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重力ピエロ (新潮文庫)
 
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重力ピエロ (新潮文庫) (文庫)

伊坂 幸太郎 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊坂 幸太郎
1971(昭和46)年千葉県生れ。’95(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。’02年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。’03年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。また『重力ピエロ』で、七〇年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。’04年『チルドレン』、’05年『グラスホッパー』、’06年『死神の精度』が直木賞候補に。’04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 評価の二極化に納得, 2009/9/14
私はこれはミステリーではないと思います。
小説らしい小説を求める人には好まれないかな、と思いました。
ミステリーとしてのドキドキ感はありませんでした。

本文中にもあったとおり、みんな考えすぎなんだと思います。
犯罪を犯した人間に対して複雑な人生背景とか、凝った犯行動機とか
そう言う物を求めて、そう言うものに「おもしろさ」を求める人には
拍子抜けでおもしろくない物語でしょう。

犯罪と言われる物を犯す人間の思考回路として
もしかしたらこれは過半数を占めるのかもしれないと思うことは
被害者になるかもしれない立場としての恐怖と同時に
加害者になるかもしれない立場としての恐怖も感じました。

犯人の行動を否定するのも肯定するのも結局きれい事だと思います。
所詮他人が評価できる物ではないと言うのも納得しました。
そう言う意味では裁判員制度に対する恐怖も感じました。

被害者とか加害者とか命とか正義とか悪とか
たくさん考えさせられて、哲学的なのかもしれません。

多くの片が拒否反応を示されている文学作品の引用については
私自身が同じことをするのが楽しいので気になりませんでした。
同じ文学や偉人について肯定的でも否定的でも意見を持った同士で
その文言を会話中に引用するというのはそんなに特殊なんでしょうか??
知識のひけらかしではなく、言葉遊びと共感だと思うのですが。。。
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25 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 何かを忘れさせるために, 2008/1/27
長い小説だが、終わり近くになって、作者がタイトルにこめた意味を知らされる。
ピエロがメイクをし、玉に乗り、空中ブランコで空を飛び、ときに不恰好に転ぶのは何のためか?
重力は放っておいても働いてくる。それなら私は―――

ほかの方のレビューで「村上春樹調」というコメントを目にしたが、その陰々鬱々とした登場人物と、奇をてらった文章の書き方など、私も村上春樹さんと同じだー・・・と思いました。村上春樹さんは『ノルウェイの森』で大作家の地位を確立されたし、この『重力ピエロ』も話題作ですが、どうしてみんなこういうテイストの小説がそんなに好きなんでしょう? 謎です。

逃れられない苦しみを胸にもつ主人公。非常に重いテーマを扱う以上、「軽快にリズムよく」とはいかないのは分かるけれど、にしても、異常に長いような・・・。不必要な叙述が繰り返され、「しつこい」とうんざりすることも。伊坂さんの処女作『オーデュボンの祈り』も同様で、こちらは最後までたどり着けずじまい。英単語借用の頻度、どこかしこから拾ってきたうんちくのようなものが多すぎて、「知的でしょ?」というアピールに力が入りすぎているなぁ〜、と。

ちなみにその後出版された『ラッシュライフ』では、一転して、ユーモアたっぷりの、テンポのよい作品に仕上がっています。
伊坂さんの作品なら、じつはこちらが絶対にお薦め。
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17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 小説世界≠現実, 2009/5/27
一度この作品を読めば分かると思いますが、会話が非常にキザです。

映画や小説の世界と、日常世界の「会話」は、実際異なっていると私は考えておりますが、
この作品における「会話」は、
それらの分類とは別個の
無機質的な日常世界の会話というか…
血が通ってない機械的な会話だな、
といった印象を受けます。

ある意味、それは作者の挑戦と言えるかもしれませんが、
読み手としてはあまり面白くないというのが実の感情です。
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5つ星のうち 3.0 長い
同じようなエピソードの繰り返しで、中盤以降は結構ダレテくる。
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5つ星のうち 2.0 ミステリ仕立てのお洒落さん向け小説
ってところでしょうか。
単館シネマ系が好きな人にはたまらんのかも知れません。... 続きを読む
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