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優しいサヨクのための嬉遊曲 (新潮文庫)
 
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優しいサヨクのための嬉遊曲 (新潮文庫) (文庫)

島田 雅彦 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

千鳥姫彦はもどかしい。大学のサークルでのサヨク=左翼活動では成果があがらず、美少女みどりとの恋は思い通りに進まない。とまどうばかりの二十代初めの混沌とした日々を、果てしない悪ふざけでごまかしながら漂い続ける姫彦と友人たち。若く未熟であるがゆえに、周囲との距離感が測れず、臆病で自虐的にならざるをえない―、そんな孤独な魂たちが、きらめく言葉の宇宙に浮遊する。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

島田 雅彦
1961(昭和36)年、東京生れ。東京外国語大学ロシア語学科卒。在学中の’83年「優しいサヨクのための嬉遊曲」を発表し注目される。’84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞を、’92(平成4)年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 4.0 島田雅彦, 2003/3/6
By カスタマー
戦後生まれで現在生きながらえている日本人の作家で一番魅力的な人。小説もそうだけどひねくれた、(似非)マイノリティ、マゾでオナニスト、そして端整な顔立ちのちょっぴり知性派問題児島田雅彦自身魅力的。きっと死後、島田雅彦全集なるものがでて、島田雅彦論なるものが書かれるであろう。そういった作家、そのようなものを出される資質がある作家はもはやほとんどいないだろうけど。そんな島田雅彦のデビュー作。サヨク=左翼であるのだけれど、ちょっと屁理屈をこねたようなこの題名がこの青春文学小説と島田雅彦本人を的確に表しているような気がする。
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5つ星のうち 4.0 青春のあるべき姿, 2007/11/27
島田雅彦のデビュー作。
僕が生まれる2年前に刊行された作品です。

タイトルに「サヨク」なんて言葉が入っているから難しい思想小説と思いきや、そんな小説とは180度異なる大学生が主人公の青春恋愛小説です。

83年に書かれた小説とは思えないほど新鮮で、面白く、新しい小説でした。

村上龍『69』にも通ずるものがあるんだけど、結局学生時代の男ってのは、いや、生涯を通してかもしれないが、「いかに女にもてるか」ってことを考え続ける。

『69』でバリケード封鎖するのも、『優しいサヨク〜』でサヨク活動に戸惑うのも、そんな思想やら政治やらよりも、大切な「女」がいるからだ。

これは間違いない。

そこらへんにのさばる「純愛小説」なんてものより、これらを描ける小説は、よっぽど「純愛」なのだ。男なんてそんな生き物なのだ。

島田雅彦はまだ2冊目だが、彼の文章は非常に心地よい。
音楽のようだ。テンポがあるし、軽やかで、美しい。
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5つ星のうち 5.0 まさに「先駆けた」小説, 2007/2/12
僕はこの小説を「妄想恋愛小説」として読みました。最高ですね。
読んでみようかどうか迷っている方は、「サヨク」という言葉が
タイトルにもあるので、難しい小説なのかなと思って迷っている
のだとしたら、それはぜんぜん違うのでぜひ読んで見てください。
今の時代に読んでもまったく違和感のない小説だし、最高に面白く、
笑えて、切ない恋愛小説です。しかも主人公の「妄想」度が高くて
とてもキュートです。

この作品は島田さんのデビュー作です。
この『優しいサヨクのための嬉遊曲』という小説の文体やプロットも
含め、僕の勝手な意見ではあるけれど、今流行りつつある森見さん
などの「妄想恋愛小説」に繋がるものがあると思います。

本当に面白いです。マジで。
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投稿日: 2003/3/19 投稿者: (=゚ω゚)ノ

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