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沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
 
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沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫) (文庫)

by 山崎 豊子 (著)
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Product Description

メタローグ

日本を代表する航空会社の凄まじいまでの腐敗。85年の御巣鷹山事故の衝撃を出発点に、その内実を描いたノンフィクション・ノベル。全5巻の大作ながらベストセラーになった。労組活動を「アカ」呼ばわりされ、海外の僻地勤務を命じられた主人公・恩地に、リストラ社会を生きる人々の共感が寄せられたのが一因だろう。だが、もっと重要なのは、だれもが知るあの会社をモデルに実在人物をも特定できる形で汚点を紡いだ「蛮勇」ではないか。たとえ事実と創作の混線ぶりが気になるにしても。「白い巨塔」の財前や「不毛地帯」の壹岐でなく、企業内で黙々と働く恩地が英雄という閉塞時代に、私たちはいる。(藤谷浩二)
『ことし読む本いち押しガイド2000』 Copyright© メタローグ. All rights reserved. --This text refers to the 単行本 edition.


内容(「BOOK」データベースより)

広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。

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43 of 43 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 2巻途中で挫折, 2009/10/27
元国民・・いえ元*AL社員です。2巻目途中で挫折してしまってしばらく経っています。
なぜ挫折したか、作者には本当に感謝しています。よくぞ書いて下さったと。それは、
組合問題による、報復人事は昔も今も当たり前のように起こっているから。カンタロー
さん(恩地のモデルとなった人)のように創成期から在籍して、組織の中核にいける
人材であっても、それは逃れられないんだ、と見せつけられ社内でも伝説の様に語られ
ていました。ですから、この本の内容はごく日常で起こっている事柄なのです。そして
昨日まで、恩地ぽい人だったのに、今日からは、行天になっちゃったって事も珍しく
ありませんでした。なぜそんな会社をやめないのか、それはけっして孤独ではないから
です。そんな仕打ちにあってる人はたくさんいるから。御巣鷹の事故については、避けて
語れない為、大きく取り上げていますが、前記の組合問題とは、次元が別であると、
とらえていただきたい。あの事故は、会長、社長以下、社員全員打ちのめされました。
作品のレビューになりえていないのは、認識しておりますが、他の方のレビューを
拝見してどうしても伝えておきたかったのです。
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24 of 25 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 映画が先か、本が先か、どちらでもだいじょうぶ, 2009/10/25
 昨日公開となった映画を見た。原作を読んでから映画を見るとがっかりするとよく言われるが、
よく出来た映画だった。だからと言って映画を見て筋を知ってしまうと本がおもしろくなくなる
かというとそういうこともない。むしろ3時間超と映画としては長いとはいえ、文庫本で5巻と
いう長い小説ではどうしても取捨選択してはしょわらずを得ないので、映画を見てから読むと映画
で描写できなかったディテールが分かり、面白さが増す。
 この本で扱った航空会社は政権交代もありほぼ公的資金注入が決まった。本と映画で描かれた
官的体質のゆえである。映画制作の構想・企画は政府による再生が明らかとなる前であったはずだ。
その時機を得た先見性には脱帽だが、10年も前にそれを見越したような予見を内包したこの本は
すばらしいという言葉を超越している。山崎豊子おそるべしとしか言いようがない。映画と本、双方
お勧めですが、映画にはハンカチが必携です。
 「白い巨塔」で育った者の読後感です。
by 左門 新
 三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか
 女はなぜ素肌にセーターを着れるのか
 
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65 of 71 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 人間の強さ、おろかさ, 2006/7/2
By john - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
ある男が某国営航空労組の委員長を引き受けたがために、彼の人生を左右させるほどの人事差別を受けていく。
10年にわたる歳月を、アフリカでたらいまわしにさせられながら耐えて行く「アフリカ篇」。
いまだに夏になると思い出す「御巣鷹山篇」。
関西経済から経営建て直しのために就任した会長を支えるための会長室の部長として社内の暗部と格闘する「会長室篇」。

全体を通じて作品の底流を流れる、「人間の尊厳」とは何か、という作者の問いかけに対して読者も考えながらページをめくる。

「御巣鷹山篇」だけは、この作品のなかでも独立している。
文庫であれば3巻目だけを読めばあの悲惨な事故が甦る。
御巣鷹山篇だけは事故の被害に遭われた方が実名で登場する。
改めてあの事故がどれほどの人間の人生を狂わせたかを思い知らされる。

事実を元にして「小説的に」構築した作品であるために、登場する人物は「大体」実名がわかってしまう。
取材対象も「差別された側」からの情報が多かったであろうことは想像に難くなく、その点については批判があることも承知している。
しかしながら、片方の側から見えた「事実」がここにあるのである。

会社と個人の関係について考えると共に、作者の力量に感服した。
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5.0 out of 5 stars 奇跡的な経済復興を遂げてゆく日本の影。
舞台となっている時代は、丁度オリンピック前当たり、高度成長期の頃です。その頃海外勤務といえば、総合商社か日本航空でした。ソニー、ホンダ、セイコーといった貿易で国... 続きを読む
Published 3 days ago by 街道を行く

3.0 out of 5 stars 物語としては面白いが、手法に疑問
全5巻の感想です。
もともと大部分が事実をもとに作られた小説であるとの先入観があるため... 続きを読む
Published 18 days ago by あっきっき

3.0 out of 5 stars なんだかなぁ、
P.293にとんでもない記述があります、... 続きを読む
Published 1 month ago by emir1969

1.0 out of 5 stars どこがいいのかわからない。
善良な主人公が善であるがゆえに延々と酷い目にあうという構図がこれでもかと繰り返されるのですが、... 続きを読む
Published 1 month ago by verfallen

5.0 out of 5 stars 寝不足の日々が続いています
寝不足の日々が続いています。

友人が口々に「山崎豊子は、はまるよ」と言ってた意味が
ようやくわかりました。... 続きを読む
Published 1 month ago by seiji

5.0 out of 5 stars 自分なら、ここまで貫き通せるか?
山崎豊子氏による、実在の企業をモチーフにした、限りなくノンフィクションに近いフィクション。... 続きを読む
Published 2 months ago by Z?

5.0 out of 5 stars 映画化が楽しみ!
「沈まぬ太陽」読み終えました。
みなさんが書かれているように、官僚主義、出世主義、エリートの自分勝手なやり方... 続きを読む
Published 4 months ago by ryouta_ryouta

5.0 out of 5 stars 情念と情景と・・・。
実際に目の前にしているかのようなアフリカの自然と会社の理不尽な仕打ちに慟哭する主人公恩地の情念の描写が絡み合いながら、それこそ息もつかせぬテンポで進むストーリー... 続きを読む
Published 8 months ago by driven

5.0 out of 5 stars これから、すぐに(2)を読み始めます
筆者も心待ちにしていた映画化が実現するとのニュース。
筆者も心待ちにする、これまで映像化が何度も流れてきた、... 続きを読む
Published 10 months ago by septaka

5.0 out of 5 stars 物語にのめり込みながら、企業と政治、官僚の癒着構造もわかる名著。
全5巻ですが、のめり込むように一気に読めます。
あくまでフィクションということにはなっていますが、取材と事実に基づいた物語は、... 続きを読む
Published 10 months ago by たけさん

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