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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)
 
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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫) (文庫)

村上 春樹 (著)
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内容(「BOOK」データベースより)

僕とクミコの家から猫が消え、世界は闇にのみ込まれてゆく。―長い年代記の始まり。

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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 記号という性質。反応という希望?, 2005/6/3
村上春樹さんの作品にはじめて出会ったのがこの作品で一番好きです。
全作品を読んでるわけではありませんが。
ただ他の作品をいくつか読んでみて、どうも村上さんてひとつの大きな形の定まらないテーマをずっと追っていていろんな角度から表現しよう表現したいと試みてるような印象を受けました。

謎が多いし、全体的になにをいいたいのかよくわかりません。
箇所的になんでここでこの話が?ていうのもよくありました。
この作品を研究してる人っていっぱいいるんでしょうね。
わたしはネット上で公開していたある分析文を読ませていただいて
系統的な理解をすこし深めることができました。でもあの見方もひとつの見方であり
この作品はきっといろんな読み方・感じ方ができる可能性を含んでるんだと思います。

個人的に精神が不安定な時期に読んだせいもありますが。
衣服・食事・住居に対する意識を強く感じさせられました。
その物や行為を通して自分を感じること支えること表現すること。
時間的な縦軸と社会的な横軸にクロスされてる意識と身体。
それにまつわって良くも悪くも受け継がれていくもの。

さりげない科白にはっとさせられることが多かったです。

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35 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 著者の長編八作目, 2005/10/11
国境の南、太陽の西 の後の作品であり、スプートニクの恋人の
前の作品にあたる。第一部のみ、雑誌で連載されたものであるが、
全体の空気を通して作調の変化は感じられなかった。又、著者は
この作品により読売文学賞を受賞している

ねじまき鳥クロニクルは現在発売されているアメリカでの村上春樹
ベスト、海辺のカフカを除けば、アメリカ人に”村上春樹”と
言われれば浮かぶタイトルである。

ひとつに、この作品の主人公は(大局的に捉えた)アメリカ人としてのアイデンティティを体現したような存在でもありうるから、そのように彼らに印象づけたのではないだろうか。

基本的に主人公は弱さを出すことが無い。感性が鋭く、筋道を立てて考えることができ、しかし、それがあるにもかかわらず流れに身を任せる
事も忘れていない。極めて実務的な人間である。

この物語は、”僕”がマルタという登場人物に言ったが如く
「まるで禅のような話」に、そのような性格の主人公が人の手を、
または場所の力を借りて、捉えどころの無い流れに挑んでいく話
…という風に私は読んだ

日本文学は人物の深みを掘り下げていく事が少なくないが、
この作品は人物ではなく、時代でもなく、人間の存在でもなく、
なにようか言い表せない世界を掘り下げていく。

驚くことに、そういった物語でありながら、話の筋は霧散せず、
それぞれの複線や、ストーリーの流れは、理屈や構成だけで捉えても合点のいくように編まれている。それだけでも十分に興味深く、考えさせられる。

時間のあるときに、じっくり読むと自分の世界を深く変えられたような
気分になる小説である

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30 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 複雑に交錯する村上ワールド, 2002/8/31
By bluepasta (Brooklyn, NY USA) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
岡田亨は30歳で、勤めていた法律事務所を辞め失業中。飼い猫は家出をしていて、出版社に勤めている妻のクミコは最近帰りが遅い。そんなところへ、知らない女から奇妙な電話が掛かってきて、それから僕の人生は不思議な方向へと流れ出す。

変えようのない「運命」と自己の「意思」が、場面・人物を違えて何度も錯綜し衝突する、つづれ織りのような小説です。違う場面で繰り返し出てくるキーワードがいくつもあって、一見関係ないお話たちが交錯して一つにつながっていきます。私は豊富なメタファーの向こうに、氏が「書く」という行為に至った魂の遍歴のようなものを読み取ったような気がします。実は私小説的な意味合いが強い作品なのではないかと思っています。

3部作なので読む前は長く感じますが、私はぐいぐいと小説世界に引き込まれていって読み終わるまで出てくることができませんでした。傑作です。

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5つ星のうち 1.0 良さがわからない
自意識過剰。
鼻について読んでてもイライラするだけ。
どこがおもしろいのかさっぱりわからない。
投稿日: 1か月前 投稿者: neko

5つ星のうち 1.0 これを傑作という今の読者層って・・・(苦笑)
村上春樹、誰もが一度は読んで「わかった気になり」、いっぱしの文学青年を気取る作家の代表ですね。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 麻酔科医師

5つ星のうち 5.0 いい本でした
あることで非常に悩んでいたとき、むさぼるように本を読んでいて、この一冊に出会い、ぐいぐいと引き込まれるように読みました。その後、今までの悩みがふっ切れたようにな... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: ねじまき

5つ星のうち 2.0 すまない・・・・・・。
私が馬鹿なのか?それともこの作品が難解すぎるのか?
言いたい事は何と無くわかるのだけれど、抽象的過ぎてついていけない……。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 渡月屋水面

5つ星のうち 5.0 ねじまき鳥の登場と猫の失踪で動き始める、避け得ぬ苦難を迎える夫婦の愛(哀)の物語の序章
「あなたは私と一緒に暮らしていても、本当は私のことなんかほとんど気にとめてもいなかったんじゃないの?あなたは自分のことだけを考えて生きていたのよ。きっと」... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: New JJ-K 72

5つ星のうち 5.0 個人的に人生のベスト3に入れると思う
とある大物芸能人が昔、
「ある女優さんの話なんだけど、その人は『この世界とは別のもうひとつの世界へ行き来することができる』って言ってて。... 続きを読む
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日常の中に潜む些細な出来事が実は深い意味を持っている。その意味に気づくことは幸せなのだろうか?運命付けられているかのように受け入れるしかないいくつかの出来事。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: ブッキングパパ

5つ星のうち 1.0 設定もストーリーも重要ではない不思議な作品
わたしは普段はSF小説以外の小説はほとんど読まない‥のだが、突然、村上春樹を一作品くらい読んでおこうかと思い立った。理由はいくつかあるのだが余り意味がないので省... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: いしだ

5つ星のうち 4.0 不可解だが魅力的
井戸や壁抜けに象徴される、無意識の方向に主人公がどんどん向っていくので、私はこの主人公が「本当に」「今」生きているのか、はらはらしながら読んでいた。意識が無意識... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: 11月のばら

5つ星のうち 5.0 村上さんの最高傑作
あまりに小説的に巧みな村上春樹氏の計算された書き方は、どうもいろいろな読み方を、読み手側の視点に応じて許容するようだ。本書、戦後の日本社会全体に潜む問題を扱って... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: blst

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