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ローマ人の物語〈13〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(下) (新潮文庫)
 
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ローマ人の物語〈13〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(下) (新潮文庫) (文庫)

塩野 七生 (著)
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

前44年3月15日、ローマ都心のポンペイウス回廊で、ブルータスら十四人の元老院議員にカエサルは暗殺される。地中海全域を掌握し、迅速に数々の改革を断行、強大な権力を手中にして、事実上、帝政を現実のものとした直後のことだった。カエサル暗殺の陰で何が起こっていたのか。カエサル亡き後の帝国を誰が継承するのか。そして、カエサルの遺した壮大なる世界国家の構想は、果して受け継がれていくのだろうか。

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5つ星のうち 5.0 ゆっくり急げまであともう少し, 2006/9/14
本書を読むと、ハンニバルの言葉『外的に成功しても、内臓疾患のように、内なる敵から蝕まれてゆく』が思い起こさせます。まさに歴史は繰り返すの堂々たる見本。それは稀代の創造的天才でも覆すことは出来なかったのです。
 
さて、本書の言葉を借りれば、『人間は見たいと欲する現実しか見ていない』アントニウスやブルートゥスとは資質を異にしたオクタヴィアヌスの登場で、カエサルの威光はこの養子に引き継がれてゆきます。このあたりの獅子奮迅する20歳前後の青年の行動は、爽快さよりもむしろ、恐怖感を与えます。20にして立つとは・・・。ひるがえって日本国。周りを見渡しても20にして立っている青年はいるでしょうか。
 
カエサル亡き後のローマの平和に向けて、オクタヴィアヌスの大事業の開始を告げる鐘が鳴り響きます。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 アンチ・シェークスピアのクレオパトラ像, 2005/1/20
By ぷりうす (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
「ブルータスよ、お前もか」のカエサル暗殺(ブルータスは、あのブルータスでなく、違うブルータスというのも興味深い話です)後の後継者争いがテーマです。

シェークスピアの名作「アントニーとクレオパトラ」で描かれるアントニウスと、カエサルの養子として名を継いだオクタヴィアヌスがカエサルの後継者の座を賭けて戦います。

見どころは、シェークスピアで描かれるのとは全く別の、アントニウスとクレオパトラの人物像です。

悲劇のヒロイン・クレオパトラを「野心が強いが、浅はかで先見性がない」と断じたり、アントニウスを「副将としては優秀だが、総大将にはなれない器」「剣闘士並の体格と頭脳を持っている」であると評したり、シェークスピアでのイメージが強かった僕には意外であるにしても痛快な内容です。

エジプトの王のように贅沢に振る舞い、ローマ市民の気持ちを逆撫でしつづけたアントニウスが、カエサルが指名した後継者・オクタヴィアヌスに敗れたのは必然であるように思えます。

文学作品としてのシェークスピアは秀逸ですし、この展開の方が恋をドラマティックに描けていると思いますが、ローマ人の視点から見たクレオパトラがどのような存在だったのかを本書で知ることができ、楽しめました。

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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 作家の好き嫌い, 2004/10/9
By yang-wenli - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
塩野七生の愛するローマ人といえば、間違いなく
カエサルだろう。行間からいくらでも伝わってくる。
それはつまるところ人物評価の高さであるともいえるだろう。
カエサルに対する評価は最高のものといってもいい。
それにつぐ評価が与えられているのがポンペイウス・オクタヴィアヌス
といった所だろう。
キケロは一長一短の描き方に徹している。
そして、アントニウス・クレオパトラには厳しい評価が与えられている
(ように思える)
このあたりは小説だけでなく色々な歴史書などと読み比べると
面白いところである。
特に酷評されるクレオパトラがこの巻の見所であるのは間違いない。
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5つ星のうち 4.0 面白ければ
面白いです。
学者ではなく歴史小説家なので、翻訳でなければオリジナルでなくてもOKでしょう。
投稿日: 2004/10/10

5つ星のうち 1.0 ローマ史専門家の方
イタリア・ローマ史専門の方にお聞きしたいのですがこの塩野という人の本にはどれだけのオリジナリティがあるのでしょうか?日本人が世界史の本を出すときはネタ本があるケ... 続きを読む
投稿日: 2004/9/22 投稿者: katagirikazuko

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