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脳を鍛える―東大講義「人間の現在」 (新潮文庫)
 
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脳を鍛える―東大講義「人間の現在」 (新潮文庫) (文庫)

立花 隆 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人間はどこからきて、どこに行こうとしているのか―。それを知るための本物の「知」は、いかに獲得するべきか。自分の脳を自分で作るとは、どういうことか。宇宙論、生命論などの最先端科学から留年のススメなどの大学生活の智恵まで、多岐にわたるテーマを縦横無尽に講義する。あなたの知的好奇心を奥底まで刺激してやまない一書。東大生たちも目からウロコ。迫真の全十二講。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

立花 隆
1940(昭和15)年、長崎生れ。ジャーナリスト。東京大学仏文科卒業後、文芸春秋に就職するが3年で退社。東京大学哲学科に学士入学し、執筆活動を開始する。’74年「文芸春秋」に発表の「田中角栄研究」が実質的に首相を退陣に追い込み、脚光を浴びる。’79年『日本共産党の研究』で講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 立花的・知の世界の入口, 2004/10/21
~最近はやった、脳の老化を防ぐ本ではないので注意が必要(笑)。
東大の一般教養課程の講義録を、40歳になった私が読む理由は、まあ、趣味以外の何者でもない。とはいえ「脳の機能の驚き」「フランス哲学の意味するところ」「物理学(相対性理論)の一般理解」に私は知的興奮を覚えた。
立花は理科離れに強い危惧を持っている人だし、その真意と危機感も~~、ていねいな説明でわかりやすかった。
物理学をやってる人なら、誰しも知ってるほど有名な、ヤンとウーのパリティの非保存則の実験については、その背景の理論、実験の及ぼしたインパクト、その不思議さも含めて、感銘を受けた。~
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5つ星のうち 5.0 現代におけるフィロソフィアの実践, 2006/3/19
「現代におけるフィロソフィアの実践」を主題として、「人間の知の全体像をとらえ直すこと」の重要性について豊富な具体例を挙げながら述べられていた。興味深かったのは「パラダイム転換」に関する具体的記述である。特にヴァレリーがデカルトのコギトの権威を「怪物観念」と断じた経緯や、ヤンとリーの「パリティ非保存の実験」が科学に与えた衝撃についての言及に触れることで、「知の世界」が「世界の見方」を変えていく様を垣間見ることができた。「知の構造変化がすべてを動かす」ことを認識したことで、「知の全体像をとらえる重要性」を把握できたことが収穫であったと思う。

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5つ星のうち 4.0 講義の面白さが凝縮! 話術は人生の深みで決まるか?, 2004/10/4
東大での1996年の講義録だと言う。
さすがにゼネラリストを自称する氏の真骨頂である。東大生にも(?)分かりやすい内容で、もっともかなり噛み砕いた内容になっていて、(途中だれるところもあるが、これは講義録という形である以上仕方ないが)、現在の世界を見回すためのガイドとしては必携の一冊だと思います。
私は理系出身の文科系なので、氏の述べるところの知のバランスというのに強い共感を覚えます。物事を様々な観点から見つめれば見つめるほど、「知る」という快感を得られることを若者が持てる世の中であることをこれほど論理的にコメントできるのは彼だけかもしれない。

また、意欲的に自分の知性を広げたい一般の方も、この一冊をガイドに「大学一般教養課程」のやり直しというのはどうだろう?

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