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押入れのちよ (新潮文庫)
 
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押入れのちよ (新潮文庫) (文庫)

荻原 浩 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

失業中サラリーマンの恵太が引っ越した先は、家賃3万3千円の超お得な格安アパート。しかし一日目の夜玄関脇の押入れから「出て」きたのは、自称明治39年生れの14歳、推定身長130cm後半の、かわいらしい女の子だった(表題作「押入れのちよ」)。ままならない世の中で、必死に生きざるをえない人間(と幽霊)の可笑しみや哀しみを見事に描いた、全9夜からなる傑作短編集。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

荻原 浩
1956(昭和31)年、埼玉県生れ。成城大学経済学部卒。広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。’97(平成9)年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 377ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/12/20)
  • ISBN-10: 410123034X
  • ISBN-13: 978-4101230344
  • 発売日: 2008/12/20
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 “萩原テイスト”あふれる、傑作ホラー・初短編集, 2008/12/25
By Wakaba-Mark - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
荻原浩にしては珍しい、というより初の短編集である。

’99年から’04年にかけて各社の小説誌に掲載された8編に、書き下ろし1編を加えた9編からなっている。いずれもホラーのジャンルに属する短編ばかりであるが、そこには生理的に恐怖を訴えるような物語は少なくて、お馴染みの“荻原ワールド”が健在だ。

ラインナップを挙げてみる。
「お母さまのロシアのスープ」―最後の一行に向かうストーリー展開がさすが。
「コール」(書き下ろし)―私が本書で一番好きな作品。見事な叙述ホラー・ミステリー。
「押入れのちよ」(表題作)―本編こそ“萩原テイスト”にあふれた佳作。青年と幽霊との交流が、そこはかとなく哀しくもあり、ほほえましくもある。
「老猫」―これは生理的な恐怖をおぼえる、正真正銘のホラーである。
「殺意のレシピ」、「介護の鬼」、「予期せぬ訪問者」(いずれも『小説すばる』が初出)―ブラック・コメディと言うかなんと言うか、怖いんだけれども笑えてしまう作品。
「木下闇」―クラシックなスタイルの正統派ホラー。
「しんちゃんの自転車」―「押入れのちよ」と根本的には同じようなジャンルの、読み終えてほっと安心する作品。

私は、本書を読み終えて、フジテレビの、タモリが案内役をつとめる『世にも奇妙な物語』を連想した。映像化不可能な作品もあるが、テレビかラジオのドラマにでもなりそうなものばかりだった。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 いつもの荻原浩と思うな! 恐い恐い!超恐い!, 2009/1/12
怪奇な出来事に、涙あり笑いありの“荻原流”怪談ホラー9篇。
これが荻原浩さんの本でなければ絶対に買いません!
もう、表紙からして、恐ろしくて、こわくて。



しかし、“荻原流”とはいえ
■超恐いのが、
・「お母さまのロシアのスープ」
・「老猫」

正反対に、
■まさしく「これぞ荻原浩!大爆笑」は、
・「押入れのちよ」
・「介護の鬼」

■名作は、
・「木下闇」
押入れのちよ (新潮文庫)

*恐いから心して読むように!
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ほどよくまざってます。, 2009/1/11
現実と不気味さがうまく混ざっていて、とってもよいかんじ。
自分の周りにも、こういうことがありそうだから、読んでいてその不気味さを肌で感じることが出来る。
けれど、こわくても、不気味でも、それを親しくおもってしまったら平気になる。

一番初めの短編を読んで、こわーーーー!!と思ったけれど、
その後、じわじわとたまらない気持になりました。
お母様がスープのお肉を食べた時の、その、静かな、でも激しい覚悟に打たれてしまって
本を一度おいて深呼吸しなけらばいられなくなったくらい。
「押入れのちよ」の「はいなるあんさー」は、とっても可愛かった。
一番最後の短編を読んだ後は、自転車のブレーキの音を聞いたら振り返りたくなる。

自分の日常に何気なく入り込んでくる不気味なものを、受け入れることの出来る人に
なれたらいいなと思う作品。


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投稿日: 8か月前 投稿者: 鶴屋

5つ星のうち 4.0 想像以上に面白かったです
「想像以上に面白かった」というのが、率直な感想です。
9つの短編全てに言えることですが、話の運び方が非常に上手いですね。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: buono_buono

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