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おまけのこ (新潮文庫)
 
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おまけのこ (新潮文庫) (文庫)

畠中 恵 (著)
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

一人が寂しくて泣きますか?あの人に、あなたの素顔を見せられますか?心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

畠中 恵
1959(昭和34)年、高知県生れ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー。その後、都筑道夫の小説講座に通って作家を目指し、『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 322ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/11)
  • ISBN-10: 4101461244
  • ISBN-13: 978-4101461243
  • 発売日: 2007/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 20,355位 (本のベストセラーを見る)

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28 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 引き続き、短編集, 2007/11/29
By 九月 - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
江戸の大店の病弱な跡取り息子、一太郎と
彼を過保護なまでに守る、妖怪の手代・仁吉と佐助たちが
活躍する、時代ファンタジー。
今回も引き続き、短編集。
五本入りです。

人にも妖怪にも嫌われる妖・狐者異が登場するほろにがいお話「こわい」、
以前登場した厚塗りの少女お雛さんと屏風のぞきがメインの「畳紙」
二人の手代が現れる前の、幼い一太郎と栄吉の冒険話「動く影」、
吉原の禿の足抜けを一太郎が手伝う「ありんすこく」、
大粒真珠の盗難と一人の鳴家のかわいい冒険の「おまけのこ」です。

「こわい」のお話の中で、佐助たちが栄吉を褒め、
一太郎がうらやましがる場面など、
一太郎が成長したがっている様がリアルに感じられました。
「ありんすこく」での活躍ぶりといい、とても甘やかされていても
自分の力で算段をつけられる一太郎が、すごくいいです。

小さいころの一太郎たちの冒険話や
屏風のぞきが活躍する話などの、イレギュラーなお話も
あたたかく、どこかリアルで切なく、しみじみ楽しめました。
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 しゃばけワールドのファンサービス, 2007/12/8
By いせむし (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
本シリーズも4冊目の文庫化です。
シリーズも4作目にもなると、
読者も多少の飽きがくることはよくあることです。
本作はその点、畠中氏よく考えてくれてます。
栄吉や鳴家のエピソードが登場します。
ひとひねりが効いています。
「ああ、そういう手があったね」と頷いてしまいました。
飽きずに楽しく読み切れます。
可愛い話が多いんです。

一番のお勧めは、栄吉をストーリーの中心に据えた「こわい」。
栄吉に焦点が当たる話って、今までなかなかなかったですが、
ここでは「ええ!」と思わず感嘆します。
栄吉、いい味出してます。

「おまけのこ」は、
作風は変わってません。
でも登場人物の活躍ぶりが、多様になってます。
今まで読み続けてきた読者にとっては、面白い作品です。
そういう点で、ファンサービスが感じられます。

新しい読者は、「しゃばけ」からお読みになる方がいいなあと・・・。
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7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 浸って楽しい, 2008/2/19
By ヤキソバ (奈良県) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
しゃばけシリーズ第四巻目の、ファンタジックな時代短編集です。
巻頭に配されている「こわい」は、色々と含むところが多くて、唸らされました。
表題作「おまけのこ」は、冒険的ファンタジーで、躍動感があって、大変楽しいです。

シリーズは、それぞれが色々な方向性を持っており、ほのぼの系もあれば、現実的な話など、様々です。
しかし、あくまで確固とした現実感があった上での、ファンタジーであり、この独特な世界が味わい深いです。

こういう作品群では、個々の作品の内容そのものにも増して、しゃばけワールドに浸る事そのものが楽しみでもあります。
世知辛い世の中、しばし時と時代を忘れて、長崎屋の若だんなや妖達と遊ぶのも、良いものです。

特に本書は、何度繰り返し読んでも、飽きません。
一度浸ってしまうと、脱出不可能です。
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