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夏から夏へ (単行本)

佐藤 多佳子 (著)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

日本代表リレーチーム、メダルへの熱き挑戦!
『一瞬の風になれ』で本屋大賞を受賞した著者が、昨年の世界陸上から北京オリンピックまでを日本代表チームに取材し、世界に挑む日本のトップアスリートたちの熱き闘いを描いたノンフィクション。


内容(「BOOK」データベースより)

走れ!!陸上日本代表男子リレーチーム。『一瞬の風になれ』の佐藤多佳子初の書き下ろしノンフィクション。

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21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 筆者の愛があります。, 2008/8/17
アスリートへのインタビュー記事、本で最も大切なのは
インタビュアーのその競技、そのアスリートへの敬意だと思います。
アスリートへの敬意と愛情が深く感じられる本です。
そしてまた、アスリートのエモーショナルな心の揺れがよく捉えられていると思います。
4継で控えだった選手の想い、そしてメンバーからその選手への想い。
ウェットになり過ぎないクールな語り口で紹介されるそのエピソードは
とても心に沁みるストーリーでした。
スポーツを愛する方に是非読んでいただきたい1冊です。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 リレーが好きになる本(歓喜の裏側が見える本), 2008/9/1
By ヒロ (いばらき) - レビューをすべて見る
大阪の世界陸上を走った男子4×100mリレーの4人と控え選手だった1人の5人の、大阪から北京五輪を目指すまでの期間を取材したノンフィクション。
「一瞬の風になれ」で陸上のスプリンターの魅力を紹介した著者の、4×100mへの熱い思い入れがよく伝わる作品。
選手それぞれの学生時代の恩師の話やエピソード、華やかに見える選手の過去の挫折と苦悩、リレーメンバーのお互いをどう思っているか、試合に賭ける想いなどを基本的にはインタビューを通した選手個人の生の会話を通して紹介しているけれど、それぞれを上手に繋ぎ合わせ、最終的にはひとつの物語にまとまっている。
陸上を知っている人はもちろん、これまで興味のなかった人も、この本を読めば絶対にリレーを見る目が変わってくるはず。
北京五輪で見事に彼らは銅メダルを獲得したが、事前にこの本を読んでいたら、感動も違っていたと後悔している。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 アスリート・オブ・ザ・イヤー, 2008/12/22
先日、日本陸連のアスレチック・アワードが開催され、今年活躍した選手たちが表彰されました。アスリート・オブ・ザ・イヤー(素直に「最優秀選手」でいいと思うが・・・)に選出されたのが男子4×100mリレーのメンバーです。塚原・末續・高平・朝原の四人。
これに、リザーブの小島を加えた日本のヨンケーチームを、大阪の世界陸上から北京オリンピック前まで取材したノンフィクションです。筆者はあの「一瞬の風になれ」の佐藤多佳子。北京オリンピック開幕前に出版。
素材は最高、なんたってアスリート・オブ・ザ・イヤーですから。ライターも高校生スプリンターを題材に小説を書いた作家ですから期待が持てました。実際、いろんなエピソードがてんこ盛りで楽しめました。いわゆる「陸上ライター」は、こんなこと書かんだろという家庭の事情とか・・。(^^;;
世界陸上の予選で、アジア新記録を更新したメンバーは、ドーピング検査でホテルに戻るのが遅くなり、近くのファストフードで遅い夕食を食べる。
(以下、引用)
深夜のなか卯は、他の客がいなかった。(中略)
「贅沢しよっか。ねぇ。贅沢」
「ささやかな贅沢だね」
「アジア記録出して、牛丼だもんな」(中略)
若い塚原と高平はやはり興奮していて、レースの話に花を咲かせた。(中略)朝原と末續は聞き手にまわって楽しんでいた。
(引用終了)
なんとも楽しげで、なか卯の店員がうらやましいぞ(笑)。
塚原からバトンを受け取る末續が、塚原を語る。「例えて言えば、原付バイクが全速力でブーンと走ってくる」
その末續からバトンを受け取る高平がリレーを始めた頃を「野球を出来ない人が、キャッチャーをやらされて、150キロのボールを受け取るようだ(中略)末續が迫ってくるのがとにかく恐い」と語っていたり。文章も平易にこなれているのであっという間に読めました。
残念なのは、当然ながら北京のシーンがないこと。尻切れトンボの印象が否めません。(続編が出るのかな)(^^;;
それから作者のミーハーモードが頻繁に出てきて、ちょっとなあと思うこと。そのせいか、全体の印象は単にインタビューをまとめただけで、踏み込み不足というか、取材対象と鋭く切り結んだところがありません。まぁ、普段はバラバラに活動している5人をチームとして取材しているので、ある意味仕方がないのかもしれませんが。陸上ファンなら読んでみて損はないでしょう。ということで星三つ
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