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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)
 
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫) (文庫)

村上 春樹 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。

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59 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 非村上ファンでも「面白かった」と言える本, 2003/10/21
「ノルウェイの森」を読んでも、「国境の南、太陽の西」を読んでも大して面白いと思えなかったが、これだけは違った。今まで読んだ全ての本の中でも間違いなく5本の指に入るし、人に勧めたくなる作品だ。

私がどうしても村上作品を好きになれない要因である、女性との関係の描かれ方や、おしゃれすぎる飲食の情景でさえ、「世界の終わり」の幻想的な世界との対比によって、“日常”を構成する要素に見えてくる。

そして、物語の結末。

それまで、冒険活劇が繰り広げられてきた「ハードボイルドワンダーランド」の結末は、悲しくなるほど穏やかで内省的。主人公が手放さざるをえない“日常”を想ってなぜか涙が出た。
もう一方の「世界の終わり」は、眠りから目覚めたような展開で、希望へとつながっていきそうな描写で終わる。

絶対に、読み終わってもすぐには現実世界に戻れず、深い余韻にゆっくり浸りたくなる1冊だ。

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55 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 この作品で彼はノーベル賞を受賞するだろう。, 2003/6/16
By 竹内正浩 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
作品冒頭、巨大なエレベーターでポケットのコインを数える印象的なシーン。そして、金色の一角獣、ピンクの太った娘、老博士、夢読み、影、やみくろ、歌の消失した世界……作家の豊かな想像力を見せつける数々のキーワード。2つの話が並行的に語られるが、あまり気にせず本の順序通りに読み進めると、不思議なシンクロ感が味わえる。意表をつく結末も、読む者におおきな宿題を投げつけられたようで、私自身未だ折に触れて読み返してしまう要因かもしれない。

最初、読み通せずに挫折してしまう人も、それだけ読み応えのある作品だと思って、何度かトライしてください。きっとすばらしい作品だと感じ取れるはずです。ところで。単行本も文庫本も今のポップな装幀よりオリジナルの司修氏の暗いイメージのデザインがおすすめです。

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54 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 完璧に語られた不完全性, 2003/5/26
By mbookdiary - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
村上春樹の数ある著作の中で完成度が最も高いのは世間も私も認めるところである。それほどまでに、細部に至るまで精密に計算されつくされている。一章ごとに二つのストーリーがパラレルに展開している。二つの世界は互いに影響しあっている。この二つの物語がつむぎだす緊張感がたまらない。

村上春樹は翻訳家でもある。翻訳というのは一つの物語を頭の中に概念として記録し、それを違う形のものに作り変える仕事である。小説の主人公は頭の中にブラックボックスを持っていてそこで、なにやら作業をする。作業の内容は主人公にもわからない。これは翻訳家である村上春樹だからこそ、思いついた一つの世界認識の方法であるよう気もする。

この作品には考えるべく、問題がたくさんあると思う。しかし、そこを気にしなくても、不思議な冒険物語として気軽に読めるだろう。私は、村上春樹初心者には必ずこの本を進めることにしている。もっとも、読みやすく筆者のテイストも伝わるからだ。村上春樹の最初の一冊に思い悩んでいる人、これから読み始めたらどうですか?

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投稿日: 3か月前 投稿者: 1987

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投稿日: 5か月前 投稿者: sarastro

5つ星のうち 4.0 低俗風。
上巻を読んだだけの時点でのレビュー。
ストーリーの展開の仕方やストーリー自体は、まぁ巧いと思う。
なので、読み易いと言えば読み易い。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: ぐすまるきし

5つ星のうち 2.0 うーん・・・
村上春樹さんの作品を読んだのはこれでまだ2作目です。
フランツ・カフカの作品が好きで、村上春樹さんはカフカに影響を受けた... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 茶葉

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そう言わざるを得ない作品です。

数多くの村上作品を読んできましたが、これを越えるものは恐らくないと思います。... 続きを読む
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