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「星座」になった人―芥川龍之介次男・多加志の青春
 
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「星座」になった人―芥川龍之介次男・多加志の青春 (単行本)

by 天満 ふさこ (著)
3.6 out of 5 stars  See all reviews (7 customer reviews)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

芥川龍之介には三人の息子がいた。長男・比呂志は俳優として、三男・也寸志は作曲家として名高い。だが次男の多加志は…おそらくほとんどの人が知らない。三兄弟の真ん中に生まれた多加志は、幼い頃身体が丈夫ではなく、内気な面もあった。そんな彼が、秘めた決意と共に加わった同人誌が「星座」である。詩や翻訳、小説を発表すると共に、装幀や挿画なども手がけ、短いながらも才能の片鱗を煌めかせた日々であった。しかし、運命は、終戦間際、二十一歳の彼を一兵卒として、激戦の地ビルマへと送る。多加志がヤメセンの戦いに散ったその日、田端の芥川家も空襲で全焼した…。戦後六十年、多加志が名付け親である幻の肉筆同人誌「星座」の行方を求め、著者の東奔西走が始まる―。たった一編だけ遺された小説「四人」に込められた父・龍之介への誓いとは、果たして何だったか。


内容(「MARC」データベースより)

父親譲りの文才を最も嘱望されながらも、僅か22歳にしてビルマで戦死した芥川竜之介の次男・多加志。たった一編だけ遺された小説「四人」に込められた父への誓いとは、果たして何だったのか?

Product Details

  • 単行本: 285 pages
  • Publisher: 新潮社 (2007/06)
  • ISBN-10: 4103049715
  • ISBN-13: 978-4103049715
  • Release Date: 2007/06
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.4 x 1.1 inches
  • Average Customer Review: 3.6 out of 5 stars  See all reviews (7 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #501,702 in 本 (See Bestsellers in 本)

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5 of 5 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 芥川多加志という無名の存在にスポットをあてた一冊, 2007/8/9
By Hiroaki (東京都港区) - See all my reviews
 芥川龍之介には3人の息子がいた。長男は、俳優・演出家として有名な比呂志、
三男は作曲家・指揮者として高名な也寸志。
 しかし、次男の多加志のことが語られることはほとんどなかった。
それは、彼が22歳の若さでビルマで戦死したからである。

 ひょんなことで多加志に惹かれた著者は、多加志が東京外国語学校時代に、
暁星中学時代の友人と作った「星座」という同人誌を探せば彼の空白になっている青春が
わかるのではないかと「星座」探索を開始する。
 かすかしかない手がかりをたどり、失敗もし、迷いもし、長大なジグソーパズルのピースを
ひとつずつ埋めるようにして進んでいく6年間。
 その探索の過程では、さまざまな人々が著者のガイドとなる。
そして女優の故岸田今日子らの助けを経て、著者はとうとう世界に一冊しかない肉筆の同人誌を
手に入れる。そこに至るまでのストーリーは、まるで推理小説を読むような面白さがある。

 ただ、多加志がどんな思いを秘めて学徒出陣し、散華したのか。
その様子を読むと、詩や小説に父親譲りの文才が垣間見えるだけに、若すぎる死が惜しまれる。
 これまで公にされることがほとんどなかった多加志の作品が、芥川龍之介没後八十年という
節目の年に一冊の本として出たことには、何か因縁めいたものを感じる。
 巻末に付された、当時書かれた同人の多加志への追悼文が、胸を打った。 
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4 of 4 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars ドラマにすると面白いものができると思う, 2007/8/12
By bandotaro60ha (千葉県) - See all my reviews
以前から多少の関心を持っていた「多加志さん」のことがいよいよ本になる。
彼の実像に触れることができると期待しながら一気に読んだ。
著者の果敢に関係者を説得し、ゆかりの人々を巻き込んで徐々に目的を達成していくプロセスは楽しるが、「評伝」という客観的な視点を期待したら評価は下がると思う。
素人が興味と好奇心をパワーにしてついに彼が最も情熱を注ぐであろう文学の唯一の小説に辿り着く様をドラマにしたらおもしろいかも・・・
終戦を考える機会が増える8月にこの本を読んでまた「学徒動員」関連の本を手にしたり、
私の行動にかなりの影響を与えた。




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9 of 16 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 評伝の「書き方」, 2007/7/15
芥川家の息子達に興味があり、特に資料のない多加志氏について知りたかったので、飛びついた。
正直に言って、がっかりした。

著者はこれまで評伝を書いたことがないのだろうか。
筆者が多加志氏にたどり着くまでの苦労や喜びをわたしは知りたくない。
わたしが知りたいのは「芥川多加志」という人の人柄であり、作品だけなのだ。
通常なら彼に関する多数の証言や作品を淡々と載せておけばいいものを、作者が前に出すぎて、何を読んでいるのかわからなくなることが多々あった。
また、彼の詩について、勝手な解釈をしているのも腹が立った。
詩や小説は読者がそれぞれするべきものであって、評伝作者がしてよいものではない。
まず評伝を書く勉強をしてから書いて欲しかった。参考文献も少なすぎる。もっと彼に関して言及しているものがあるはずだ。ネットに頼りすぎるのも気になった。そんなことならわたしにもできる。

期待していただけに、お金を損した気分になった。
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芥川龍之介のご子息に、若くして戦地で亡くなった芥川多加志氏がいらしたことをこの本に出会うまで、私は知りませんでした。... 続きを読む
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Published on 2007/11/8 by mic84

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Published on 2007/9/16 by 人形美々寿

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