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赤ひげ診療譚 (新潮文庫)
 
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赤ひげ診療譚 (新潮文庫) (文庫)

山本 周五郎 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

幕府の御番医という栄達の道を歩むべく長崎遊学から戻った保本登は、小石川養生所の“赤ひげ”とよばれる医長新出去定に呼び出され、医員見習い勤務を命ぜられる。貧しく蒙昧な最下層の男女の中に埋もれる現実への幻滅から、登は尽く赤ひげに反抗するが、その一見乱暴な言動の底に脈打つ強靱な精神に次第に惹かれてゆく。傷ついた若き医生と師との魂のふれあいを描く快作。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山本 周五郎
1903‐1967。山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926(大正15)年4月『須磨寺附近』が「文芸春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が’43(昭和18)年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 人はどうあるべきか, 2005/11/27
「赤ひげ」の名前は聞いたことがあっても、実際に元となる本を読んだ人は少ないのではないでしょうか。読んだ気になっていて。私もその1人でした。
主人公である保本の成長を主軸として、医療とは何か?生きていくとはなにか?を説いていきます。もとは雑誌に連載していたこともあり、短編風の連作ですので大変読みやすいです。
この世知辛く、信ずるに足るものがない中での人の生き方、関わり方はどうあるべきか?ということを考えている私ですが、山本周五郎氏は以前からその道しるべを提示してくれていたのかと、出会いに感動してしまいました。 もっとはやく読めば良かった。 もっとどんどん読んでいきます。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 山本周五郎傑作 , 2007/2/12
By ai0610 (茨城県つくば市) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 自らの意思とは反し小石川養生所に派遣され、所長である赤ひげの元で働くことになった青年意志を主人公とした物語。

 社会的弱者である多くの患者を前に、自らのを犠牲にし治療を行う赤ひげの姿にし、青年医師は次第にその人間性を変えていく。

 特に多くの医療関係に従事する人には読んでほしい、山本周五郎を代表する感動の一作だ。

 周五郎の作品、その人情どっぷりの作風を「まるで濃い味噌汁を飲まされているようだ」と比喩する人々の声を少なからず聞いた事がある。
 私は反論したい。本書にある赤ひげの言葉に耳を傾けてほしい。そうすれば周五郎の人間に対する強い愛情を必ず感じ取れるはずだ。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 青春小説, 2007/10/29
By hiraku (山形県山形市→仙台市泉区) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
これは紛れも無く、青春小説の傑作なのです。タイトルに「赤ひげ」とあるが本書の主人公はあくまで青年医師である。赤ひげ先生は青年医師が成長していく過程で様々な影響を与え続けていく。初めは反発していた青年医師保本も赤ひげ先生の考え方、生き方に感銘し、自分の進路を見つけていく。そこには自分の受けた過去の傷をも乗り越える、強い意志が生まれるのである。つまり、青春の課程をじっくり見せられるのである。これこそ青春小説である。人間の成長過程を見ることはなんと素晴らしいことか。自分の青春と比較してしまい、卑屈になってしまうかもしれないが、そんなことはない。青春とは一人一人違うものだし、その価値も人それぞれ違うものである。恋愛しなくてもいいよ。友達いなくてもいいよ。みんなと同じことすることないんだよ。でも、本書のような青春ど真ん中の物語は、誰にでもなんらかの感動を与えてくれる。卑屈にならず、ただ感動すればよい。そんな物語です。
各短編には結末が書かれていない。みんな想像すればいいのである。自分だけの「赤ひげ診療譚」が出来上がるはずである。
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投稿日: 2004/1/3 投稿者: すずぱぱ

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「山本周五郎小説」は他の小説にない物がある。それは人の心を打つということであろう。それは、どうしてか解らないが、とにかく心を打つ小説である。
投稿日: 2003/11/28

5つ星のうち 5.0 読みやすく、面白い
時代物苦手な方でも、入り込んでいき易いと思います。山本周五郎の作品の中でも、好きな作品です。長すぎず短すぎない量で、途中で飽きずに読み終えることができます。続きを読む
投稿日: 2002/4/30 投稿者: うし

5つ星のうち 4.0 映画といっしょに楽しもう
黒澤作品の原作で、映画もほぼ忠実に小説をなぞっています(いくつかのエピソードが異なりますが)。私は映画が先立ったので、三船敏郎や加山雄三のキャラクターを思い浮か... 続きを読む
投稿日: 2000/11/12 投稿者: Tack

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