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山谷ブルース (新潮OH!文庫)
 
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山谷ブルース (新潮OH!文庫) (文庫)

エドワード ファウラー (著), Edward Fowler (原著), 川島 めぐみ (翻訳)
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話題の新刊ノンフィクション
バスに白バイが追突し白バイ隊員は死亡、そしてバス運転手は逮捕された──しかし、バスの乗客は「バスは止まっていた」と証言、一方警察は「バスは動いていた」と主張。どちらが事実なのか?運転手は無実ではないのか?謎の多い事件の闇に鋭く迫った 『あの時、バスは止まっていた』。これを読んだあなたの意見が事件の謎を明かす一歩となるかもしれない。

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「このガイジン野郎!」。悪態と共に食らった顔面パンチをきっかけに、米国人学徒が東京の裏町山谷へ入った。ドヤに住み、日雇いで働きながら、寄せ場の人びとの貴重な肉声を得た労作。


From Publishers Weekly

Anyone who believes that Japanese society is a homogenous, well-oiled machine?a stereotype often sounded in American media?would do well to read this gritty, firsthand account of life for day-laborers in Tokyo's shunned ghetto district, San'ya. Fowler, who teaches Japanese literature and film at UC-Irvine, visited San'ya repeatedly between 1989 and 1991 and lived and worked there for six weeks in the summer of 1991. His descriptive powers and cultural understanding offer a vivid context for the oral accounts of San'ya inhabitants describing their personal histories and daily lives. For the roughly 7500 day-laborers living in San'ya (many of ethnically mixed origins, like Chinese or Filipino), the district is as much a "state of mind" as a slum. Without banks or educational facilities above the grammar-school level, but replete with bars and pachinko parlors, San'ya is a deadend?or as one resident put it, "the bitter end"?that offers little hope for improving one's lot. And, as Fowler learned during his carefully described six-week stint as a day-laborer, dutifully rising at 4:30 a.m. does not guarantee a job. Though local labor unions sponsor four annual festivals that consist of several days of drinking, singing and dancing, even the New Year's festival is called the "Year Forgetting Party" rather than a celebration of the one to come. Overall, this is a vivid, if depressing, account of an urban Japanese underclass that bears a surprising resemblance to America's own inner-city population.
Copyright 1996 Reed Business Information, Inc. --このテキストは、 ハードカバー 版に関連付けられています。

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5つ星のうち 5.0 衝動もそのまま, 2006/7/23
疲れてむしゃくしゃしているとき、釜ヶ崎に行く。自販機の前に座り込んで酒を飲み、三角公園で寝転び、路上のサイコロ博打に興じる男たちを見てまわる。少し元気になって帰ることができる。この街は得体が知れない。なのになぜかとても懐かしい。どうしてだろう。前々から抱いていた謎に、本書は十分に答えてくれる。
日本文学の研究者で、カリフォルニア大学の教授であるアメリカ人が、山谷に住み、内側からレポートする。山谷住人との血の通った交流を成功させ、言葉にしているだけではない。家族も仕事も捨ててここ山谷に沈んでしまいたいという著者の衝動も、そのまま記録されている。山谷の魅力に引かれ揺れる己のこころと対峙しないではいられない。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 つい知りたくなる願望を満たしてくれる本, 2002/4/7
By 漆原次郎 (千葉県市川市) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
山谷には地図上の正式な町名がある。その町名はあまりにも知られておらず、山谷という名前はあまりによく知られている。でも、実際山谷の人たちがどんな生活を送っているのかを知ることはなかなかできない。

知ることはできないし、山谷の人たちも知られたくなんかないだろう。でもそれでも、この街のことをちょっと覗いてみたい思っている人はきっと多いにちがいない。なぜなら、この街にはあきらかに他の街とはちがう面があって、そういったちがいに人々は惹かれてしまうからだ。

アメリカ人から見た山谷という構図により、読者は本全体に客観性をもちながら読むことになる。山谷の人たちへのインタビューによって、山谷の生活を知ることができる。が、この本のすごいところは、著者が実際山谷に滞在して、山谷の生活ぶりを読者に提供しているところだ。外から見た山谷と内から見た山谷。この街についてつい知りたくなってしまう願望を、この本は充分過ぎるくらいに描き出している。

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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 決して感傷的でない視点が秀逸, 2002/6/4
待望の文庫化。テレビのドキュメンタリーや雑誌のルポなどでもとりあげられることの多い山谷の興味深い潜入記。いや、潜入というにはあまりに“同化”しきっているところに凄みを感じさせる。なにしろ、三谷に暮らす人々と同じ暮らしをしているのだ。朝、なじみの定食屋で食事をして、仕事を斡旋してもらって働き(想像を絶する重労働)、銭湯へ行って酒を飲みに行く――これをアメリカで生まれ育った人物が体験しているのだから驚く。それだけでなく、なんと人々にとけこんでいることか。
島田雅彦氏をはじめ、ホームレスやブルーカラーに体当たり的接触を試みた書き手やルポライターは多いが、ファウラー氏は決して感傷におぼれない態度と視線が他のレポートとは一線を画する内容にしている。
空前不況のいま、山谷はどうなったのか? すべての読者が著者の再訪を期待したくなる1冊。
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5つ星のうち 5.0 詳細な調査・体験に基づいた大作
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