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ウルトラ・ダラー (新潮文庫)
 
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ウルトラ・ダラー (新潮文庫) (文庫)

by 手嶋 龍一 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

1968年、東京、若き彫刻職人が失踪した。それが全ての始まりだった。2002年、ダブリン、新種の偽百ドル札が発見される。巧緻を極めた紙幣は「ウルトラ・ダラー」と呼ばれることになった。英国情報部員スティーブン・ブラッドレーは、大いなる謎を追い、世界を駆けめぐる。ハイテク企業の罠、熾烈な諜報戦、そして日本外交の暗闇…。わが国に初めて誕生した、インテリジェンス小説。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

手嶋 龍一
1949(昭和24)年、北海道生れ。外交ジャーナリスト・作家。冷戦の終焉にNHKワシントン特派員として立会い、FSX・次期支援戦闘機の開発をめぐる日米の暗闘を描いた『たそがれゆく日米同盟』を発表。続いて湾岸戦争に遭遇して迷走するニッポンの素顔を活写した『外交敗戦』(いずれも新潮文庫)を著し、注目を集める。2001(平成13)年の同時多発テロ事件ではワシントン支局長として11日間にわたる昼夜連続の中継放送を担った。’06年には世界各地に張り巡らした極秘の情報源を駆使して北の独裁国家の謎に挑んだ『ウルトラ・ダラー』を発表。「日々のニュースがこの物語を追いかけている」と出版界に大きな衝撃を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 文庫: 448 pages
  • Publisher: 新潮社 (2007/11)
  • ISBN-10: 4101381151
  • ISBN-13: 978-4101381152
  • Release Date: 2007/11
  • Product Dimensions: 5.9 x 4.2 x 0.8 inches
  • Average Customer Review: 3.2 out of 5 stars  See all reviews (25 customer reviews)
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5 of 5 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 手島のウィンク, 2007/12/25
By くにたち蟄居日記 (Surabaya,Indonesia) - See all my reviews
(TOP 50 REVIEWER)   
大変面白く読んだが 若干の戸惑いもあった。本書は スパイ小説なのか事実に近いノンフィクションなのかが 読んでいてはっきりしなかったからだ。

 スパイ小説だと考えるなら もっと上手い書き手はいくらでも居る。手島は少なくとも小説家の資質が飛びぬけているわけではない。「創作された小説」として読むなら細部に詰めの甘さも感じるし サスペンスの盛り上げ方も幼い。またもっとエンターテイメント性も出すはずだ。手島が時折サービスのように挿入するエンターテイメント的な場面はいささか浮いている。照れていると言って良い。やはり ジャーナリストという出自だからであると思う。小説家とジャーナリストは 同じように言葉を武器としても まったく「文法」が違う。

 一方 ジャーナリストが書いたノンフィクションかというと それは有り得ない。例えば登場人物でもモデルを特定できる人も出てくるが その中身はおそらくフィクションである。この内容が全てこのまま本当だったとしたら かような本などは発行されないし 手島自身がどうなってしまうのかわからないと思う。

 この本の面白さは「どこまで創作なのか わからない」点にある。これは「どこまで本当なのか わからない」と言う言い方と 同じ事を言っているようで 実は全く違う。
創作だと思っていて読んでいるだけでは読み取れないということだ。

本全体に流れる一種の「説得力」を感じてしまうと「もしかしたらこの部分は本当かもしれない」と思わされてしまう事がしばしば出てくる。おそらく手島は 解る人には解るような書き方をしているはずだ。そんな 手島のウインクが 端々に感じられる。
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4 of 4 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 情報量の多さを評価, 2008/1/18
同時代性という事情を鑑みるとよくできた読み物と評価したいと思います。

確かにフィクションとしてみると(濡れ場を含めて)一般ウケする小説は
たくさんあると思います。海外で暗躍する無名の日本人を題材とした小説は
よくある設定ですが私が評価したいのは、日本に暗躍する外国人を主人公とした点です。

登場人物が浮世離れしているというご意見もありますが、キャラもけっこう立って
いると思います。予備知識なしでフィクションとしての楽しみを期待されるのなら
失望される方もいらっしゃるかと思いますが、ある程度ノンフィクションを読む方
であれば、フィクションであるが故曖昧になるディテールがしっかり書かれている
点で楽しんで読むことが出来るのではないでしょうか。

内容の硬さが壁になりノンフィクションに手を出せない方にとっても違和感無く
読める作品に仕上がっています。
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8 of 9 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars “インテリジェンス小説”としての目的を充分果たした作品, 2007/12/12
By Wakaba-Mark - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
本書は、元NHKワシントン支局長としてTVにも登場した手嶋龍一による、わが国初のインテリジェンス小説として、’06年にベストセラーとなった。

主人公は在日英国情報部員スティーブンである。彼の元へ「新種の偽百ドル札(“ウルトラ・ダラー”)がアイルランドのダブリンにあらわれた」という情報が入るところから物語は始まる。

この北朝鮮製とみられる“ウルトラ・ダラー”の謎解きを軸に、拉致問題、ハイテク企業の陥穽、外交官の暗闘など、あらゆる問題を巻き込んで、それこそ世界を股に駆けた北朝鮮をめぐる物語が展開されるのだ。

「なにをもってインテリジェンス小説というのか」という疑問を持って読み始めたが、どうやら今のわが国が抱えている政治・外交・諜報の諸問題の情報を十分に精査・分析して書かれた近未来・問題提起小説のようである。であれば手嶋龍一のような経歴と交友関係を持った人が情報を収集しなければこのような小説は書けないであろう。

本書は、問題が多岐に渡りすぎてポイントがつかみ辛かったり、登場人物が多すぎたりと、物語小説としては未熟の部分があるが、上述のようなインテリジェンス小説という観点からすれば、その目的は充分達成した作品といえるだろう。
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1.0 out of 5 stars まったくダサく
広い知識と人脈をアピールしているだけ。はっきりいって著者のイデオロギーを押しつけ、読者に先入観を植え付ける宗教本と変わらない。
Published 6 months ago by よち

3.0 out of 5 stars 小説として面白いかどうかは別物
「わが国に初めて誕生したインテリジェンス小説」、なのだそうだ。
作者は長年NHKに勤めた外交ジャーナリストの手嶋龍一氏。... 続きを読む
Published 6 months ago by まどか

5.0 out of 5 stars 上質のインテリジェンス
評判を見て予想していたよりも
面白かったです。

ウルトラダラーが現実の話なのかしらと... 続きを読む
Published 11 months ago by あにも

3.0 out of 5 stars 興味深いけど面白味は…
読む前は、NHK元ワシントン支局長が書いたということで、報道関係者しか知り得ない情報が詰まった限り無くノンフィクションに近いものだろうとワクワク期待していました... 続きを読む
Published 11 months ago by 海ぶどう

4.0 out of 5 stars ジャーナリストが外交問題にふみこんだ小説
同時多発テロ時NHKのワシントン局長として一躍有名になった手嶋氏が北朝鮮から流れるウルトラダラーと呼ばれる性向な偽札の謎について、取材および独自の解釈を加えて描... 続きを読む
Published 12 months ago by Tochitli

1.0 out of 5 stars 何が書きたいのか
偽札事件から北朝鮮の拉致、ミサイル取引、2重スパイ、エリート官僚の失踪と盛りだくさんの内容に思えるが、全てがご都合主義で繋げられ、どれも中途半端に描かれており... 続きを読む
Published 13 months ago by しんたろー

3.0 out of 5 stars 盛り上がりや危機感がない
単行本がかなり高い評価を受けていたので、文庫本を期待して読みました。... 続きを読む
Published 14 months ago by vatmideo

5.0 out of 5 stars 知的な駆け引きが楽しめる
新種のドル偽装の真相を追い求めるというインテリジェンス小説です.主人公の英国情報部員はBBC放送の特派員という肩書きをもって日本で暮らしているのですが,日本語ペ... 続きを読む
Published 14 months ago by wave115

3.0 out of 5 stars 著者だからこそ書けた?
小説としては全くの未完だとは思いますが、
著者ならではのキラッとする部分がもちろんあります。
だからこそ、最後まで、面白く読めました。... 続きを読む
Published 14 months ago by そんちん

2.0 out of 5 stars 読み辛い本でした
この本は読むのに半年かかりました。
プロローグは北朝鮮の偽札「ウルトラダラー」偽造へのわくわく感でスムースに読めるのですが、... 続きを読む
Published 15 months ago by りたこ

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