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孤高の人 (上巻) (新潮文庫)
 
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孤高の人 (上巻) (新潮文庫) (文庫)

新田 次郎 (著)
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34 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 何度も繰り返して読んでいる本です。, 2001/5/13
学生時代に初めて読んでから、いままで一番繰り返し読んだ本だろうと思う。実際の人物を描いた山岳小説であるが、山にまったく興味がなかったのに無性に山に登りたくなった。そして主人公の魅力に取り付かれてしまった。 何度読んでも味わい深い内容である。山について語りながらも、仕事について、恋愛について、そして人生について語っている。

先日再び高取山に登ってみた。小説の中で主人公の加藤文太郎がこの山に何度も登るシーンがあるが、いまも当時とかわらない神戸の美しい街が広がっていた。

この本との出会いは、自分にとっては限りなくかけがいのない「出会い」とでもいうべきものだったと思う。

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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 孤高の人生, 2007/10/3
実在の登山家・加藤文太郎の人生を、山岳小説の雄・新田次郎が描く。
新田氏は富士山観測所勤務の折に故人と一度会っているという。
本文中に観測所での職員とのやり取りが登場するが、実際もこんな様子だったのだろうか。

魔が差したとしか思えないたった一度のパーティによって、単独行の加藤は還らぬ人となる。
結末がわかっていながら夢中で読み進め、次第に危険な方向へと向かい始める加藤の行動を
この時この人と出会っていなければ或いは・・・・・・と詮無いことを考えてみる。

若い頃の加藤は他人とパーティを組むなど考えられなかった。
それは、不器用さから他人に対し心を閉ざし、常に一人で行動してきたからだ。
しかし、妻・花子との生活により人の温もりを知った加藤は、もう以前の加藤ではなくなっていた。

物語のなかで、人は何故山に登るのかとの問いが何度か繰り返される。
私自身、何かを振り切るように山の中に身を置いた時期があった。
しかし、今あの時のような山行をしようとは思わない。
あれは、当時の自分にとって必要な時間であったと今になって思う。

趣味として登る山と人生そのものを賭ける山はまったく別のものだろう。
加藤氏の山はどのようなものだったのだろうか。
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 おすすめです, 2005/11/30
人は孤独である。
孤独であることを避けてもいけないし、しっかりと向き合うことの大切さを考えさせれる。

少年加藤文太郎は孤独を好んだが、彼を囲む友人達や教師との心の交流の中で、挫折を踏み越えて、たくましく成長してゆく。
勉学、仕事に真面目に取り組む傍ら、山での単独行動を究めてゆく。
山、山、山である。地元神戸から北アルプス、夏山から冬山の単独登攀と推移し、技術的にも経験的にも向上してゆく。
その間、周囲の喧騒とは相容れず、自分の内面と向き合い孤高の人となってゆく。

しかし、そんな純粋な彼にふさわしい相手と出会い、結婚し子供を持つに至り今までと違う心境になる。
そんな最中、友人の誘いを断れず、生涯一度限りの同伴登攀者との冬の槍ヶ岳へ向かい、遭難してしまう。
不死身と言われた彼も、伝説の単独登攀者となってしまう。

新田次郎は、山での行動の描写もさることながら、人間的成長や社会的な営みも丁寧に描写している。
モデルになった実際の人物と多少の違いはあるようだが、山に魅せられた人物の純粋さを充分に感じさせる。
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現在,連載中のマンガ「孤高の人」を読んでいるので,小説「孤高の人」を読みました。
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かなりの分量だが、内容は面白い。一気に読める。登山をする人なら尚更だ。
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投稿日: 22か月前 投稿者: lookfar

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投稿日: 2005/12/17 投稿者: ふくちゃん@徒歩ダー

5つ星のうち 2.0 フィクションとノンフィクションの区別がない駄作
小説としてはよくかけているんですが、加藤文太郎や周囲の実在の人物を実名で取り上げていながら内容がフィクションのため、... 続きを読む
投稿日: 2005/10/10 投稿者: f_osuga

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