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ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)
 
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ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫) (文庫)

塩野 七生 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ガリアの諸部族の粘り強い抵抗に苦しみながらも、8年にわたる戦役を制し、ついにカエサルは悲願のガリア征服を成し遂げる。しかしその間、パルティアではローマ軍が敗北し、軍を率いていたクラッススが死亡。「三頭政治」の一角は崩れ、カエサル打倒を誓う「元老院派」はこの機に乗じてポンペイウスの取り込みを図る。新秩序樹立のためのカエサルの壮絶なる孤高の戦いが再びはじまる。

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5つ星のうち 5.0 賽は投げられた, 2007/8/19
有名すぎるこの言葉はカエサルがルビコン川をローマに向けて越えるときに発した言葉。
この巻は大別すると二つに分かれる。前半はガリア戦記最終章、ガリアのヴェルチンジェトリックスとの戦い。後半は制圧したあとの戦後処理と、ローマでの政治的駆け引き。
戦闘場面だけに興奮するわけではないところにこの本の凄みがある。ローマ内での元老院派とカエサル派民衆派との壮絶な駆け引き、優秀な人材を巡っての攻防、戦闘以上の興奮がある。
もちろん、戦いにおける名場面も図入りで分かりやすく解説してあり、改めてカエサルという男の天才ぶりが明確になる。前の巻まではカエサル本人に憧れさえ抱いていたが、ここまでなんでも御座れだと少々嫉妬と恐れを抱いてしまう。
戦争中にカエサルが逸る部下に言った言葉「お前達の命よりも私の栄光が重くなったら指揮官として失格なのだ」・・・涙がでちゃうね。そりゃみんなついていくわな。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ルビコンを前に固める決意, 2006/3/30
By 伊原 賢 "TWISTANBUL" (横浜市港北区新横浜) - レビューをすべて見る
『The die is cast!!』

有名過ぎることわざの発端となったルビコン河の渡河は、カエサルにとって自己に忠実ならしめんとする決意と、従事する多くの部下を勇気付ける一つの表れ。

著者の情景描写がこれまた素晴らしい。ルビコンを前に悩めるカエサルの高貴な後姿。その向こうには打倒すべき同胞ローマがある。地面を見続け悩むカエサル。その後姿を黙って見つめるしかない多くの部下。息詰まるほどの無音を破るカエサルの静かな一言。まるで映画のワンシーンかのように素晴らしい情景描写に、私は感嘆するしかなかった。

一連のカエサル関連書の中でも絶品です。

シリーズを通さずとも、本書を読むだけで著者の力量や思い入れ、ローマが内包する素晴らしさがわかります。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 あまりにも美しすぎる光景, 2004/10/5
By 伊原 賢 "TWISTANBUL" (横浜市港北区新横浜) - レビューをすべて見る
 『The die is cast!!』。有名過ぎることわざの発端となったルビコン河の渡河は、カエサルにとって自己に忠実ならしめんとする決意と、従事する多くの部下を勇気付ける一つの表れ。
 著者の情景描写がこれまた素晴らしい。ルビコンを前に悩めるカエサルの高貴な後姿。その向こうには打倒すべき同胞ローマがある。地面を見続け悩むカエサル。その後姿を黙って見つめるしかない多くの部下。息詰まるほどの無音の中を破るカエサルの静かな一言。まるで映画のワンシーンかのように素晴らしい情景描写に、私は感嘆するしかなかった。
 一連のカエサル関連書の中でも絶品です。
 本を読んでやられたのは久し振りでした。
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5つ星のうち 5.0 賽は投げられたか?
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投稿日: 2004/9/11 投稿者: yang-wenli

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