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一言半句の戦場 -もっと、書いた!もっと、しゃべった!
 
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一言半句の戦場 -もっと、書いた!もっと、しゃべった! (単行本)

by 開高 健 (著)
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Product Description

内容紹介

1958年4月の別冊文藝春秋収録「写真の背景」から、長良川の河口堰建設に反対した1989年8月の「小説家は怒っているのである」までの30年間、さまざまな媒体に書き、しゃべった開高健の未収録作品集。知的かつ饒舌なエッセイ、コラム、対談、インタビュー他。加えてユニークな年譜、関係者の思い出も収録。


内容(「BOOK」データベースより)

エッセイ、コラム、聞き書き、インタビュー、対談、座談会、推薦文…。ひとつの時代を築き、忘れがたい哄笑を遺して去った作家、没後20年。蘇る!あのユーモア、切れ味、洞察、人間味。

Product Details

  • 単行本: 592 pages
  • Publisher: 集英社 (2008/5/1)
  • ISBN-10: 4087812774
  • ISBN-13: 978-4087812770
  • Release Date: 2008/5/1
  • Product Dimensions: 8.4 x 5.9 x 1.9 inches
  • Average Customer Review: 4.7 out of 5 stars  See all reviews (3 customer reviews)
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4.0 out of 5 stars 一言半句との格闘人生、開高健は今もおいしい!, 2008/5/9
単行本から、こぼれ落ちた作品群を蒐集し尽くしてある。新聞や雑誌、業界紙やミニコミなど記事をはじめ、広告コピーや帯の一文など、貴重な原稿が収録されている。タイトルの“一言半句”は、所収の『週刊プレイボーイ』に由来が書かれてある。「他人さまの作品を判断するボクの基準は、実に簡単です。とくに新人賞、芥川賞の選考のときもそうだけど、ボクは作品の中に一言半句、鮮烈な文句があればもう充分だというのが私の説やね。一言半句でいいんだ。ところが、これが実にない。数万語費やして一言半句でいいんだ・・・」。言葉の魔術師であり、コピーライターだった若き日より、一言半句に精魂を込め、魔法をかけ続けた文豪だからこそ言える。本書は開高健の普段着の素顔を再発見できる。思えば『裸の王様』で芥川賞を受賞して以来、数多く賞を受賞したが、代表的な文学作品はどれも襟をただして読むべきものばかりだった。本書には一徹な若い頃の作品から、人生の達人として“軽妙洒脱”さを発揮した対談、冒険心を綴った海外ルポなど見逃せない。40年前からのフィッシングの世界秘境旅は、環境破壊の現実に文豪の眼を向かせた。その先見の明と提言にボクは唸った! 本書には“開高健”が凝縮してある。それでいて、手軽に雑誌感覚で読める。小説家・開高健と一味違った側面を切り口にした『饒舌な年譜』は、“開高健”の多芸多才ぶりを解きあかした。“人間・開高健”の輪郭を証言構成した「さまざまな思い出」は、隠れたエピソードを発掘し、多彩な“開高色”が見えてくる。本書を文豪が好きだったワインに例えるならば、没後の長き時間を経過により、十分に発酵・熟成し芳醇な香りがする。時が言葉を磨き、いま蘇る“開高モルト”の未収録味は。時代を超えた鋭ささが光っている。
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3 of 5 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars いまなお多くのファンが…, 2008/7/20
 開高健未発表著作集。対談、小雑誌への小文、新聞広告、他書の推薦文などなど。本の構成、装丁もなかなか重厚な仕上げとなっており、1ファンとしてまずは納得の1冊。彼が逝去して20年近く経つが、ときおり今でも雑誌の特別号が組まれるほど根強いファンを引き付けている作家だ。
 本書を読み、彼が旺盛に活動していた時分を思い出し、しばし懐かしさがこみ上げてきた。
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4 of 8 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 彼はもういない, 2008/7/1
By ヒデボン - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 内容をくだくだ言うことは差し控えたい。件の名文が我々読者をまたまた魅了する。サントリーの名コピーが所々に散りばめられているのが、これまたいい。ひときわでかい活字で活写されているのも、これまたいい。

 お芽子大好き同士で盛り上がる某国VIPとの話、関西人同士が二人集まって行われるのは昔も今も漫才風の対談、小田実、淀川長治、桑原武夫、彼らももういない・・・・

 しかし、開高健という人物は、結構ええ加減で自分勝手な人間だなあという印象も強い。
 (同じネタを何度も違うところで使うし・・・・・。)

 我々は既に開高が1989年、平成の最初の年の12月に既に死んでいるということを知っている、知っていることを前提に単行本等に収録されなかった文書類等々の断片をこのような年代順の形でまとめられたものを読んでいるわけだから、当然の事ながらページが進むにつれて、彼の死に近づく文書に遭遇することになってしまうわけだ、当然のこととわかっているだけに、それが辛い・・・・
 
 この本は、最後の最後は、谷沢永一が締め括ってくれているのが湿っぽくならなくていい。

 

 
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