瞬間に起こった
ローマ皇帝の権力の魔法が溶けて意味をなさなくなった... 続きを読む
Published on 2007/1/20 by キケロの羽ペン

5.0 out of 5 stars 著しく変容を遂げてしまったローマ帝国
相次ぐ蛮族の進入に翻弄され、70数年のうちに22人の皇帝が相次いだ時代(『迷走する帝国』)を経た次の年代。... 続きを読む
Published on 2006/2/2 by yuishi

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Published on 2006/1/8 by てすとてすと

4.0 out of 5 stars 全体主義へ引き込まれたローマ
特に感心したのは、キリスト教への改宗が「利益」によるものだという指摘です。私は、後期ローマ帝国の日々(わかるかな?)では、知識人や貴族が、たいていキリスト教会の... 続きを読む
Published on 2005/9/9 by yamashina

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 ひとつ前の第12巻で語られた紀元211年~284年には22人の皇帝が登場し、次々と謀殺・自殺・戦死・事故死などで消えていきました。
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Published on 2005/3/31 by くろやぎ

4.0 out of 5 stars ローマ帝国の最後のあがき
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Published on 2005/2/3 by tabopapa

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Published on 2005/1/17 by hpo

3.0 out of 5 stars あきらかに息切れ
きっと作者自身も、カエサルやアウグストゥス、五賢帝を書いている時代ほどには、ディオクレティアヌスやコンスタンティヌスに思い入れはないのでしょう。それにしても、前... 続きを読む
Published on 2005/1/13 by 梅雪

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