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司馬遼太郎が考えたこと〈10〉エッセイ 1979.4~1981.6 (新潮文庫)
 
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司馬遼太郎が考えたこと〈10〉エッセイ 1979.4~1981.6 (新潮文庫) (文庫)

司馬 遼太郎 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

’80年代を迎えた日本は「成熟社会」に入った。自動車摩擦で政府が対米輸出自主規制に踏み切るいっぽう、国内では「新宿バス放火事件」、「金属バット殺人事件」など陰惨な事件が相次ぐ。このころ司馬遼太郎は『胡蝶の夢』『項羽と劉邦』を刊行、さらに『ひとびとの跫音』の連載を開始した。この巻は多彩な文学・美術論や「天山の麓の緑のなかで」等のシルクロード紀行など55篇を収録。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

司馬 遼太郎
1923‐1996。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。’66年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。’93(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、’71年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 司馬曼荼羅を綴ったエッセイ集。, 2005/9/24
By とし坊 (福岡県大野城市) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
 これは、1979年から2年半の司馬さんの思い出を綴った書です。この頃は、「菜の花の沖」や「ひとびとの跫音」を執筆、単行本としては「胡蝶の夢」「項羽と劉邦」を出版された時期でした。
 中国残留孤児団が初来日した時期ですから、司馬さんにとってはシルクロードなどの中国の旅を通して、日本と中国の関係に深く憧憬を持たれていたのかもしれません。
 「天山の麓の緑のなかで」「イリ十日記―天山北路の諸民族たち」「複合された古代世界の舞台(「長城とシルクロードと」)」では、西域への紀行から歴史と民族の特徴などを克明に記されています。小説家として歴史を創造される絵巻物は、そこに史実があったような感じを受けます。 とりわけ、殷・周時代から、劉邦に始まる漢帝国と隆盛時代の武帝時代の匈奴に対する殺戮の時代。その後、王朝の衰退に至る遊牧民族の歴史は、たいへんおもしろいものです。
 「高野山管見」では、最澄と空海を対象に、顕密一如と密教の真髄を語っておられます。
 「司馬曼荼羅」と題する陳舜臣氏のあとがき的な記事が、この書を書いた頃の司馬さんの活動と心情を語っているような気がします。
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5つ星のうち 5.0 エッセイ集, 2005/9/13
司馬遼太郎氏のエッセイ集。

個人的に「井上ひさし氏のユーモアについての管見」「遠藤周作氏『鉄の首枷』について」を面白く読みました。二人の作家さんの話もすくなので、作家からみた作家というエッセイは好きなんです。

ほか、講演について、ニコライがみた幕末日本についてなど、興味深く読ませていただきました。

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