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合衆国崩壊〈1〉 (新潮文庫)
 
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合衆国崩壊〈1〉 (新潮文庫) (文庫)

by トム クランシー (著), Tom Clancy (原著), 田村 源二 (翻訳)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

日本ジャンボ機によるカミカゼ攻撃で崩壊した国会議事堂とともに、合衆国政府首脳は全滅した。呆然としながらも、二度目の建国という途方もない重責を果たす決心をしたライアン新大統領。一方イラン最高指導者ダリアイは、大統領が暗殺されて無政府状態となったイラクに侵攻し、イスラム連合共和国を作り上げた。最大の危機に見舞われた祖国を救うために、ライアンは孤軍奮闘する。


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Tom Clancy goes to the White House in this thriller of political terror and global disaster. The American political situation takes a disturbing turn as the President, Congress, and Supreme Court are obliterated when a Japanese terrorist lands a 747 on the Capitol. Meanwhile the Iranians are unleashing an Ebola virus threat on the country. Jack Ryan, CIA agent, is cast in the middle of this maelstrom. Because of a recent sex scandal, Ryan was appointed vice president, a slot he doesn't hold for long when he lands in the Chief Executive's chair. He goes after the Iranians and then tries to piece together the country and his life the only way he knows how--with a fury that we've grown accustomed to in Clancy's intricate, detailed, and accurate stories of warfare and intrigue.
--This text refers to an out of print or unavailable edition of this title.

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13 of 18 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 初の星4つ, 2002/10/2
他のクランシーのページを見たらわかるとおり僕は熱狂的とも言えるほどのクランシーのファンです。だからこの作品を読んだときに、『あれ?クランシーなんかおかしいぞ‥』
クランシーならいくらでもどんなに長くても読みたい!そう思っていた。4巻に分かれているのを見て『普段の倍読める!』と思ったのが何年前だろう。
でも読んでみて、あ、あれー‥?

最初読んだときは新聞か何かに連載で載った(←毎日書くので遂行の甘さや前後のつながりに少し無理が生じる)のを本にしただと思ったくらい。そのくらい個々の事件がまとまりがないのです。『映画スター』という名前、オディの娘とライアンの娘がそっくりなところ、いずれも気を持たせていながら結局関係なし。ましてやホルブルックに関しては『ん?なにそれ?』って感じでした。いや、僕は本当にクランシーの信者みたいなもんだからここまで厳しく書くのは異常だって他のページを見たらわかるでしょ?クランシーのすばらしさのひとつはまったく関係ないように書かれた個々のイベント、人物が最後に一挙にブワーってひとつにつながっていくところなんだけどなんだかなー、今回は尻切れトンボと言うか手を広げすぎてあわてて後でまとめたったいうのがわかるんだよね。クランシーは離婚したのだけどそのときの相手方の弁護士の要求が財産の分与だけでなくその後の作品の印税の半分もよこせというひどいものだったらしい。だから新潮に変わった作品以後のレベルの低下も以前のような創造心あふれたものでなく単に数をこなす、ページを増やすって言うそんな感じになっちゃたのかなー。
確かにこの作品も面白いです。かっこいいせりふや、男たちは散々出てきます。大好きです。でも思い切って3冊くらいにまとめたほうが以前のような緊張感とすばらしい読後感を残せたと思います。残念だけどクランシーの以前があまりにパーフェクトだったので5☆はあげれません。

今までクランシーを絶賛してきたレビュアーの責任としてこれを書きました。この作品より後は単なるアクションです。普通の人にはこれでも面白いって感じるかもしれないけど僕らはあの頃のあなたを知っていますから。
さようならクランシー。

本当に好きだったし尊敬していました。これ以前の作品はこれからも何十回も読み直しますし誇りを持って自分の学生や同僚には薦めます。

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4 of 5 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars ライアンは大統領になってもライアンです, 2002/11/15
By リーマン・クリストフェル (イバラキ県) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
クランシー作品の特徴に,「色々な場所で様々なイベントが起こり,それぞれの場所で色々な人が活躍して,最終的に一つのまとまった解決へと,ものの見事に導かれる」というのがあると思います。この作品でもそのスタイルは貫かれていますが,前作までに比べるといささか間延びして,まとめ切れていない部分があったかなあと言う気もします(余計なイベントをカットして2~3巻でまとめれば良かったんでしょうけど)。各イベントを小分けに書くのが持ち味なのに,終盤はほとんど軍事作戦の描写に終始してるし・・・それでもかなり面白いことにはかわりなく,自信を持ってオススメできます。

本質的には控えめな性格だけど,ここぞというときにはやるべきことをやらずにはいられない,そんなライアン像は大統領になっても健在です。やむを得ないとは言え大統領になってしまい,その仕事の重さに苦悩しながらも母国の危機を救うために奮闘する,良きアメリカ人の見本のような人間像がそこにあります。

ただ,新潮文庫になってから,訳が雑になったような気がする・・・それに「合衆国崩壊」ってタイトルはナシだろう?(原題は「Executive Order=大統領命令」です)表紙のイラストも変だし・・・新潮さん,がんばってよ。

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3 of 4 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 軍事シミュレーション小説の最終巻, 2002/12/16
このレビューの引用元: 合衆国崩壊〈4〉 (新潮文庫) (文庫)
 9.11のジャンボ機自爆テロとその後の細菌汚染を予告したトムクランシーの軍事シミュレーション小説(文庫本で全4冊)の最終巻。小説では炭素菌でなくエボラ出血熱が全米各地で発生、ジャック・ライアン大統領は州間の移動を禁止する。CIA、FBIの必死の捜査により、このエボラ出血熱はイラン(イラクを併合してイスラム連合共和国と称する)の生物兵器によるものと判明する。大統領の末娘を襲撃させたのも、イランの独裁者ダリアイの仕業だった。大統領警護官ラマンもダリアイの放った暗殺者であり逮捕される。米国の軍隊がエボラ熱で海外に大量に展開できないこと、ライアン大統領を見くびったインドの海軍が米国の展開を邪魔すること、中国の台湾との衝突で米国艦隊が台湾海峡に向かっていることをチャンスとして、イスラム連合共和国軍はサウジアラビアのリヤドをめざす。米国および自分の家族への明らかな攻撃に怒れるライアン大統領は、イスラム連合共和国に宣戦布告する。米国内の政敵キールティは州間移動禁止を憲法違反として告訴するが、自滅する。エボラに感染していないことが明らかな米国の少数の軍隊・州兵は近代装備を駆使してイスラム連合共和国軍を殲滅する。さらにCIAはソ連の協力を得てダリアイに鉄槌を下す。 
 米国民に感情移入すれば、果断なライアン大統領の決断と戦果に読者は間違いなく溜飲を下げるだろう。ジャック・ライアンこそトムクランシーが理想とする大統領であろう。国民の平和な生活を守るために軍隊・CIA・FBIが不可欠であるとのメッセージもうかがえる。

 起こるべき事態を精緻にシミュレーションしており、機械の故障も織り込み、航空機・兵器の記述も詳細を極め読み進むのに時として忍耐を要するが、全体としては凝りに凝ったエンターテインメントになっている。

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