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流転の王妃の昭和史 (新朝文庫)
 
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流転の王妃の昭和史 (新朝文庫) (文庫)

愛新覚羅 浩 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)
日本が戦争の泥沼におちいりつつあった昭和12年、旧侯爵家の長女だった著者は、軍部の仕組んだ政略結婚をあえて受け入れ、満州国皇帝の弟に嫁いだ。日中の架け橋として健気にその務めを果たしながら、戦後は夫と離ればなれに動乱の満州を流浪。そして16年をへて再会。国際結婚による民族風習の違い、その後の激動する境遇の障害を乗り越えて夫婦の愛を貫いた一人の女性の感動の一生。

登録情報

  • 文庫: 314ページ
  • 出版社: 新潮社 (1992/03)
  • ISBN-10: 4101263116
  • ISBN-13: 978-4101263113
  • 発売日: 1992/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 時代に翻弄された流転の人生, 2007/1/11
関東軍の策略により、満州国皇帝の弟と政略結婚した浩さんの波乱万丈の半生が
綴られた自伝。平和な世の中に平々凡々と暮らしているわが身には計り知れない
辛酸を舐めてきた浩さんから発せられる言葉は、どんな小説の主人公よりも
重い響きを持つように感じた。

家族や友人もいない全くの異郷の地、満州に渡った彼女の心細さはいかほどだっただろう。
そして、戦後の逃避行の日々、夫の安否不詳、収容所送り、最愛の長女の死、
長い月日を経てようやくめぐってきた夫との再会の果てに待っていた文革の嵐。

この自伝を読んでいると、日中二つの国家の狭間で翻弄され続けた中国の残留孤児を
扱った山崎豊子氏の小説『大地の子』を思い出す。
浩さんも日本人であり、傀儡皇帝の弟妃であるために中国で大変な逆風と迫害に
耐えてこられたのだが、もっと貧しい身分の日本人孤児のたどった運命はさらに悲惨
なものだった。

戦後まもない中国は、日本人にとっては大変苦しい逆風・迫害の時代だった。
しかし、浩さんの自伝にも出てくるように、少数派でも、なかには日本人に救いの手
を差し伸べたり、国籍にとらわれず一人の人間として扱ってくれる中国人たちも
いたということは特筆すべきことかもしれない。

また、満州国宮廷での生活の様子や当時の日中相互の権力関係に興味が
おありの方は、最後の皇帝「溥儀」や后の自伝なども合わせて読むと、その
当時の時代背景がもっと際立って、見えてくるのではないかと思う。
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25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 満州国と日本, 2002/4/21
By カスタマー
満州国については以前から興味がありましたが
この本を読んでみて、そんなに遠くない過去に
日本や中国で起こっていたこと、
特に、日本がこれまでにやってきたことについて
深く考えさせられました。
映画『ラストエンペラー』を斜めから
裏側を見た・・といった感じでしょうか?
著者の夫である、満州国皇帝溥儀の弟 溥傑や皇帝の
子供の頃の紫禁城でのエピソード等
身内でなければ知り得ない、興味深い話もありました。
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39 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 こんな方がいたんです!!, 2003/2/26
By judie "junho" (神戸市) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
溥儀の弟・溥潔の許に嫁ぎ、波乱万丈の人生を歩まれた浩さんの自伝。

学生時代、卒業研究の一貫として読んでいたつもりが、涙がポロポロ
こぼれました。

関東軍の身勝手さ、戦争の過ち、愛娘の死・・・

あまりにも辛すぎる試練があったというのに、愚痴ひとつ書かれておらず、
浩さんって、本当に素敵な女性だったんだな、と感動しました。

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投稿日: 2006/8/9 投稿者: 老青仮面

5つ星のうち 5.0 ・・・けっして失われない品の良さ
この手の自叙伝には作り話や自身の好都合の様な本が多いが、本当に浩さんのお幾つになられても、どんな状況下でも失われない素直さ、品の良さが出ている様に感じます。戦時... 続きを読む
投稿日: 2006/6/16 投稿者: EH

5つ星のうち 3.0 お嬢様の目線の強さ
 愛新覚羅浩さんの自叙伝。映画化もドラマ化もされています。
... 続きを読む
投稿日: 2005/8/6 投稿者: futaba_412

5つ星のうち 5.0 夫婦の愛情の深さに、涙が止まりませんでした。
旧満州国皇弟と政略結婚で嫁ぎながらも、夫婦間の愛情を貫いていく二人の生き方に感動しました。中国と友好交流をしている関係で、中国をよく訪問します。今の中国でも、愛... 続きを読む
投稿日: 2004/12/26 投稿者: とし坊

5つ星のうち 5.0 続き
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投稿日: 2004/9/8 投稿者: katagirikazuko

5つ星のうち 5.0 満州国に興味をもったら
この本を読んで「純愛」だの「悲劇」だの薄っぺらな感情を抱いて終わりにしないで欲しい。そういう感傷はむしろ有害であり歴史の真相を覆い隠すものだからだ。満州国に興味... 続きを読む
投稿日: 2004/9/4 投稿者: katagirikazuko

5つ星のうち 5.0 流転の王妃
満州国「皇弟」に嫁いだ女性の自伝。全編から満州国の皇族であったことへの強烈な誇りが感じとれる。欧州貴族階級は富を社会に還元するとか特権的地位を使って社会に貢献す... 続きを読む
投稿日: 2004/8/17 投稿者: katagirikazuko

5つ星のうち 5.0 感動しました・・・・・
昨年にこの本をもとにした、ドラマがテレビであっていたのを見てから
原作も読んでみようと思いました。テレビで見るのとはまた違う感動も与えてもらいました。そし... 続きを読む
投稿日: 2004/8/11 投稿者: 森 幸太

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