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トーマの心臓 1 (フラワーコミックス)
 
 

トーマの心臓 1 (フラワーコミックス) (新書)

by 萩尾 望都 (著)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

シュロッターベッツギムナジウム(高等中学)の学生トーマが自殺した。彼はその前に友人にあてた一通の手紙を投函していた。受け取ったのは同じギムナジウムで学ぶ、一学年上のユリスモール。手紙は彼にあてた遺書だった。トーマの死は事故として処理された。だが、遺書を読んだユリスモール及び、彼と同室のオスカーのふたりだけが真相を知っていた。トーマはユリスモールを愛していた。彼の心に自分の名前を刻み込むために自殺したのだ。押しつけられたものの重さに苦しめられるユリスモール。そんなある日、トーマに生き写しのエーリクがギムナジウムに転入してきた…。 ●収録作品 トーマの心臓/千本めのピン/とってもしあわせモトちゃん

<ご注意>希少本ですので、「在庫あり」でご注文できる場合、装丁等汚れていることがありますことをご了承ください。在庫がかなり少ないため、交換等も難しくなります。


出版社からのコメント

ドイツの男子高等学校の寮生活の中に起きた波紋は…。透きとおるような愛と友情を描いた感動の長編。

Product Details

  • 新書: 190 pages
  • Publisher: 小学館 (1975/06)
  • ISBN-10: 4091300413
  • ISBN-13: 978-4091300416
  • Release Date: 1975/06
  • Average Customer Review: 5.0 out of 5 stars  See all reviews (3 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #696,817 in 本 (See Bestsellers in 本)

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19 of 26 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 「これが私のバイブル!」と言わせてください。, 2000/12/1
到底、今のお手軽なマンガを読みつけている人にはショッキングでしょう。(作家さんを責めているわけではありませんよ。)これはキリスト教学の書であり、哲学書であり、詩集でもあります。けっして、マンガとは呼ばないでください。私はこれを小2の頃からおよそ20年間、肌身離さず持ち、読み続けています。最初はまったく話の「意味」など解らず、絵に引かれていましたが、自分が誰かを好きになってから初めて、この話の意味が解ってきました。たった3巻の本ですが、内容は重厚で、少年達一人一人の心の動きと成長によって、あなたもまるでクラスメイトのようにして、話を進め、彼らを見守っています。  愛すること、迷うこと、傷つけ傷つけられ、許して行くこと。それらはすべて人の心がそうさせて!いくものであり、そのすべてが愛という形になっているのです。よく、「風と木の詩」と比較されますが、まったく異なるものです。「風」が炎のような愛ならば、「トーマ」は空を写して流れ行く川のような愛です。何度読んでも、その思考の深さを愛の悲しみに涙してふるえてしまいます。うるうる
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16 of 35 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 翼...あげる。ぼくはいらない。, 2007/11/12
By トーマの休日 (兵庫県西宮市) - See all my reviews
本作品は『ポーの一族』に並ぶ超名作で、キリスト教の教義の本質を説くような、あるいはまるで神の高みに近づこうかと言うような、コミック史上、最も崇高な作品です。

作者は本書を執筆した動機について、次のように語っています。
「『トーマの心臓』をかくきっかけとなったものは、ある年の冬にみた『悲しみの天使』という映画です。
これは、フランスの全寮生の男子校の、少年どうしの愛の物語で、年下の方の少年の自殺という事件で、その物語が終わります。
年上の少年は、後悔の涙にむせぶのですが...。
(中略)その結末が納得できません。
もし、年上の方の少年が、年下の方の少年を、ほんとうに愛していたのならば、むしろラスト・シーンから物語を始めたらどうだろう...。
ということで、自殺から始まる物語をかき出したのが、『トーマの心臓』です。」(鈴木志郎康著『萩尾望都マンガの魅力』清山社より)

そうして描かれた本書のテーマは「愛」、そして「許し、許されること」。
その宗教的なテーマについても、作者は上記著書の対談の中で次のように語っています。
「その後イギリスへ旅行して、『ジーザス・クライスト・スーパー・スター』の映画をみました。
これでキリスト教と、宗教の救いについていろいろ考えて、そして、やっと『トーマの心臓』の結末が頭に浮かびました。」

ちょうど「ポー・シリーズ」の前期と後期のはざま、著者の絵が最も繊細だった時期に描かれたこの作品は、幾度繰り返し読んでも心の奥深く刻まれた感動がその都度甦り、決して色褪せることがありません。
表紙のカラーイラストも、フラワーコミックス版全3巻が最高です。

ついでながら、この巻に収載されている『秋の旅』と『小夜の縫うゆかた』は、いずれもポー・シリーズ以外で最も好きな短編です。
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8 of 18 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 風木と並ぶ少女マンガの原点, 2000/11/12
今の萩尾望都を読んでいる方、ぜひ「トーマの心臓」も読みましょう。面白い事に、「11月のギムナジウム」という作品を自分でリメイクしたものが「トーマの心臓」なんです。この2つの作品を読み比べると、この間にどれだけ漫画家として成長したかが歴然とわかります。。。。。ある日シュロッターベッツ(ギムナジウム)に衝撃的なニュースが走った。トーマ・ヴェルナーが事故で死んだというのだ。しかしユーリの元にはトーマからの遺書が送られてきていて。。。。トーマにそっくりの転入生エーリック、そしてオスカー、ギムナジウムの少年達の思春期の心のゆれ動きを繊細に描き出した超大作。。。。。
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