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仮面の告白 (新潮文庫)
 
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仮面の告白 (新潮文庫) (文庫)

三島 由紀夫 (著)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

1949年7月刊行の初版本を、本文・カバー・表紙・扉・帯まで完全復刻。付録として、三島由紀夫自らが「仮面の告白」の広告宣伝のために書き下ろした幻の文書、当時の書評などを収録。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

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5つ星のうち 5.0 裏話も少し添えて。, 2005/1/9
言わずと知れた三島の初期代表作。三島自身の少年時代からの性的嗜好を語る。
優等生である主人公が、ただ一つ同級生と同じように出来ないこと――それは、異性への関心と性的交渉を持つことだった。成長と共に、彼の悩みと挫折感は大きくなる。またその一方で、同性への想いは実にピュアで美しく描かれている。そして、単なる同性愛だけでなく、美しい男の身体の肉体を切り刻むことへの欲求。
現実で、三島が自ら鍛え上げた身体に刃を突き立てたのは、彼の性的嗜好を物語っているようにも思える。ただしこの作品は、「仮面の告白」のタイトル通り、演技好きな著者によるフィクションだという説もある。参考までに、三島の父・平岡梓氏によると、あの有名な「産湯に浸かった記憶がある」というエピソードは大嘘で、「この他にもおよそ事実に反すること、ないことがたくさんシャーシャーと並べ立てて」あるとのことである。
また余談だが、この作品のボツになった草稿の書き出しは、「これはSEXの学校の落第者の告白だ」だった。
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44 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 理由ある男色・三島のピュアネス, 2006/10/28
三島由紀夫が、自分が生まれてから二十四年間の間に被り続けてきた「仮面」を剥がし、赤裸々に告白していく自伝的小説。

まず、自分の一つ一つの行動や思考をこれでもかというほど精密に、そして明晰に分解していく三島の分析力に凄みを感じ、そして結局、最後はいつも自己否定の形に陥ってしまう、彼のガラスのような繊細さを感じました。

また私は、三島が「男にしか肉慾を感じない」、というのは、よく言われていることなのかもしれませんが、彼自身の身体的な劣等感から来ていると読み取りました。
彼が男に肉慾を感じるのは、強度の「憧れ」の力に依るものであり、彼が男性のマッチョを想像するときは、いつも最後に、その胴体が血で染まることを連想するので、三島は自分に無いもの、つまり「知性」ではなく「肉体」を保持したものに対する強い憧れと、それ以上の嫉妬を持っており、それが彼を男色に向かわせたのではないかと思います。さらに戦時下の状況を念頭に入れて考えると、身体的な劣等に依り、戦争に行けなかった三島の肉体的なコンプレックスが、愛憎混じる彼の同性への肉慾を、さらに増長させた様な気もします。

そして、後半部を占める、三島が「自分は園子を愛しているのか?」という主題は、私はそれは愛だと思いました。やはり三島は園子にも肉慾を感じませんが、それにも拘らず、園子が他人と結婚した後も定期的に会って会話している様子を見ると、それは正にプラトニックな愛だと思うのです。肉慾や性欲が湧くかどうかが、「愛」の定義ではないと思います。上記のように、三島はその強い憧れから、「肉慾」的には同性を嗜好したのでしょうが、「精神」的にはきっとちゃんと女性を愛せる人だったのではないでしょうか。いずれにせよ三島は、極めて純粋な男であり、そしてその明晰過ぎる頭脳ゆえに、相当生き難い想いをした人だったのではないかと思います。

・・・それにしても、二十四歳の男がこんな作品を発表した日には、当時の世間はきっと物凄く驚愕したんじゃないでしょうかね・・・。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 きらびやかな文体, 2004/11/9
By hiraku (山形県山形市→仙台市泉区) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
きらびやかな文体で埋め尽くされている作品。ある同性愛者の告白であるが、その一つ一つをこれでもかというくらいに美しい表現を使用している。豪華絢爛な日本語を堪能できる本書。作中に出てくる「聖セバスチャン」を三島自身が演じている写真がありますのでこちらもチェック必要です。
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文章は哲学的でかなり難しいですが、そのあたりはご愛嬌。僕自身、理解できない文章と理解できる文章が交錯しているという感じでしたが、三島由紀夫とはそう言うものだと考... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: M

5つ星のうち 3.0 三島作品の入門編として最適
日本語が美しい。内容が興味深いものなので、思ったより読める。これはノンフィクションなのかしら?気になるところである。
投稿日: 21か月前 投稿者: ミス☆小柄

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投稿日: 2005/12/22 投稿者: 盥アットマーク

5つ星のうち 5.0 人格は一つではない。
この本を読んだ後「人格改造マニュアル」を思い出した。... 続きを読む
投稿日: 2005/12/17 投稿者: ふくちゃん@徒歩ダー

5つ星のうち 5.0 思春期に読みたかった一冊
この本を読破したのは成人後。
読後感は・・・思春期のジレンマが・・・重く感じてしまい、きついものがあった。
十代に読みたかった。
投稿日: 2005/10/6 投稿者: ゆり子

5つ星のうち 5.0 フェチシズム。
拒めない美しいと思うもの。
主人公の男の子は男の人が両手首を上に縛られてる姿が好きで、
男の先輩が体育の授業の時に鉄棒をやってる姿を見て恋に目覚める... 続きを読む
投稿日: 2005/2/10 投稿者: 漆黒カズイ。

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