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図書室の海 (新潮文庫)
 
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図書室の海 (新潮文庫) (文庫)

恩田 陸 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

あたしは主人公にはなれない―。関根夏はそう思っていた。だが半年前の卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々語り継がれる“サヨコ”伝説に関わる使命を…。少女の一瞬のときめきを描く『六番目の小夜子』の番外篇(表題作)、『夜のピクニック』の前日譚「ピクニックの準備」など全10話。恩田ワールドの魅力を凝縮したあまりにも贅沢な短篇玉手箱。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

恩田 陸
1964(昭和39)年、宮城県生れ。早稲田大学卒。’92(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を受賞した。ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 3.0 スパイスが効いている, 2008/2/24
By があ (大阪市) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 恩田陸さんには珍しい短編集……なので、元々掲載されていた雑誌などの傾向がかなり違っていて、一冊の本としての統一性はあまりない。
 長編「六番目の小夜子」の番外編である表題作「図書室の海」、「夜のピクニック」の前日譚「ピクニックの準備」も収録されているが、どちらもちょっと消化不良。「ピクニックの準備」は映画のPRとして作られた映像版の方が出来がいいなぁ。

 と、文句を言いながらも、他の短編はそれぞれに違った味があってとても楽しめました。好きなのは「茶色の小壜」や「国境の南」のようにホラー色のあるもの。どちらも短いストーリーの間に背中がすっと冷える感触、ピンと背筋が伸びてしまいそうな「恐怖」を瞬間的に感じることができます。ただ、その怖さはどちらも元のスパイスが違っていて、これがまた良く効いている感じがします。
 「春よ、こい」はこれもまたある意味「怖い」話ではあるのですが、繰り返される春の風景に恩田陸さんらしい味を感じてしまう作品。

 うーん、やっぱりスパイスの効いた料理をそれぞれ摘んだような感じやなぁ。結構好きです、これ。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 濃厚な短編, 2007/7/26
短編集。
「六番目の小夜子」「夜のピクニック」のサイドストーリーや
SF、ホラー、さまざまに十篇のお話がつめこまれています。

こわいことなんか何も起こらない学園のお話から
犯罪にかかわるお話がいっしょくたになっているのに
すべてのお話に、こわいような、
どこか他のところからぎゅーっと操られ、箱につめられるような
じわじわとした迫力があり、
恩田ワールド全開です。
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23 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 図書館の海に行きたい。, 2006/12/26
表題作「図書館の海」を含む全10編の短編集。

1999年に「象と耳鳴り」にて短編の経験はあるが、あちらは同一主人公による推理小説なので連作短編になるのかな。完全な短編というのは初めての作品集。

他の恩田陸作品とリンクしている作品があるが、それはそれで、ファンでも未読者でも楽しめる仕様になっている。

表題作は名作「六番目の小夜子」の後日談であり、それを含め、SF、学園、ミステリ、ホラーと色とりどりのジャンルを網羅しているが、後味の残る、恩田陸独特の読後は健在。全作通して、らしいなあと思わされる。
そして「図書館の海」と言うタイトルは作品群全てを現した秀逸なものと思える。読後、何となく、中学校や高校の図書館のようなちょっと暗い、濁ったような雰囲気を味わえます。スッキリはしないけど、別世界な感じ。

…でもなあ、やっぱり恩田陸は短編より長編に向いていると思う。彼女の書く主人公各の人物の吸引力は、長編でこそ活きてくると思って仕方がない。

明らかな予告作品が2つ、後の大作となる「夜のピクニック」の前夜、今後発表されるであろう「グリーン・スリーブス」の後日談(?)が収められている。

この2作以外でも、ここで発表された作品を長編で書いてくれたらなあ…

「春よ、こい」「国境の南」はゼヒ読んでください!!

「ここは海に似ている。ナツはいつもそういう錯覚を感じる。なぜか、この部屋に入ると、海原に出た船に乗っているような気分になるのだ」 本文173ページより
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投稿日: 9か月前 投稿者: trequartista

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茶色の小壜と国境の南しか面白いとは感じなかった。 
投稿日: 12か月前 投稿者: momochi

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引き込まれて読んだ短編に限って、
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視点がさまざまに切り替わり(「春よ、こい」「ある映画の記憶」「睡蓮」など)、ついていききれないまま読み進めた結果、「えっ?で、どうなったの?」という結末を迎える... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: mountainmania

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作者の作品はミステリーの中にもどこかファンタスティックな要素がありますが、この短編集の中の1つ、『イサオ・オサリヴァンを捜して』は少し違った趣があるように感じま... 続きを読む
投稿日: 2007/9/10 投稿者: プー

5つ星のうち 3.0 入門編としての短編集。
短編集。
たくさんの長編のサイドストーリーなどなど関連した作品が多い。
この一冊を読むと、... 続きを読む
投稿日: 2007/6/3 投稿者: teeakira

5つ星のうち 4.0 凝縮した魅力
作家の力量は短編に表れると思う。
限られた枚数の中でいかに心理を表現し読者を惹きつけるか。... 続きを読む
投稿日: 2007/2/10 投稿者: palladian

5つ星のうち 4.0 もっと読みたい。
恩田先生の作品は、これが始めてですが、はまりそうです。予告編ということで、続編も読むつもりです。一番好きなのは、”ある映画の記憶”。なんとなく、池澤夏樹先生の作... 続きを読む
投稿日: 2006/12/19 投稿者: スモーキーの家政婦

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長編の予告編、番外編と短編競作アンソロジーのために書かれた短編を中心とした短編集。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/18 投稿者: TEA

5つ星のうち 3.0 各長編の予告編としてお楽しみ下さい
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投稿日: 2006/9/2 投稿者: たつパパ

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